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SONY製TVのサービスコマンド トピック削除
No.280-TOPIC - 2001/03/10 (土) 19:56:25 - SAM
SONY製テレビで電源のOFFの状態で
リモコンの「画面表示」→「5(チャンネル)」→「音量(+)」→「電源」
でテレビをつけるとサービスコマンド画面が表示され
業務用並みの調整ができる
「1、4」て項目選択、「3、6」で値変更
と聞いたので
所有のDRX7で試してみたところ確かにその
画面が表示されたが下手にいじるとSONYだけに
どうなるか心配なのでそのまま電源をOFF
にして再びONにしたら表示は消えた。
再度やってみたがやはり表示された。
だが3回目以降は何も表示されなくなった。
この操作は何なのか知っている方教えてください。
また上の操作で画面が変になり戻らなくなった
という被害もあるようですので試す方は
最初の状態の数字をメモしておくなど
気をつけてください。

2) 削除/引用
No.280-3 - 2001/03/11 (日) 23:04:32 - きれい撮り
ユーザーによるサービスマンモード使用は必要性がほとんどないと思われます。
製造時に設計者が最適、最良と判断された値に追い込まれて出荷されるのが製品ですの
で、特殊な用途でどうしてもカスタマイズが必要になったシチュエーション以外はさわ
らない方が無難です。調整には信号ジェネレータや各種測定器が不可欠でプロスペック
な精度を要求されます。
ソニーのコマンド8→12は標準ライトで絶対にやってはいけません。標準ライトの元
データは、マスターマイコンをIC製造部署へ発注する段階(時点)でわかっている範
囲の調整値を標準データ格納エリアROMに書き込んだ数値と思われ製造出荷時のデー
タとは大幅に乖離があるのが普通のようです。(マスターマイコンの設計後データは初
期段階で固定されその後ハードやスレーブマイコンの変更により最終最適調整値は逐次
変化して行きます)標準ライトを行うと多くのセットは使い物になりません。標準ライ
トはハードディスクのフォーマット位で決してリカバリーとは思わない方が無難です。
ソニー製テレビはサービスマンモードに入っただけでは実害はありません。
1.4.3.6を動かしても書き込み(MUTE→12)しない限り電源コードを抜け
ば復帰します。3回目以降入り込みが出来ないそうですが、ボタン押すときにインター
バルがあると入られません。早く押せば大丈夫なはずです。

1) 削除/引用
No.280-2 - 2001/03/11 (日) 23:03:47 - きれい撮り
サービスマンモードは、調整用の画面です。
15年位前から採用されだして、現在はほとんどのメーカーが使っているようです。
マイコンIC間のデータ通信制御システムが使われています。
データによる電子ボリューム調整となり、機械的な半固定ボリュームがなくなりました。
昔のテレビは音量ボリュームが回転つまみかスライドつまみでつまみの奥に可変抵抗ボ
リュームがついていました。今はリモコンで音量ボタンを押すと電子ボリュームを調整
しています。サービスマンモードは製造に関わる調整部分も電子式になったわけです。
主な○メリットと×デメリットは次の通りです。
○部品スペース削減
○カーボン半固定ボリュームの経時変化、経年変化、接触不良、断線などのリスク回避
○製造時の調整に関わる工数削減・オートメーション化、個人差によるバラツキ回避
○調整項目の増大化、各種パラメータの設定、入力・画面モード毎の細かい設定、同一
 シャーシのインチ数変更、機能変更への使い回しの自由度
○故障回復時の再調整の簡便性、作業効率の向上
×初期投資が高額(台数の増加とともに吸収が可能)
×静電気、落雷、商用電源の瞬断等によるデータ化けのリスク(ウォッチドックタイ
 マー、強制リフレッシュ、リセットスイッチなどで回避)
×ハードとソフトウエアの構成・連携に依存しバグのリスク
×調整量がステップになり最適調整値がステップ量の中間付近にあると上か下かの2
 者択一となり中間値が出せない。これが製品品質のバラツキになる場合もある。
(ステップ量の細分化で回避、あまり細分化するとデータ管理容量制限で破綻する)