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アナログとモノナル

0 名前:naoki 投稿日:2002/05/23(Thu) 23:37
すごい単純な質問なのですが、
アナログとモノナルとはどう違うのでしょうか?
イマイチ区別つかないんです。
ラジオでも今日電機屋で見てきたんですけど、アナログと
ステレオとがありまして、ステレオの方はイヤホンが2個
付いてました。
もしよろしければどういう意味なのが教えていただきたいのですが。

1 名前:愛媛 投稿日:2002/05/24(Fri) 00:22
モノナルではなく、モノラルのことですね。アナログとモノラルとには何の関係も
ありません。アナログと対になるのはデジタルで、モノラルと対になるのがステレ
オです。アナログは量を意味し、デジタルは数を意味するのですが、この説明では
分かりませんか?

ご質問から推察するに、モノラルとステレオの方が重要なようなのでそちらの説明
に移ります。ステレオとは立体のことです。複数のマイクを使用し、音が立体的に、
つまり普段私たちが音を聞いているのと近い状態で放送されている音を聞けるよう
にしたのがステレオラジオです。一方、モノラル放送では音が立体的ではないので、
マイクが最低1本あれば足りますし、したがってスピーカーやイヤホンは1個で済み
ます。ステレオのラジオにイヤホンが2個付いていた理由はもう、お分かりですよね
(ステレオの場合、イヤホンと呼ぶより、インナーホンと呼ぶ場合の方が多いと思
います)。

2 名前:ZOMY 投稿日:2002/05/24(Fri) 00:23
まずは用語からなのですが、”アナログ”に対して反対を意味する言葉に”デジタル”
言葉があります。また、タイトルで「モノナル」と書かれていますが一般的には「モノラル」
が正しいです。そのモノラルにたいする反対(オーディオ一般)はステレオになります。
 ラジオついて考えた場合、AMまたはFMにしても放送方式はアナログです。しかし、放送を
選局する方法としては、ダイヤル式(アナログ的な方法)とPLLシンセサイザー回路を
使った、デジタル式(周波数がデジタルで表示される)があります。
 あと、音声については放送局が送ってくる電波にステレオ放送とモノラル放送があります。
FM放送はNHKがニュースする以外はほとんどすべてステレオです。AM放送にも
ステレオ放送がありますが、ラジオがそれに対応していないとステレオでは聞けません。
ステレオは耳の右と左にそれぞれ違った音(時間的な遅れや音の大きさの差)を送ることで
立体的な音声(音響)になります。

3 名前:D-VHSの虜 投稿日:2002/05/29(Wed) 06:20
とりあえず、モノラルヘッドフォン(モノラルイヤフォン)より、
ステレオヘッドフォン(ステレオイヤフォン)を、
買っとけ、と言うことです。
(ヘッドフォンとは、頭の上に掛ける(着ける)タイプで、
イヤフォンとは、一般的に、耳の中に押し込むタイプの物です。)

4 名前:-SHU- 投稿日:2002/05/29(Wed) 08:58
  率直なところ,この質問は「トヨタと原付は違うのでしょうか」というような
もので,ちょっと回答に苦しみますね。

 用語の定義としましては,
ステレオ stereo(phonic) 立体音響(の),つまり,2個のマイクで音源を
録音し,2台のスピーカーで再生するもの
モノラル monaural 単聴の,つまり,1個のマイクで音源を録音し,1台のス
ピーカーで再生するもの
となります。
 録音信号は,音の高さ(周波数)と音の強さ(音量レベル)で記録されますか
ら,モノラル録音は録音された音の高さと強さがそのまま再現されるだけですが,
ステレオ録音は,左右の音の差成分も再現されることになります。このことが,
再生音に広がりや深みを与えます。
 したがって,ステレオの方が進歩した録音・再生方式になりますが,単純に考
えるとモノラルの2倍の資源を要求するわけなので,機器のスペックがこれに追
いつくまでは一般的ではありませんでした。レコード録音の多くがステレオ方式
に切り替えられたのが1950年代後半,家庭用の再生装置の多くがステレオ方式に
なったのが1960年代中頃ですね。なお,ステレオ再生機では,モノラルを再生す
ることもできます(左右両チャンネルで同一信号を再生する)。

 デジタルとアナログの区別は,ステレオ,モノラルに関わりない録音の方法そ
のものの区別で,
アナログ analog(e) 類似のもの つまり,音波を連続波の形で録音・再生する
方式(LPレコード,カセットテープなど)
デジタル digital 指,鍵盤,数字の つまり,音波をいったん周波数と音量レ
ベルに応じた符号に変換して録音し,これを逆変換して再生する方式(DAT,
MD,CDなど)
となります。
 原理的には優劣はないはずですが,デジタル方式は,ダビングを繰り返しても
品質の劣化がごく少ないという特長があります(符号が読み取られればもとの信
号を復元できるため)。しかし,デジタル方式では実用的な品質で録音・再生す
るには極めて多量の符号を扱う必要があるので,歴史的にはアナログ方式が先行
し,デジタル録音がレコード録音に使われるようになったのは1970年代後半にな
ってからです。再生機器としても,CDやMDが一般化したのはここ20年以内の
ことですね。

 あとは,ステレオの入門書などで勉強されることを望みます。


5 名前:D-VHSの虜 投稿日:2002/06/03(Mon) 05:44
実物を触った事はあるけどアナログレコードをあまり知らないピッチピチ〜の16才です。
初心者掲示板なので、くだらないことを書きますが、以前、レコードのジャケットに
ステレオと書いてあるのを見たことがありますが、レコードってステレオですか?(爆)
モノラルだったら針が1本で済むけどステレオだったら針が2本要ると思うけど、
レコードって手で針をのせるから(一部電動あり?)L/R逆になったりしないのかな?
どうなんでしょう?このトンチンカン!?なデジタル世代の人に御説明してください。

6 名前:-SHU- 投稿日:2002/06/04(Tue) 05:54
 LPレコード(EPレコードも同じ)にはステレオとモノラルのものがありますが,
普通に出回っているものは,特にステレオ盤時代よりも前に製造されたものでない限り,
通常はステレオのカッティングマシンで制作されています(つまり,モノラルLPは両
チャンネル同一信号)。ですから,ステレオレコードで説明しますと,ステレオ盤の音
溝は45度の角度が付いたV字型になっておりますから,1個の針先で斜め上方45度の振
動を2個取り出すことができるわけです。原理的には,それぞれの振動は干渉しない(
互いに90度の向きを持つから)ので,完全に独立した左右信号が取り出せるわけです。


7 名前:D-VHSの虜 投稿日:2002/06/04(Tue) 06:33
うお〜〜〜なるほど!(感動)
よく出来てますね。

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