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音のいいお気に入りのCD教えてください(classic編) スレッド削除
No.20-1 - 2001/03/01 (木) 12:28:52 - bebe
別スレッドでPOPS編を立ち上げさせていただきましたが、クラッシック編としても情報をお願いします
 

こうもりは? 削除/引用
No.20-61 - 2005/01/07 (金) 01:50:07 - とも
教えてください。 シトラウスのオペレッタ こうもり の音のよいCDはどこの版でしょうか? 序曲だけではなくフルがいいのですが・・・大晦日ににウーインのオペラ座で聴いてよかったので・・ってウソですけど よろしくお願いします。DVDでもいいです。

それは残念ですね 削除/引用
No.20-60 - 2004/10/04 (月) 03:44:14 - maidomaido
てけさん、こんばんは。
亀レスですんまへん。

品切れだったのですか。それは残念ですね。
まあ、カラヤンやバーンスタインなら、いずれ再発売されるでしょうけれど。最近では、フリッチャイとか、ジュリアス・カッチェンの録音とかがシリーズで復活していますし。

フリッチャイのベートーヴェンの「第9」はいいですね。フィッシャー・ディスカウが歌っているのも、うれしいですし。
それから、最近、カッチェンの演奏にハマっているんですよ。ブラームスもベートーヴェンもリストも、独特の濃い世界ですね。技巧の素晴らしさ、表現が実に豊かで、泣かせますね。
http://www.universal-music.co.jp/classics/release/manthly/new0409.html
http://www.universal-music.co.jp/classics/release/newrelease0410.html

sony時代のバーンスタインは、BERNSTEIN CENTURYというシリーズで、かなりのものが揃いますね。
ただし、HMVもTOWERも、どちらも欠品がありますから、補完しないといけないのが不便ですけれど。それに、最近、売価が上がったみたいですね。ユーロが強いからでしょうか。
http://www.sonyclassical.com/music/bernstein_idx.html

それから、20-55でご紹介したallclassical.comがリンク切れになっていまいましたが、これは、下記アドレスに変更になって、ジャンルが拡大されています。検索にたいへん便利なので。
http://www.allmusic.com

カラヤンのブルックナー全集は、私もこの夏、買っちゃいました(爆)。すでに、ヨッフムの新旧全集、ギャンター・ヴァントのもの(何回も録音しているので、揃えるのがたいへんでした)、チェリビダッケのDGGとEMIのセット、スクロヴァチェフスキー、ハイティンクとか、いっぱいあるんですけれど。おかげで、かなりの金欠状態です

バーンスタインのフランク交響曲ニ短調は「在庫切れ」でした 削除/引用
No.20-58 - 2004/08/28 (土) 11:56:10 - てけ
maidomaidoさん、こんにちわ。
バーンスタイン/フランス国立管弦楽団の「フランク・交響曲ニ短調」は、残念ながら、「Amazon.co.jpの在庫管理ミスにより品切れだった」ということで入手できませんでした。20年ほど前に買ったCDのデジタルデータをパソコンにバックアップ(2箇所ほどノイズが乗ったまま)してあるので、気長に中古品かリマスター版を探そうと考えています。
ところで、私もこの道(道楽?)にハマりかけています。HMVでカラヤンのブルックナー交響曲全集(CD9枚組)を買ってしもた。

フランク交響曲ニ短調 削除/引用
No.20-57 - 2004/08/28 (土) 01:30:57 - maidomaido
てけさん、こんばんは

レスが遅くなってしまい、申し訳ありません。
ところで、バーンスタイン/フランス国立管弦楽団による「フランク・交響曲ニ短調」の件ですが、ユニバーサルクラシックの国内盤(1998年リリース)を、その後、てけさんは無事に入手されたのでしょうか?

私は幸運にも、大阪市内の中古CD店で、輸入盤の中古を見つけることができ、それを入手しました。品番は445512−2で、これは、1995年に発売されたもののようで、ルーセルの交響曲3番とカップリングされています。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000001GND/qid=1093621351/sr=1-646/ref=sr_1_646/103-2769181-6037403?v=glance&s=classical

私はリリース当初の盤を未聴ですので、残念ながら比較することができません。リマスターされているのかどうかも?です。
EMIやSONYの場合は、リマスターについて、ジャケット裏とか解説書に表記されている場合が多いのですが、DGGの場合は、それもないですし・・・・。
やはり、音質が改善されていましたでしょうか?

演奏は、さすがに凄い!ですね。かなりのスローテンポで、実に丹念に描写していることに、まず驚かされました。でも、盛り上がりの部分の壮大さは、やはりバーンスタインならではで、まるでマーラーのシンフォニーの如きダイナミック極まりない表現で、これまた圧倒されてしまいました。
私がよく聴いている演奏は、カラヤン/ベルリンフィルの1972年録音(EMI国内、TOCE−59115)ですので、それとはずいぶん表現が異なります。カラヤンの演奏は、華麗で、メリハリが利いていて、ずいぶんとスタイリッシュですけれど。

