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CDはなぜ定価販売なのか

0 名前:ノッティンガム 投稿日:2002/05/23(Thu) 13:05
はじめまして
タイトルのとおりなのですが、DVDは20%offとかで販売してるのに
どうして音楽CDはほとんどの店で定価販売なのですか?
店によってはポイント還元とかありますが、必ずしもそこでしか
買わないわけじゃないから意味がない。
ただ、自分は秋葉原のある店で、新譜でも10%offで売ってるので
そこでよく買うんですが近くないので行くのがめんどくさいです。

値引き販売してはいけないなにか規制でもあるんでしょうか?

P.S.そもそも日本で発売されるCDは高いですよね。
自分は洋楽しか聴かないんですが、輸入版がある場合必ずそっちを
買います。たいてい2割くらい安いからです。



1 名前:まずまずBSデジタル 投稿日:2002/05/23(Thu) 13:59
Googleで「邦楽CDの価格設定」を検索すると、「著作物に係る再販売価格維持制度」というのがヒットします。この辺が怪しいのでは...

2 名前:モノ 投稿日:2002/05/23(Thu) 20:39
再販売制度は無くならないのでしょうか?

誰かオイシイ思いをしている人や所があるような・・・

音楽文化も大切ですが、国際水準まで定価の値下げをしても良いように感じます。
国際水準の価格は分かりませんが・・・同じならば問題には成らないと思います。


3 名前:たなべ 投稿日:2002/05/23(Thu) 21:09
一応2年間ですね。
でも、量販店は値引きしてますよ。
主なところでは、ヨドバシ、ビック、ニノミヤ。
逆に地方でもある程度購入できるのは再販制度のおかげなんですが。


4 名前:HMV 投稿日:2002/05/23(Thu) 21:52
都心のビックは確か10%値引とポイント還元をしてますが、ヨドバシは定価販売にポイント還元です。
地方の支店はわかりませんが。
それよりも洋楽レンタルは1年経たないとされませんがたまに1週間や2週間でされるものもあります。
ブリトニスピアーズーやバックストリートボーイズなんかがそうだったかな?
どうして早くレンタルされるのかご存知の方いらっしゃいますか?

5 名前:たなべ 投稿日:2002/05/23(Thu) 23:30
すみません、そうでしたっけ>ヨドバシ
大阪のヨドバシもビックも品揃えがよろしくなかったので利用してないっす。
ディスクプラザは15%OFFですね。
昔はディスクピアが割引券を大量にばらまいていたけど、
(2800円のCD買ったら、300円分の割引券 + (50/500/2000)円割引券(抽選) + 期間限定100円割引券2枚 + 1%ポイント還元(1ポイント1円から5円) + あまった販売促進景品
だったんで、ほとんどディスクピア利用だったけど、
ビック進出で10%ポイント還元のみというサービスダウンをしちゃいました。
品揃えはビックと比べ物にならないけど、以前よりは悪くなった気がする。


6 名前:nsr 投稿日:2002/05/23(Thu) 23:30
最近洋版を買う機会が多いのですが、一枚2400円とか、安いと1800円とか
ですね。で、今まで聞いた邦楽のどのCDより音が良かったり。
そのCDって、たぶん全世界で言っても、モー娘。あたりより遙かに
売れてないと思うのですけど、メーカーの説明の「プロモ費はかかる
し洋楽に較べて数が出ない、だから高い」というのを聞くと、あんたが
努力してないだけじゃないの?と思いたくなります。
また、TVでCDのプロモーション費の比較をやってたときに、前出の
モー娘。で1千万ぐらいが、マイケル・ジャクソンあたりは数十億
かけてるとかいうのがありました。
売れる枚数が2桁違うとは思えないのですけどね(^^;)
差額は何処に行ったのでしょうか。

基本的にこういうコンテンツ物はアーチスト的に見れば独占なので、
値段が下がる要素が無いんでしょう。そういう無競争体質なので、
コピーされれは消費者に明らかに不便を与えるプロテクトを安易に
かけたりする。
もしAVEXと東芝EMIで宇多田の同じ曲を発売したら、誰もAVEXは買わ
ないと思いますが....
そういう想像力が欠如してるんではないでしょうか。

