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投稿者:SSM

みなさんはじめまして。 スピーカーに寿命ってあるのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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投稿者:SUWA.H

まぁ基本的にはあると思いますが、随分長いと思います。私の所有するNS-10Mは16年前に購入したものですがちゃんと鳴りますし。ものによっては使っている素材の関係上寿命が早いようですが……。確かB&WのN803で、そんな不具合の話をこちらの掲示板で拝見しました。あと、スピーカーのエッジ部分(ウーファーの周りの部分とか)がウレタン製のものは劣化しやすいらしいです。最近はウレタン製のものは少ないと思いますが。どうなんでしょうか、みなさま。
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投稿者:穴黒男

エッジの劣化で泣いてます。 20年位前のTANNOYのDEVONという30cm同軸コアキシアル(?)を箱に入れたブックシェルフです。 TEACに電話したら、コーン張り替えで、2本17万と言われました。買った値段より高い(ペア14万)。秋葉のヒノオーディオ(?)というところで、エッジの素材売ってますが、店でやって貰うと、一本3万と広告に書いてありました。素人が素材だけ買って、張り替えることって、できるんでしょうか。便乗質問でスイマセン。
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投稿者:ライダー

穴黒男さん、こんにちは。SPのエッジ劣化とは、一体どうなるのですか?我が家の古いSP達(DS−503,DS−30B,NS−1000M,NS−10M)は、まだ大丈夫のようですが。前の愛車を手放すときに、リアSPを人にあげようと思い外してみたのですが、エッジが脆くなっており、ドライバの先端部分が当たっただけで、ボロボロと崩れ落ちるように穴が開いてしまいました。やはり直射日光の影響で、どんどん劣化が進んでしまったのでしょうね。家庭用SPのエッジも、このような形で劣化するんですか?
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投稿者:いそ

> 家庭用SPのエッジも、このような形で劣化するんですか?

以前使っていたテクニクスのスピーカ(SB-1970?)が、エッジが劣化に遭いました。ウーファーのエッジの部分を指で触っただけで、穴があいてしまう感じでした。捨てるのももったいないので、同じサイズ(25cm)のタンノイ製のユニットを買ってきて自分で交換しました。もちろん、ウレタンエッジでないことを確認して買いました。今は、私の所にありませんが、問題なく動いています。
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投稿者:穴黒男

>ライダーさん こん○○は。

我が家のスピーカーは、大昔に、一生もののつもりで、親を清水の舞台から突き落として、買ったものです。CDプレーヤーは、数年前に買ったPHILIPS CD951(LHHシリーズは高くて買えませんでした)、アンプは、お金がないので、かなり年式の古い国産アンプで、間に合わせてました。当然、これではアンプがネックになり、最終的にいい音は出ません。CDは、PCによるデジタルデータリアルタイム吸い出しで聴く方が、まだましな音なので、ここ4,5年、このシステムは、殆ど使ってませんでした。たまたま知人から、QUADのアンプを安く譲ってもらい、繋げてみると(今時TANNOY+QUADの組み合わせなんてという声が聞こえてきそうですが)、楽器音に倍音成分(おそらく物理的な歪み成分)が盛大にのる、忠実再生指向とは正反対の(私にとっては)いい感じの音で鳴り、これで我が家のTANNOY、PHILIPSも真価を発揮するぞと喜んでました。ところが、ときどき異音が。変だぞと思って、ネットを外してみると、何と、エッジのあちことが、破れ目や穴だらけになっており、廃屋の障子紙状態になってました。ちょっと指を触れただけで、ぼろぼろと崩れ落ちてきます。つい2、3日前に見たときには、(外見上は)異常なかったのに。ちなみにスピーカーに、直射日光は、殆どあてていません。

一時流行した発泡ウレタンのエッジは、経年劣化で、みんなこうなってしまうようです(ただしDEVONのスピーカーがウレタンかどうかは未確認)。苦節20年、ようやく芽が出て、これからという矢先に、ご臨終というのでは、このスピーカーがあまりに不憫でなりません。何とか蘇生手術を施して、せめてあと20年使いたいです。エッジが死んだスピーカーを生きかえらす「定説」をご存じの方、よろしくお願いします。

>同じサイズ (25cm)のタンノイ製のユニットを買ってきて自分で交換しました。

具体的にどうなさったんですか。買ってきて、ボンドかなんかで、貼り付けるだけで良いんですか。作業は簡単ですか。できればこういった点について、詳しく教えて頂けると有り難いんですが。
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投稿者:電ボ

エッジの張り替えですが、残念ながらメーカーに頼む他はないでしょう。 普通のエッジはロールエッジを使ってますので、補修用で売っている鹿皮の フラットエッジなどは音質が変わってしまいますのでやめた方が良いと思います。 振幅などの問題もありますし・・。 しかし、メーカーも古いSPの補修パーツは、あまり残ってないようですね。

SPの寿命の件ですが
ウレタンエッジの劣化、マグネットの減磁などあります。 エッジは、ラバー・コーティング布・ウレタンなどがありますが ウレタンは耐久性に難が・・。一番良いのは、ラバー系ですがコスト高いし。 その他SP破壊の原因は、ボイスコイル・ダンパー・コーン紙の3点指示部の接着剤剥がれ、 ボイスコイルの熱的破壊、ボビンの底あたり等。

ユニット交換の件
SPにはある程度の口径に規格がありまして・・。 4インチ、5・1/4インチ、6・1/2インチ、8インチ、10インチ・・ 特に10インチあたりは、各社近いサイズで作ってますので交換は可能ですが 落とし込み寸法が合わなければダメですね。 さすがにユニット交換は、音が全く変わってしまうのでどうなんでしょ。
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投稿者:いそ