バーンスタインのフランク交響曲ニ短調が見つかりました 削除/引用
No.20-56 - 2004/07/15 (木) 00:46:06 - てけ
maidomaidoさん、こんばんわ。早速の回答、ありがとうございます。
私の質問の情報が不足していて申し訳ありません。私が持っているいるバーンスタイン「フランク交響曲ニ短調」のCDの品番は、ドイツ・グラモフォン 400 070-2 でした。サン=サーンスの交響詩「オンファールの糸車」が一緒に収録されています。1981年11月21日録音。なお、1982年というのは出版年の誤りでした。
Amazonで「バーンスタイン」で検索し直してみると、このCDのリマスター版の可能性があるCDが2つ見つかりました。ユニバーサルクラシックから、1995年と1998年に出ているものです。前者は中古品で後者は新品で出品されています。ジャケット写真や詳しいデータが掲載されていないので判らないのですが、ハズレを覚悟で後者を注文しました。

maidomaidoさんからの情報を毎回楽しく拝見しております。今後ともよろしくお願いします。

ところで余談ですが・・、Bernstein の英語発音のカタカナ表記が「バーンスタイン」、ドイツ語発音のカタカナ表記が「バーンシュタイン」ですが、検索エンジンはこの程度の表記のゆれには柔軟に対応してほしいですね。

(無題) 削除/引用
No.20-55 - 2004/07/14 (水) 17:24:17 - maidomaido
てけさん、お久しぶりです。

>バーンシュタイン/フランス国立管弦楽団 フランク・交響曲ニ短調」(クラモフォン、1982年デジタル録音)

これは、1981年11月に録音され、Deutsche Grammophonから445512の品番で出ていたようです。でも、残念ながら現在は廃盤になっていて、入手できなくなっているようです。また、その後、リマスターされて再発売されたような形跡もみつかりません。
http://www.allclassical.com/cg/acg.dll?p=acg&sql=3:55614

バーンスタインは同曲をニューヨークフィルとも残していますが、こちらのほうは輸入盤で入荷可能です。
http://www.allclassical.com/cg/acg.dll?p=acg&sql=3:4202

知らず知らずの間に、入手できなくなっているものが多くて、残念ですね。バーンスタインがSONYに入れたストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」も、海外でもカタログから消えていますし、ジョージ・セル/クリーヴランド管によるブルックナーの交響曲3番・8番も入手困難です。私も、ムーティー指揮のチャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」を探しています。6番「悲愴」は先日、国内盤で再発されて、4番と5番は輸入盤でみつけましたが・・・・。
カラヤンがEMIに入れたR.シュトラウス「英雄の生涯」なんかも、ありそうで、ないですから。
ハイティンク/アムステルダムコンセルトヘボウ管のベートーヴェンの交響曲全集とかも、海外でも品切れのようです。

バーンシュタインのフランク交響曲ニ短調 削除/引用
No.20-54 - 2004/07/13 (火) 21:40:24 - てけ
「バーンシュタイン/フランス国立管弦楽団 フランク・交響曲ニ短調」(クラモフォン、1982年デジタル録音)は私のお気に入りのCDです。20年ほど前(1985年ごろ)購入したように記憶しています。当時のCDプレス品質のせいか、買った当初から2箇所ほど軽くノイズが入るところがありますが、演奏・録音ともに素晴らしく、よく聴いています。
最近、見た目に劣化が目立つようになり、同じものをリマスタリングしたCDが発売されていれば買い替えたいと考えています。ところが、AmazonやHMVで検索しても見つけることができません。バーンシュタインのフランク・交響曲ニ短調のCDについて何か情報をお持ちの方は教えていただけないでしょうか?

いよいよハマってきました 削除/引用
No.20-53 - 2004/07/05 (月) 17:07:48 - ばーじん・くらしっく
maidomaidoさん、こんにちは。ご返事が遅くなり申し訳ございません。

あれから、どんどんCDを買い込んでしまいましたw
まずマーラーに挑戦してみようとバーンスタインとニューヨークフィルの「第5」(例のバーンスタイン・センチュリーです)を購入。最後のほうは聞き覚えのある曲でした。もっと聞き込んでいこうと思っています。

さらにヴァント/ベルリンフィルによるブルックナー「第4」のライブ録音(98年)も買いました。輸入盤で2500円くらいしましたが、大変壮大な曲ですね。「宇宙的」というのでしょうか、違う世界に入ってしまう感覚です。音質も演奏も大感動でした。

あと最近EMIから「1300シリーズ」と称して発売されたメニューインのブラームス弦楽六重奏もよかったです。壮大な交響曲ばかり聴いているので、ちょっと迫力に欠けますがw

ほかにリヒテルのシューマン/グリーグのピアノ交響曲、プロムシュテット/ドレスデンのベートーベン全集も購入。とても安いですね(1900円!)。こちらはまだ聴いていません、というか一気に買ったので聴けてません!w

マーラーとブルックナーだと他にどの曲がお薦めでしょうか。名盤を教えていただけると幸いです。

それにしても、30を超えて、クラシックに目覚めるとは思いませんでした。maidomaidoさんにカキコに刺激されちゃいましたw

今はヘッドホンの購入を検討しているくらいです。AKGのK271というやつなのですが…。ポータブルのCDPにはもったいないでしょうか?