乱文失礼しました。

7 名前:ayu-rina 投稿日:2002/05/23(Thu) 23:40
なにか素敵な得点がない限り、渋谷のビックカメラで買っています。
ほかの店と同様前日に入荷するし、10%OFFで更に10%ポイントが
つくのでほかの店では買う気がしません。

8 名前:モノ 投稿日:2002/05/24(Fri) 00:10
2年で規制期限が外れるのですか、残念ながら半額に成っているのとか見たこと無いです。
新製品の値引きも10〜15パーセントまでと言うのが最大の様な感じですね。

グローバル化の時代にこの再販売制度と言うシステムは、少しは見なおしをした方が良いと思います。
CDが売れなくなってきたと言うのはこの辺りが原因だと思います。
レンタルと言うシステムを禁止にしてセルソフトを半額〜3分の1にしても良いのではないでしょうか

コピープロテクトどこのハードメーカーさんも対応しないような様ですが、
CD規格外の物なのでもしかして再販制には当てはまらない??
安売り自由の裏技だったりして・・・
再生できるか分からないリスクが高いディスクは半額程度で無いと売れないような

9 名前:さーら 投稿日:2002/05/24(Fri) 00:17
「再販売価格維持制度」は流通のいい地域では害でしかないですが
本来は「流通の悪い地域で販売するからと言って、流通経費などを上乗せした
高い価格で売ってはならない」っていう意味です。

もっとも今のように全国津々浦々宅配便が届く時代には合わないように
思いますが。

10 名前:モノ 投稿日:2002/05/24(Fri) 00:50
そう言う事もあるのですか、郵便料金の全国同じ価格と言うのと同じと言う事に似ていますね。
郵便の方は自由化の流れの様ですが、CDや書籍の方も是非お願いしたい所です。
仰る様に通販が出来るので時代に成っているのでシステムが合わなくなっている様に感じます。
店頭で試し聴きでも出来る差別化があるのならともかく、そのようなサービスが無いならば通販で良い様に思います。
地域の小売業者を守ると言う意味合いもあるのかもしれないですね。
行き過ぎの競争はまずいのかもしれませんが、
段階的ならば自由化しても良い様に思いますが、誰が反対しているのでしょう
低価格にして儲けが出たと言うのは牛丼とかハンバーガーとかありましたが、
売上アップやコピー防止策よりも有効な手かもしれません。

アメリカはこう言う所へはクレーム付けてくれないかと期待したいです。
洋楽だけ1年待たないと行けないレンタルシステムは不思議ですね。
日本のソフトもその様にしたらきっとセルCDの売上が上がると思いますが、
レンタルで売上の一部やCD価格の維持や不法コピーを無くすと言う側面もあるのかもしれませんね。

私は最近中古の安いCDばかり購入しているので、新品は高く感じてしまいなかなか買えません。
100円アルバムでも探せば良い物も結構あり、また色々な音楽へもチャレンジしやすいです。
知らなかった音楽に手軽に出会え高音質で手に入れられるのは中古が一番かもしれません。

11 名前:ayu-rina 投稿日:2002/05/24(Fri) 02:34
ディスカウントショップの在庫処分などで
新品が安く売られてる場合はありますよ。
有楽町のビックカメラに以前1280円で
モーニング娘。や河村隆一などです。

12 名前:わしです 投稿日:2002/05/24(Fri) 05:43
30年以上前から言われていることです。
最近発表された納税額の長者番付を見てわかるとおり、小娘たちを集めて一儲け企む輩がはびこっているからです。
レコード会社、所属事務所、さらに個人事務所もあってお金が無駄なところを通り過ぎる。
とにかく値付けが高すぎる。
2曲しか入っていない、そもそも1曲だけのために買うCDシングルが1000円以上もするのは不当に高いとしか言えないでしょう。
安くすれば数が売れる→コピーする人もいない。
この良循環を実施してくれる会社はないのだろうか....