>>同じサイズ (25cm)のタンノイ製のユニットを買ってきて自分で交換しました。

交換したユニットは、ねじ止めされている状態であったので、ねじを外してユニットを取り出しました(線に注意)。取り外したユニットの大きさを調べて、合いそうなものを買ってきました(私が買ったのは、2個で13,000でした)。そして、ネットワークから出ている線を極性を確認してつけます(圧着端子の形状が合わなかったので、はんだ付けしたような?)。後は、元のようにエンクロージャ(箱)に固定して終わりです。
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投稿者:穴黒男

>電ボさん > エッジの張り替えですが、残念ながらメーカーに頼む他はないでしょう。

TEACでは、エッジだけの張り替えはしていない。コーン紙の全面張り替えになる、その費用が2本17万ということでした。この値段なら、もう少しで中古のスターリングが買えてしまいます。私には、この選択肢は、ないも同然です。 残された選択肢は、

1市販のエッジ補修部品を買ってきて自分で補修する。 2店に補修を依頼する。 3補修は諦めて、補修にかかる費用で買えそうな、MERCURY m2あたりを買う。 ということになります。

1と2で、仕上がりにどれくらいの差がでるのかわからない。 2の場合、オーディオ雑誌の広告を見ると、補修を引き受けてくれるところが、何軒かあるようですが、そのうちのどこにすれば良いのかわからない。 3では、音がどのくらいグレードダウンするか分からない(グレードアップってことも、もしかするとあるかも知れませんが)。 こういう点で悩んでいるわけです。 いずれの場合も、おっしゃるように音が変わってしまうことは避けられそうもありません。

>いそさん
やはり最悪の場合、ハンダ付け作業が必要になるんですね。 慣れている人には簡単な作業だと思いますが、私には、ちょっと敷居が高い感じです。うーむ。

>お二方
結局、廃棄処分にはしたくないので、だめもとで、1と2のどちらかに決めることになると思います。アドバイスを頂き、ありがとうございました。
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投稿者:TIGRE

こんにちはSSMさん

やっぱり寿命はエッジからくるケースが多いみたいですね。 ただ、私の場合は中のネットワークが駄目になったことがありました。 いずれにしても15年くらいは大丈夫と思いますが、それ以上経過したものは、中古品には手を出さないようにしてます。 (私が勝手にそう判断してるだけです)

穴黒男さん
修理されるなら、http://www.audiolab.co.jp/ に一度問い合わせされたらいいと思います。見積もりだけでも。 山形の会社ですけど、とても評判いいらしいですよ。タンノイの修理も得意みたいです。 修理でしたら、こういうページを参考にどうぞ。http://jan-wc.jan.ne.jp/~mu-papa/audio/edgerepea/edge.htm でも、DEVONなら、きちんとやってもらう方が値打ち高いかも。
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投稿者:穴黒男

私の最初の書き込みに、変な表現がありますね。「同軸コアキシアル」だって。これじゃ同語反復ですね。お恥ずかしい。「同軸2WAYユニット」に置き換えて、読んで下さい。>皆様

>TIGREさん
 山形のお店のHP見てきました。TANNOYのHPDシリーズユニットのエッジ補修を積極的に請け負っている店って、意外に多いですね。それだけ補修して使い続けている人が多いということなので、私には心強い思いです。ここは、オリジナルの音を損なわないために、あえてウレタンを使うというコンセプトの補修のようですね。セーム皮を使う補修の音質アップという触れ込みに、多少不安を感じている私には、心動かされるものがありました。ただ同時にウレタンだとすると、また10年後にぼろぼろにという懸念も持ちました。まあでも後10年もてば、むしろ上出来とも考えられるので、ここに依頼することも、有力な選択肢の一つに加えて、検討することにします。むーぱぱさんとおっしゃる方のHPも拝見しましたが、補修の行程について、写真入りで詳しく紹介されていて、大いに参考になりました。有益な情報、ありがとうございました。

>ライダーさん
NS−1000Mの劣化についての情報が、上記のお店のHPにあるのを発見しました。一度ご覧になるのもよろしいかと思います。
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投稿者:maru 電ボさま。 >マグネットの減磁などあります。 とありますが、ほんとですか? 今日、永久磁石型MRIの人か来ていて、一般の磁石の寿命のことをきいたら、その技術の人は100年以上と断言してましたが?
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投稿者:yamamoto

元ネタと離れていっていますが、大昔の記憶をサックと掘り起こせば、 スピーカーのマグネットの減磁は過大入力が有ったときにおきますが、誤ってボリュウムが最大で信号を入れたりしない限りおきませんが、実際その前にボイスコイルが焼けてしまうかもしれません。マグネットの保磁力が減磁に対する抵抗力になりますが、アルニコが一番低かったような記憶が有りますが、実際に減磁のためにスピーカーが駄目になったという話しは見たことも聞いたこともありません。もしかしたらPA(SR)の現場では起きているかもしれません。
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投稿者:穴黒男

エッジ補修の関係で、見回ったお店の中に、再着磁サービスというのをやっているところがありました。 http://www.soundden.com/ 機械的なことについては、全然知識がないので、実際どれくらいの効果があるのか見当もつきません。やってみた方の経験談を窺いたいものです。
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投稿者:電ボ

減磁の件
減磁するのは保持力(H)の小さいアルニコ系マグネットです。 といっても10年とか長い期間での話で、減磁してきても多少音が 柔らかくなった程度のことで分からない人には気づく事もないと思います。 最近の希土類系マグネットでは、まず発生しません。

低温減磁の件
フェライトマグネットでは、−20度以下になったものを 常温に戻しても元の磁束密度に戻らず減磁してしまいます。