でも、新しいものが必ずしも良いとはかぎらない! 削除/引用
No.20-52 - 2004/07/05 (月) 04:29:35 - maidomaido
ケルテス/ウイーンフィルによる名演、ドヴォルザークの「新世界より」
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=879994

これも、かなり音質が改善されているだろうと思って、買い換えました。国内盤が千円で入手できますし。
ところが、良くないのです、これが(涙)。
私の持っているものは、おそらく1985年頃に発売されたと思われる国内盤(K35Y 1002)で、懐かしい「LONDON」レーベルのもの。定価がナント、3500円!
何回、聴き比べても、古いものの方が、弦楽器の音が自然で、低域にも厚みがあります。新しいものは、弦の音が変にヒステリックで、響きが全体的に薄っぺらなんです。
新しいものが必ずしも良いとはかぎらないわけで、これは、ともかく買ってみないとわからないんですよね。いやはや。

リマスタリング 削除/引用
No.20-51 - 2004/07/05 (月) 04:10:52 - maidomaido
タムタムさん、お久しぶりでございます。

>別の板でご紹介いただきましたCDが続々と到着しております!

到着して良かったですね。
でも、シェエラザードよりも、シバジュンのDVDの方が良かったなんて云わないでネ(爆)。

私は、CDの買い替え病に、ハマっています。
1990年頃に買い込んだクラシックのCDが大量ににあるのですが、最近のリマスタリングされたものと比べると、もう愕然とくるくらいに、昔のものは音質がダメですね。特に東芝EMIとSONYのものが違います。

バーンスタイン指揮のホルストの「惑星」を一例に挙げますと、
@国内盤
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=860574
これは、音に鮮明さがなくて、金管もティンパニーも、冴えない音です。
AUK盤
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=519574
バーンスタイン・センチュリーというシリーズの物で、SBM(スーパービットマッピング)されたもの。
一聴して、ダイナミックな感じがします。弦楽器の細かな動きもよくわかり、金管の響きにも張りがあります。

ブーレーズ指揮/クリーヴランド管のストラヴィンスキー「春の祭典」
@USA盤
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=285075
これもSBMされているので、1990年頃に出された国内盤(ベスト
クラシック100のシリーズの1枚)よりも、はるかに鮮明で、迫力があります。しかし、やや、高域が強調されている感じもします。

ところが、
A国内盤(2000年発売)
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=997010
これは、DSDマスタリングされている。
比較すると、@よりも音に滑らかさがあり、緻密で、もっとも自然な感じがします。

特に60年代から70年代にかけてのアナログ録音のものは、マスタリングで激変しますね。EMIのART(アビーロードテクノロジー)のリマスタリングによるものと、そうでないものを聴き比べると、クレンペラーやバルビローリの録音が、こうも変わるものかと驚きます。

キョン・ファ・チョンが、テンシュテットの指揮の下で演奏したベートーヴェンと、ブルッフの協奏曲が1300円で再発されたのですが・・・・
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1865374

このベートーヴェンは1989年のライヴのデジタル録音なんですが、これも、24bitのリマスタリングされているので、リリースされた当初のものよりも、はるかに音質が良くなっていました。ヴァイオリンの音が、まったく刺激的でなく、繊細で美しい!

maidomaidoさま 削除/引用
No.20-50 - 2004/07/03 (土) 05:30:03 - タムタム
ご無沙汰しております。

別の板でご紹介いただきましたCDが続々と到着しております!
と言ってもシェエラザードの2枚と諏訪内さんの2枚だけです(笑)

@チョン・ミュンフン/パリ・パスティーユ管 1992年
AREINER/シカゴ響 1956、1960年

チョンさんの方は何度か聴きましたが、実はシカゴ響の方はまだ封も
切っていません。国内にはなくてネットで海外盤を購入してようやく
到着、この週末でジックリ聴こうかと。

諏訪内さんは、つい外観に目がいってしまいがちで(爆)
でも音を聴くとしっかりした演奏家だという感じがしました。
使用されている楽器の所作でしょうか、とっても落ち着いた音が出ていますね。

ポピュラーですと長い曲でも6、7分なので1曲聴いてから仕事へ・・・
なんてこともできますがクラシックだとそうもいかず週末まで待つと
いう感じになりますね(笑)
maidomaidoさんのような大御所の前で感想をカキコしにくいので
「よかった!」「ん?だった」くらいはあとでカキコしますね(^^;

ムラヴィンスキーの怒涛のライヴ! 削除/引用
No.20-49 - 2004/06/15 (火) 02:22:55 - maidomaido
ばーじん・くらしっく様

>最近出たムラヴィンスキーの幻の音源発掘とかいう触れ込みの2枚セットで全部で4セット出ているのがありますが、これもいいのでしょうか

最近のムラヴィンスキー・ブームというか、フィーバーぶりは、ちょいと過剰な気がします。私がLP盤をコレクションしはじめた頃は(年齢がバレますが)、ムラヴィンスキーといえば、DGから出ていたチャイコフスキーの交響曲4・5・6盤と、ビクターから出ていたショスタコヴィッチの交響曲が5・6・7番など数枚くらいでしたから。ショスタコヴィッチの曲のLP盤自体が、少なかったですね。ロヴィツキ、マルケヴィッチ、アンチェル、バーンスタイン、ストコフスキー、カラヤン・・・・、そんな程度だったかと。メロディアのソ連のLPは、独特な音の悪さ、でした(爆)。LPの素材も、塩ビなんでしょうけれど、盤面の光沢も変で、ツルツルした感じで、盤がプラスチィックみたいに硬かったですね。話が脱線してしまいました・・・・。