13 名前:太田 投稿日:2002/05/24(Fri) 11:44
 1・2年ほど前に公正取引委員会か何かの会合で「CDは再販商品ではない」という
明確な定義がされたんじゃ? レーベル各社は「アナログレコードが再販商品
だったのだから、当然CDも再販が維持されるべき」と猛反発したけれど、委員会が
突っぱね通したかと。だから厳密には「定価」とは書いてなくて「希望小売価格」
または価格だけで但し書きが何もない、という表記になってると思います
(「定価」ってコトバは本来、値引きが法的に規制されている再販商品だけに
使えるもの)。
# でも価格統制は続いてますね。

14 名前:ノッティンガム 投稿日:2002/05/24(Fri) 12:31
皆さんありがとうございます。
非常に役に立ちました。
まあ、JPOPには興味ないんで、CDシングルとか買わないのでいいんですが、
たまにサントラでほしいやつとか日本版しかない場合困りますね。高くて。

そうですか、ビック安いんですか、今度行ってみよう。
あと、ネット通販で新譜が安いところないですかね?なかなか見つからなくて

15 名前:たなべ 投稿日:2002/05/24(Fri) 14:39
定番でNINJA RECORDSが15%OFF。
私はDV専用で利用してるんですが。


16 名前:愛媛 投稿日:2002/05/25(Sat) 04:39
モノさん、郵便自由化と言われていますが、それでもCDの流通の方がまだ自由ですよ。
CDは定価で販売しなければいけないわけではないので。

17 名前:モノ 投稿日:2002/05/25(Sat) 16:59
色々とありがとうございます。
CDは再販商品ではなかったのですか、CDは意外と自由なのですね。
揃って値引きも15パーセントまでとそれを感じられない所に問題があると思います。
CDのメーカーの価格規制や圧力みたいな物があるのかと感じてしまいます。

自由競争できる商品なのに、あまり問題化しないと言うのは、
高いと思っている方が居ないのか、諦めているのか、
このままではこの統制のような価格体系が維持されてしまうと思います。

公正取引委員会さんに頑張って欲しいです。

18 名前:愛媛 投稿日:2002/05/26(Sun) 00:24
私はCD店で働いたことがないので、詳しくは分かりませんが、CDの値引き率が
低いのは単純に仕入れ時の値段がそれだけ高いからではないでしょうか。本に割引
が殆どないのも、再販制の問題もありますが、定価で販売しても利益が余り出ない
ことが大きな原因です。CDの値段に関して言うと私は割引率より、元々の定価に
差がないことが気になります。普通のアルバムとベストアルバムとが同じ値段とい
うのは(色々な意味で)納得がいきません。同じ定価販売の本は値段がバラバラ
ですよね。

19 名前:モノ 投稿日:2002/05/26(Sun) 01:01
値引き出来ないのは販売店の取り分が少ないのですか、
レコード会社の出荷価格が高すぎると言う事なのでしょうか
横並びの価格体系と言うのは変ですよね。値引率も横並びで、
レコード会社さんは、宣伝はしなくて良いので安くして下さい。
本当に良い曲はきっと宣伝無しにでも売れると思います。

CDのアルバム1枚の定価が1800円くらいだったら値引きは必要ないかもしれませんね。
いきなり安くは出来ないと思うので毎年定価の1割づつ下げていくなどして対応して欲しいです。

やっぱり最後の頼みは公正取引委員会さんですね。


20 名前:愛媛 投稿日:2002/05/26(Sun) 02:14
要するに音楽業界がきわめて保守的で、同じような売り方しかできないから値段が
横並びになるんでしょうね。勿論、私の推測に過ぎませんが。CDのケースや歌詞
カードなどに広告を掲載するだけでも少しは安くなると思うんですが。

公正取引委員会って、当てになるんでしょうかねえ。私は疑っています。

21 名前:たなべ 投稿日:2002/05/26(Sun) 11:43
なんちゃってCDを導入したり、
いまさらレンタルを通り越して中古CDに噛み付いたり、
映画や本は1回見たらおしまいと暴言吐きまくりのこの業界に期待はできませんよ。

