ユーザーによるサービスマンモード使用は必要性がほとんどないと思われます。
製造時に設計者が最適、最良と判断された値に追い込まれて出荷されるのが製品ですの
で、特殊な用途でどうしてもカスタマイズが必要になったシチュエーション以外はさわ
らない方が無難です。調整には信号ジェネレータや各種測定器が不可欠でプロスペック
な精度を要求されます。
ソニーのコマンド8→12は標準ライトで絶対にやってはいけません。標準ライトの元
データは、マスターマイコンをIC製造部署へ発注する段階(時点)でわかっている範
囲の調整値を標準データ格納エリアROMに書き込んだ数値と思われ製造出荷時のデー
タとは大幅に乖離があるのが普通のようです。(マスターマイコンの設計後データは初
期段階で固定されその後ハードやスレーブマイコンの変更により最終最適調整値は逐次
変化して行きます)標準ライトを行うと多くのセットは使い物になりません。標準ライ
トはハードディスクのフォーマット位で決してリカバリーとは思わない方が無難です。
ソニー製テレビはサービスマンモードに入っただけでは実害はありません。
1.4.3.6を動かしても書き込み(MUTE→12)しない限り電源コードを抜け
ば復帰します。3回目以降入り込みが出来ないそうですが、ボタン押すときにインター
バルがあると入られません。早く押せば大丈夫なはずです。 |
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