それはともかく、その怪しげな2枚組みは、さすがに、気にはなっていますが、買う度胸が無くて・・・(笑)。

同じ買われるなら、1972年のモスクワ公演のライヴ盤の方が、良いように思います。チャイコフスキーの5番、ショスタコの6番、ベートーヴェン「運命」と4番、ブラームスの3番などが収録されていて、音質もライヴにしては、良好だと思います。中では、ブラームスの音質が一番、バランスがとれていて鮮明でした。

演奏ですが、チャイコの5番は、1楽章の中盤くらいから本領を発揮し、とりわけ終楽章の激的な表現は、さすがの私もど肝を抜かれました。
でも、このライヴで、最も感銘を受けたのは、ワグナーの「ジークフリートの葬送行進曲」でした。これほどまでに、悲痛で、美しく、心に突き刺さるような演奏は、さすがにムラヴィンスキーならではの世界で、ひたすら聴き入ってしまいました。
たしかに、ベートーヴェンの「運命」も尋常ではない物々しさ、ティンパニーの激しい轟き、炸裂する金管など、ムラヴィンスキーのファンには、たまらないでしょうが、これがベートーヴェンかというと、かなり違和感を私は感じてしまいました。ベートーヴェンの「第4」も、偶数番の交響曲とは思えないくらい重厚で、気迫が張り詰めた演奏で、まるで「エロイカ」を聴くような印象を受けました。個人的には、ワルターの「第4」の方が、心が安らいで、ホッとします(爆)。
いずれにせよ、感想は人それぞれですので、一度、聴いてみてください。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1913522

(無題) 削除/引用
No.20-48 - 2004/06/15 (火) 01:31:58 - maidomaido
ばーじん・くらしっく様、こんばんは。

かなりハマってきましたねー。ヤバイ、ヤバイ・・・・。

>バーンスタイン/ニューヨークフィル(1959年)のショスタコヴィッチ「革命」を買いました。

バーンスタイン(1918.8.25〜1990.10.14)が、ニューヨークフィルの音楽監督のミトロプーロスから、そのポストを譲り受けたのが1957年。この録音がされた1959年といえば、バーンスタインは40歳になって間もない頃ですね。
この時期の演奏は、とても勢いがあって、溌剌としたところが最大の魅力だと思います。
ですので、私は、バーンスタインの「革命」からは、ショスタコヴィッチが、政府の指導に従って社会主義的な思想に基づいて取り組んだ最初の作品というようなイメージがどうも沸かなくて、むしろ、あっけらかんとした純音楽的なアプローチじゃないかな、と・・・。
そこがまた面白いんですよ。

ストコフスキーの「革命」を聴くと、もっと積極的で、音そのものをいかに楽しく華麗に響かせるか、というところに徹底していますね。

そういう点で、ムラヴィンスキーとかのショスタコヴィッチの解釈とは、ずいぶん異なりますね。そういう違いも、同曲異盤を聴く楽しみ方だと思っています。

>バーンスタインのショスタコヴィッチを全部納めた4枚ぐみのCDも魅力的でしたw

実は、私も思わずそれを買っちゃいまいました(爆)。
90年頃に発売された国内盤を、バラで持っていたのですが、14番を所有してなかったのと、今回、リマスタリングされているので、音質改善を期待して購入に至ったわけです。

今回のものは、驚くほど音が鮮明になっていますね。まったく別物みたいな印象です。特に、7番「レニングラード」と9番の音質は、こんな良い音で入っていたのかと、呆れるくらいスゴイです。弦楽器の細かな動き、打楽器の音の鋭さとか。60年頃の録音とは、信じられません。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1869217

最近リリースされたブルーノ・ワルター/コロムビア交響楽団のベートーヴェンの交響曲全集や、モーツァルトの交響曲集も、リマスタリングが功を奏し、見違えるほどクリアになっていて、音に潤いがあり、うれしくなりました。
http://www.hmv.co.jp/fe/detail.asp?featurecode=302080002&num=17

近々、発売されるワルターのブルックナー&マーラー交響曲集と、セルのベートーヴェンの交響曲全集も、リマスタリングされていますから、楽しみです。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1845291
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1845274

ショスタコヴィッチの「革命」 削除/引用
No.20-47 - 2004/06/12 (土) 23:46:20 - ばーじん・くらしっく
maidomaidoさん、こんばんわ。
返事が遅れて申し訳ございません。
いつもありがとうございます。

バーンスタイン/ニューヨークフィル(1959年)のショスタコヴィッチ「革命」を買いました。感動です。私はこういう曲が大好きですw
薄ら寒いロシアの情景が浮かんできて、ロシア革命、第2次大戦と「戦争と革命の世紀」に翻弄されつづけた民衆を思いました。

ザンデルリング/BPOのSACD盤(AVEX)も試聴したのですが、これもすごい迫力でした。16枚組のお徳パック、購入してみようと思います。
あと、最近出たムラヴィンスキーの幻の音源発掘とかいう触れ込みの2枚セットで全部で4セット出ているのがありますが、これもいいのでしょうか(ただショスタコ第5番が入っているものは不良品で6月末に再度出るみたいですね)。
バーンスタインのショスタコヴィッチを全部納めた4枚ぐみのCDも魅力的でしたw