再販制度じゃなくても価格横並びの他の例ではゲーム機がありますね。


22 名前:Luxo Jr. 投稿日:2002/05/26(Sun) 16:49
CDは再販商品ではないですが、販売店から見た場合、バックカタログがコンスタントに
売れ続ける洋楽と違って、邦楽CDは流行っている時に売り切ってしまわないと
単なる不良在庫になってしまいます。売れ残った商品を返品できるような制度でないと、
販売店も発注が慎重になり、ひいては売上全体に影響を及ぼします。
そこで販売店は、卸問屋との契約で値引きをしない代わりに返品できるようにして
代替発注をするという、再販制度を踏襲した仕組みになっているんだと思います。

テレビや雑誌などでCD売上ランキングなどという物をよくやっていますが、
これは実際に売上げた枚数ではなく、単に出荷した枚数にすぎません。
CDはパッケージコストが安いため、レコード会社は実際に売り上げる見込みが
ないほど大量のCDをプレスし、小売店へ出荷します。この出荷枚数がチャートの
売上ランキングになり、見た目上は数百万枚というミリオンセラーを記録しても、
その実態は、多くのCDが返品され粉砕処分となります。
もちろん、これらにかかる費用もCDの価格に含まれる訳です。

業界の仕組みそのものが消費者不在の寄り合い体質というのは、
なにもこの業界だけではないと思いますが、音楽を文化として考えた場合、
なにか悲しい気持ちにさせられます。

23 名前: 投稿日:2002/05/27(Mon) 22:44
> 8 名前:モノ 投稿日:2002/05/24(Fri) 00:10
> グローバル化の時代にこの再販売制度と言うシステムは、少しは見なおしをした方が良いと思います。

 昨年「著作物再販制度の見直しに関する検討状況及び意見照会について」で
見直してきた結果が以下のとおりのようです。著作物再販制度じたいは、ドイツ、
フランス、ノルウェー、オランダなどにもあります。
 というか、なぜグローバル化と再販制度が結びつく?

>
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/01.march/010323.pdf
>
> 著作物再販制度の取扱いについて
> 平成13 年3 月23 日
> 公正取引委員会

> 著作物再販制度を廃止することは行わず,当面同制度を存置することが
> 相当であると考える。

> 著作物再販制度の対象となる著作物の範囲については,従来から公正取引委員会
> が解釈・運用してきた6 品目(書籍・雑誌,新聞及びレコード盤・
> 音楽用テープ・音楽用CD )に限ることとする。


> 10 名前:モノ 投稿日:2002/05/24(Fri) 00:50
> アメリカはこう言う所へはクレーム付けてくれないかと期待したいです。
> 洋楽だけ1年待たないと行けないレンタルシステムは不思議ですね。

 これは米国のメジャー・レコード会社がレンタル反対だからですね。米国に
レンタルCD店は存在しませんから。それにしても一年は長いです。制度制定当時
は日本側ももっと短くならないかと交渉していた記憶があります。結局、米国は
一歩もひかなかった…。

 私は米国のようにセルCDは安いがレンタルCDは無し、よりも日本のように
レンタルCDが気軽に安価に借りられる方が良いな。


> 22 名前:Luxo Jr. 投稿日:2002/05/26(Sun) 16:49
> テレビや雑誌などでCD売上ランキングなどという物をよくやっていますが、
> これは実際に売上げた枚数ではなく、単に出荷した枚数にすぎません。

 どのランキングでしょうか、出荷枚数でのランキングって?

 ところで、いつもいつもいつも思うことですが、調べれば分かることを
調べずになぜえんえんと議論するのでしょうか?