あと、マーラーの曲は何が有名なのでしょうか。名盤も合わせて教えていただけますか。どんどんハマりそうで恐いですがw

カラヤン/ベルリンフィルのライヴ盤! 削除/引用
No.20-46 - 2004/06/10 (木) 02:39:40 - maidomaido
最近、ちょっとした話題になっている、カラヤン/ベルリンフィルのライヴ盤ですが、これはスゴイですね。録音は1978年です。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1873203

「春の祭典」をカラヤンはスタジオ録音をDGに残していますが、発売当初に聴いた際、ガッカリした記憶があります。
当時、私はマルケヴィッチ盤が好きでしたし、その後、ブレーズ/クリーヴランド管のレコードが出た時には、たいへん衝撃を受けました。

ところで、このカラヤン/BPOのライヴ演奏は、上述のスタジオ録音盤とはまるで違うのに驚かされました。HMVのレコメンドにもあるように、これほどまで感情を露に、激しく燃えた演奏は珍しいと思います。BPOの金管も打楽器も、ここまでやるか(爆)というくらい凄まじい迫力の演奏で、圧倒されてしまいます。
晩年のカラヤンは、音を磨き上げて美しく響かせ、ゆったりと進めていくようなイメージが強いだけに、これには唖然!です。

ベートーヴェンの交響曲7番は、私の大好きな曲で、これまでずいぶん色々な指揮者の演奏を聴いてきましたけれども、未だに私の中では、カラヤン/BPOによる1963年のスタジオ録音盤が、最もお気に入りで、なかなかこれ以上のものがなかったわけです。
でも、この1978年のライヴ演奏は、それ以上の完成度で、何よりもリズム感が素晴らしく、緩急自在で、カラヤンの棒に呼応するBPOも見事の一語です。
世間では「春の祭典」の方が注目を浴びていますが、私としては、ベートーヴェンの交響曲7番の方が、より大きな収穫でした。
録音は中低域の厚みが少し不足ぎみですが、ライヴ録音としてはたいへん鮮明で、各パートの動きがよく判ります。というわけで、交響曲7番のマイベストは、コレに決まりです。

久し振りに、カラヤンのブルックナーも聴いてみたい気持ちになってきました。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=695463

(無題) 削除/引用
No.20-45 - 2004/06/08 (火) 01:41:09 - maidomaido
ばーじん・くらしっく様、

>バーンスタインの「ガーシュイン」と「シューベルト(未完成&グレート)」買いました。いやー、素晴らしかったですw

それは良かったですね。LP盤なら「擦り切れるまで聴いてください」って云えたのですが、CDだと、何と云えばいいのでしょうか(爆)。

>こんなに骨太で迫力満点の曲(演奏?)だとは、認識が浅かったようです…。ベートーベンに近い感じなんですかね。

うーん、それはやはりバーンスタインの演奏だから、余計にそんな感じに聴こえてしまうように思います。
以前にもご紹介しているムーティ/ウィーンフィルの演奏は、しなやかな感じで歌心に溢れています。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=726316

また、ブロムシュテット/ドレスデンシュターツカペレの演奏は、端正な表現で、響きがとても美しいです。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1957450

>次はショスタコヴィッチの「革命」とマーラーにも挑戦してみようと思います。

ショスタコヴィッチの「革命」の候補を1枚に絞るのは大いに悩むところですが、あえて、チョイスするなら、独断と偏見で、ゲルギエフ盤に白羽の矢を当てたいと思います。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1886167

マーラーの交響曲は、あまりにも多種の演奏が出ている上に、好む演奏が、人それぞれ異なるところが大きいようですので、たいへん推奨しにくいわけですが、全曲を一通り聴いてみられるなら、安定感があり、オーケストラも高水準で、録音も良いと、3拍子揃ったインバル盤は、いかがでしょう?(爆)15枚組で5990円と、値段も超破格ですし。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=594182

もっと、強烈な刺激を求められるなら、シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団、他の全集をオススメいたします。第2交響曲「復活」の冒頭を聴くだけで、腰を抜かしてしまうくらいエキサイティングで、極めてリアリティ豊かなサウンドです。これはぜひ、ヘッドフォンではなく、中型以上のスピーカで、浴びるような大音量でお楽しみいただきたいでしゅ。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=907512

ガーシュイン良かった〜! 削除/引用
No.20-44 - 2004/06/07 (月) 22:07:43 - ばーじん・くらしっく
maidomaidoさん、バーンスタインの「ガーシュイン」と「シューベルト(未完成&グレート)」買いました。いやー、素晴らしかったですw「ラプソディ・イン・ブルー」と「パリのアメリカ人」が有名とはいえ、やはり心を打たれました。音楽であれだけ50年代(でいいのかな?)のアメリカの雰囲気をムンムン出せるのって天才的ですね。

「未完成」のほうも大変よかったです。私は帰宅が遅いので、いつもポータブルCDプレーヤーとイヤホンで聞いています。それでも十分堪能させてもらいました。シューベルトの曲をじっくり聴いたのって実は初めてなんですが、こんなに骨太で迫力満点の曲(演奏?)だとは、認識が浅かったようです…。ベートーベンに近い感じなんですかね。

次はショスタコヴィッチの「革命」とマーラーにも挑戦してみようと思います。マーラーは何が有名なんでしょうか。誰の演奏がいいのでしょうか。

相変わらず、素人の王道をゆく質問で申し訳ございません。

クルト・ザンデルリング 削除/引用
No.20-43 - 2004/06/07 (月) 01:00:31 - maidomaido
ショスタコヴィッチの交響曲5番「革命」ですが、クルト・ザンデルリング指揮ベルリン交響楽団による1982年の録音を聴きました。

コレは、最初の音が鳴った瞬間にビビッ!ときました。松田聖子じゃないですが・・・。
弦楽器の響きは、こうじゃないと、ショスタコヴィッチを聴いている気がしないですね。この独特の冷たい響きは、まさにソ連時代のレニングラードフィルのサウンドを想起させてくれます。最近のロシアのオケの音は、西欧的というか、インターナショナル化してしまって、個性が薄れてきていますから、時代の流れとはいえ、残念に思います。

これが、ベルリン交響楽団だとは、ちょっと信じられませんが、ザンデルリングが、あえて、こういう響きを求めたのでしょう。フルートの音色も、極めてクールで、美しい!録音がとてもいいのもうれしいです。

それにしても、このアルバムの値段は、驚異的ですね。16枚組で、3990円ですから。ブルックナーの交響曲3番も素晴らしい演奏ですし、フランクやシベリウスの交響曲も、じっくりと聴かせてくれますね。ともかく、渋い演奏です。マーラーは、まだ聴けてないですが。
そういえば、ザンデルリングのチャイコフスキーとブラームスの交響曲も、国内盤で千円で出ていますが、とても良かったです。この指揮者への評価が、これまで低すぎたように思うのは私だけでしょうか?
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1865895

(無題) 削除/引用
No.20-42 - 2004/06/06 (日) 03:41:36 - maidomaido
ばーじん・くらしっく様、

>とりあえず、ガーシュインとシューベルト、買ってみようと思います。

昭和50年頃、LP1枚が2200円〜2500円ほどで、しかも、当時のアルバイトの時間給が400円前後だったかと思います。それを思えば、今は輸入CDが安く入手できるので、本当にありがたいです。とはいっても、国内盤は、相変わらず高いですけれども(苦笑)。
ガーシュインとシューベルトを購入されたら、ぜひご感想をお聞かせくださいね。楽しみにしています。

ショスタコヴィッチの曲で、最も有名なのは、交響曲5番「革命」でしょうね。バーンスタインも1959年にNYフィルを振って、スタジオ録音を残しています。これは、エネルギッシュかつ痛快で、とても衝撃的な演奏でした。当時、ムラヴィンスキーやロヴィツキの演奏と並んで、とても人気がありましたね。
なお、現在、ソニーミュージックから発売されているバーンスタインの同曲の国内盤は、1979年6月に東京文化会館で収録されたライヴで、一層、表現がダイナミックになっている反面、なにか、全体的な統一感が希薄な感じもしないではありませんが、やはり、一聴の価値はあると思います。SACDハイブリッド盤で2100円ですから、お得ですし。
とはいえ、ショスタコヴィッチの交響曲5番で、現時点での私のお気に入りは何かと申しますと、ゲルギエフ、バルシャイ、インバルの演奏ですね。さらに、ロシア勢の、スヴェトラーノフ、ロジェストヴェンスキー、コンドラシン、テミルカーノフ、ロストロポーヴィッチ、それぞれ個性的で面白いですけれども。

最近、ジュリーニにハマっているのですが、ニューフィルハーモニア管を振ったEMI盤のベートーヴェンの交響曲6番「田園」。これほど、牧歌的で、緻密で、美しい演奏はないんじゃないでしょうかー。リズム感というか、スイング感というか、天性のものなんでしょう、きっと。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1938938

さすが、フィルハーモニア管の時代から楽員たちがジュリーニに心酔していたというだけあって、まさに、阿吽の呼吸ですね。(フィルハーモニア管の創設者ウォルター・レッグが、1964年に同楽団の解散を宣告。それに反対した楽員たちが自主運営でニューフィルハーモニア管として活動を再開。現在の呼称は、従来のフィルハーモニア管に戻っています)
同アルバムに収録されている交響曲8番と9番も、随所にジュリーニらしい柔軟な躍動感が横溢していますが、ニューフィルハーモニア管の天衣無縫ともいえるアンサンブルと比べると、ロンドン響のリズム感には少し硬さが残っていたり、フルートやクラリネットなど木管の表現に冴えがみられないのが、残念でなりません。
思えば、ロンドン響も、最晩年のモントゥーが指揮した60年代前半がひとつの全盛期だったと思います。
モントゥーの死後、ケルテスが68年まで主席指揮者を務め、ちょうどこの録音がされた1972年といえば、プレヴィンが主席指揮者に着任して間もない頃ではなかったかー。

ありがとうございます 削除/引用
No.20-41 - 2004/06/04 (金) 16:59:36 - ばーじん・くらしっく
maidomaidoさん、期待に違わぬ詳細な情報、本当にありがとうございます。とりあえず、ガーシュインとシューベルト、買ってみようと思います。セル指揮の「未完成」も探してみます。あとショスタコヴィッチ(実は全然知りません…。どんな曲が有名なんでしょう?)も聞いてみます。

バーンスタインのピアニストとしての側面も興味ありますね。あせらずw、徐々に耳を肥やしていきたいと思います。

重ね重ね、ありがとうございました!