24 名前:呆れた 投稿日:2002/05/28(Tue) 15:17
>13 名前:太田 投稿日:2002/05/24(Fri) 11:44
> 1・2年ほど前に公正取引委員会か何かの会合で「CDは再販商品ではない」という
>明確な定義がされたんじゃ? レーベル各社は「アナログレコードが再販商品
>だったのだから、当然CDも再販が維持されるべき」と猛反発したけれど、委員会が
>突っぱね通したかと。だから厳密には「定価」とは書いてなくて「希望小売価格」
>または価格だけで但し書きが何もない、という表記になってると思います
>(「定価」ってコトバは本来、値引きが法的に規制されている再販商品だけに
>使えるもの)。
># でも価格統制は続いてますね。

この書き込み以降、音楽CDが再販指定商品でないという前提で議論が進行している様は
傍から見ていて微笑ましいですね(笑)。デマや誤解ってこうやって拡散していくんでしょうね。

>やっぱり最後の頼みは公正取引委員会さんですね。

>公正取引委員会って、当てになるんでしょうかねえ。私は疑っています。

というか、再販制度というのはちゃんと公正取引委員会が公認している独占禁止法の
適用除外措置なんですけど。

独占禁止法 23条
http://www.houko.com/00/01/S22/054.HTM#s6
>この法律の規定は、公正取引委員会の指定する商品であつて、その品質が一様で
>あることを容易に識別することができるものを生産し、又は販売する事業者が、
>当該商品の販売の相手方たる事業者とその商品の再販売価格(その相手方たる
>事業者又はその相手方たる事業者の販売する当該商品を買い受けて販売する事業者が
>その商品を販売する価格をいう。以下同じ。)を決定し、これを維持するためにする
>正当な行為については、これを適用しない。ただし、当該行為が一般消費者の利益を
>不当に害することとなる場合及びその商品を販売する事業者がする行為にあつては
>その商品を生産する事業者の意に反してする場合は、この限りでない。

平成9年度公正取引委員会年次報告について 13 再販適用除外制度
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/98.november/98111001.html
> また,著作物再販制度については,当委員会は,「再販問題検討のための政府
>規制等と競争政策に関する研究会」における検討結果を踏まえ,平成10年3月31日,
>著作物(書籍・雑誌,新聞,レコード盤・音楽用テープ・音楽用CD)の再販売価格
>維持制度について,(1)競争政策の観点からは廃止の方向で検討されるべきもので
>あるが,文化の振興・普及と関係する面もあるとの指摘もあることから,これを
>廃止した場合の影響について配慮しつつ引き続き検討し,一定期間経過後に制度
>自体の存廃について結論を得ることが適当,(2)対象品目を書籍・雑誌,新聞,
>レコード盤・音楽用テープ・音楽用CDに限定して解釈・運用,(3)流通取引上の弊害に
>ついて迅速かつ的確に是正を図っていくため所要の取組を実施,との結論を得ている。

25 名前:モノ 投稿日:2002/05/29(Wed) 19:04
ありがとうございました。
色々な事があって高いのが分かりました、再販制もあるのですね。
早く海外の様に自由化されて安くなってくれると嬉しいです。

26 名前:モノ 投稿日:2002/05/30(Thu) 06:43
色々な事が
ttp://natto.2ch.net/test/read.cgi/av/1016433216/

27 名前:呆れた 投稿日:2002/05/30(Thu) 14:04
>25 名前:モノ 投稿日:2002/05/29(Wed) 19:04
>早く海外の様に自由化されて安くなってくれると嬉しいです。

いわゆる欧米先進国で再販制度が存在しないのはせいぜいアメリカくらいのものです。
ヨーロッパは殆どの国が再販制度を維持していますし、ドイツに至っては連邦裁判所が
CD−ROMにも再販制度が適用されるとの判例を提示したほどです。

音楽CDの価格が高い理由として再販制度を挙げる人がよくいますが、この問題に
明るい専門の学者などは都市に比べると販売店間の競争が激しくない地方部では
むしろ現状よりも価格が高騰する可能性や、レコード会社の出荷CDのラインアップが
手っ取り早く利益を確保できる「売れ筋」に偏ってしまうなどの弊害を指摘し、
再販廃止によってCDの価格が下がるという再販廃止論に疑問符を投げ掛けている
人も少なくないようです。

国内盤が輸入盤より安価な理由としては近年の円高傾向という側面もあると思います。

CDの販売価格の低下は結構なことですが、こうした問題は単なる資本主義的な
市場至上主義のみならず、文化振興など複合的観点からの議論が不可欠だと思います。

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