(無題) 削除/引用
No.20-40 - 2004/06/04 (金) 03:38:55 - maidomaido
>シューベルトの「未完成」と「グレート」が入ったものと、

自分のカキコを読み返してみると、レスの内容がかなりズレていて、ばーじん・くらしっくさんのご質問にちゃんと答えてないですね。
「未完成」は、バーンスタインとしては今ひとつ冴えない感じで、ワルター/NYフィル盤や、セル/クリーヴランド管の演奏の方が、緊迫感があって、音楽に引き込まれます。
新しいところでは、セルの愛弟子のレヴァイン盤が驚くほど白熱した演奏で、これは予想をはるかに上回る名演でした。レヴァインは、元気溌剌さばかりが目立って、内容が希薄になることもしばしばですが。

バーンスタインの「ザ・グレート」は、ストレートな表現の中にも味わいがあり、好きな演奏のひとつです。ただ、この曲は名演が多くて、古くは、フルトヴェングラー/BPO、さらに、セル/クリーヴランド管(EMI)、バルビローリ、ケンペ/ミュンヘンフィル、バレンボイム/BPOなど、いずれも甲乙付けがたいです。

>「ラフマニノフ(ピアノ交響曲)」
これは、なぜか、パッと思い浮びません(爆)。
リヒテル、アシュケナージ、というのは当たり前すぎて・・・・。それ以外にも色々と候補がありますので、じっくり聞き比べてみたいと思います。お許しを!

膨大な数ですから、うれしい悲鳴ですね。 削除/引用
No.20-39 - 2004/06/04 (金) 02:50:12 - maidomaido
ばーじん・くらしっく様、こんばんはー。

いいですよねー、バーンスタイン。
実は、ナマで1回だけ聴いたことがあるんですよ。大阪のフェスティバルホールで。たしか、NYフィルとの3回目の来日で、1979年かな?演目は、マーラーのシンフォニーで、たしか9番だったような・・・。指揮台で、本当に飛び上がってました(笑)。いやぁ、懐かしい!

>ニューヨーク時代のバーンスタインの演奏を集めたCD

あまりにも録音が多くて、レパートリーも多岐にわたっていますから、その中から選ぶなんて簡単には出来ないですね。
たとえば、ピアニストとしてのバーンスタインという視点でチョイスするのも面白いですよ。
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」は、スイング感が溢れていて、私も大好きな演奏ですし、ショスタコヴィッチのピアノ協奏曲も、ぜひ聴いていただきたい名演です。
それから、自身の弾き語りによるモーツァルトのピアノ協奏曲15番と17番も、単に貴重というだけでなく、溌剌とした演奏が楽しめますよ。
ニューヨークフィルとの初期の録音では、ベートーヴェンの「田園」、ブラームスの交響曲2番、ドヴォルザークの交響曲7番と「新世界」、ホルストの「惑星」、ストラヴィンスキー「春の祭典」と「ペトルーシュカ」などが、個人的にお気に入りの演奏です。

作曲家バーンスタインとしては、交響曲「不安の時代」。これは名作ですね。
バーンスタインが尊敬した作曲家の一人、アーロン・コープランドの管弦楽曲、「エル・サロン・メヒコ」「ロデオ」「ビリー・ザ・キッド」「アパラチアの春」などは、さすがにオハコだけあって、曲の楽しさが十二分に発揮された演奏ですし。

それから、マーラーは勿論ですが、シベリウス、プロコフィエフ、ショスタコヴィッチ、アイヴズ、バルトーク、バーバー、ニールセンなどの作品で、バーンスタインらしい表現が一層鮮明に出ているように思います。私も、このあたりは、できるだけコレクションしたいのですが、録音されたものが膨大な数で、破産しちゃいそうですね。

「バーンスタイン・センチュリー」って… 削除/引用
No.20-38 - 2004/06/03 (木) 21:32:51 - ばーじん・くらしっく
maidomaidoさん、はじめまして。最近、クラシックに目覚めて、いろんなサイトを見ながら、徐々に買い集めて聞き込んでいる者です。
私もバーンスタインのベートーベン全集とブラームス全集買いましたw
幸せな日々を送らせてもらっていますw

maidomaidoさんの博識ぶりには、ただただ驚嘆するばかりで、こんなことを聞くのも恐縮なのですが、HMVに「バーンスタイン・センチュリー」なるコーナーがあって、ニューヨーク時代のバーンスタインの演奏を集めたCDが、お手ごろ価格(1200円くらい)で販売されていますよね。

なにぶん安月給で、そんなにCDにお金もかけられない私としては、今にも飛びつきたいくらいなのですが、いかがなものでしょうか(音質とか、演奏内容について)。

ちなみにシューベルトの「未完成」と「グレート」が入ったものと、ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」を買いたいなと考えています。もしご存じでしたら、感想を教えていただけると幸いです。

また、ほかのCDで「未完成」の名盤と呼ばれるものや、あと「ラフマニノフ(ピアノ交響曲)」のお薦めなどがあったら、合わせて教えていただけると、なお嬉しいです。

素人丸出しの質問ばかりで、申し訳ございません。

Carlo Maria Giulini 削除/引用
No.20-37 - 2004/06/03 (木) 03:02:51 - maidomaido
ジュリーニ/シカゴ響EMI輸入盤の4枚組、購入価格2980円。マーラー交響曲1番「巨人」、ベートーヴェン交響曲7番、ブルックナー交響曲9番、ブラームス交響曲4番、ストラヴィンスキー「火の鳥」「ペトルーシュカ」、ベルリオーズ「ロミオ&ジュリエット」。

いずれも1970年代前半の録音で、デジタル・リマスタリング。 こうして、まとめて聴くと、どれも、ジュリーニらしさが発揮された名演揃いですね。ベートーヴェン交響曲7番の第2楽章では、シカゴ響の弦が、実に美しいアンサンブルで奏でていますし。ブラームス交響曲4番も、ウィーンフィルを振った名盤もありますが、なにせウィーンフィルの場合は、弦楽器の表現に、あまりにも強烈な特徴がありますから、むしろシカゴ響の方がジュリーニのやりたいことがストレートに出ているようにさえ思われます。シカゴ響の金管は、もともと定評がありますけれど、フルートやクラリネットなど木管も、とても味わい深い演奏を聴かせてくれます。「火の鳥」も響きが美しく、繊細な描写に感心させられました。録音も、かつて聴いたLP盤とはずいぶん異なる印象で、1970年代前半の録音とは思えないくらい、鮮明になっていて、とても驚かされました。

ジュリーニ/ロイヤル・コンセルトヘボウ管SONY輸入盤の2枚組、購入価格2309円。
ドヴォルザーク交響曲7番、交響曲9番「新世界より」

1992年〜93年の録音なのですが、期待したほど音が鮮明でないのが、ちょいと残念でした。SBMなんですけどね。演奏は、いかにもジュリーニらしい丹念な表現。まるでブラームスの交響曲のような重厚さがあります。7番の場合は、もう少しリズミカルな感じに軽快にやったほうが、ドロ臭くていいんですけれど(笑)「新世界より」は、第2楽章の有名な「家路」のメロディーをジュリーニがスローテンポでたっぷりと歌わせていて、オーボエ奏者が呼吸困難で窒息死しないかと心配になるくらい・・・・(爆)。

(無題) 削除/引用
No.20-34 - 2004/05/11 (火) 03:11:18 - maidomaido
てけさん

レスが遅くなってしまい、申し訳ありません。

バーンスタイン/ウィーンフィルといえば、モーツアルトのシンフォニーもいいですね。第25, 29, 35, 36, 38, 39, 40, 41番が入っていて、この値段なら、メチャ安い!
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1993014

C=デイヴィス/ドレスデンシュターツカペレによる41番、セル/クリーヴランド管の39番と40番も大好きですが。
そういえば、先日、マリナー/アカデミー管(EMI)のモーツァルトの交響曲を久し振りに聴きましたが、こういう爽快な演奏もまた、心地よいですね。

ウィーンフィルでは、ムーティ指揮のシューベルト交響曲全集も、超お買い得ですね。いかにもムーティらしい、流麗に歌った演奏です。
http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=726316

環境にやさしい廉価輸入CD 削除/引用
No.20-33 - 2004/05/02 (日) 14:52:35 - てけ
こんにちは、てけです。
maidomaidoさんに教えていただいたHMVで、バーンシュタイン/ウィーンフィルのブラームス交響曲全集とベートーヴェン交響曲全集を注文しました。うーん、めちゃ安かった!。
バーンシュタイン/ウィーンフィルのブラームスは1番と4番を持っているのですが、購入後20年近くたっていて目視で劣化が見られるので(音はまだ劣化していないようだが)、その買い替えを兼ねて購入したのです。
宅配で到着したCDの包装をみて驚きました。個々にプラスチックケースに入れられたCD5枚を想像していたのですが、なんと、1つの紙ケースに個々の紙袋に入れられたCD5枚。CD本体のプラスチックは仕方がないとして、それ以外のプラスチック類は紙ケースを包む薄いポリエチレンフィルムだけ!。環境に優しい包装でした。日本のレコード会社もこういうところを見習うべきだ!。

バーンスタイン 削除/引用
No.20-32 - 2004/04/19 (月) 01:23:53 - maidomaido
またまた、ベートーヴェンの交響曲全集を買ってしまいました(爆)。
今度は、バーンスタイン/ウィーンフィル。1977〜1979年の録音。
何枚かバラでは持っていたんですが。
5枚組で4715円で、こんなに素晴らしい演奏が聴けるなんて。
細部まで実に丁寧で、テンポや音の強弱の幅が大きくて、表現が豊か。
何よりも音楽に躍動感があって、さすがバーンスタイン。
しかも、「エロイカ」の2楽章のような超スローテンポの部分でも、
ウィーンフィルがしっかり棒についていく。巧すぎる!
ブラームスと、シベリウスもゲットしちゃいました。
これは、マジでオススメです。録音もいいですし。
http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=404080032

(無題) 削除/引用
No.20-31 - 2004/04/15 (木) 01:11:15 - maidomaido
記憶違いでした。訂正いたします。

>私は、ドレスデン歌劇場管を振った第3番の演奏が大好きだったのですが、

アバドがDGに録音した最初のブラームスの交響曲3番のオケは、ドレスデン国立管弦楽団で、1972年6月の録音でした。
ちなみに、1番がウィーンフィル、2番がベルリンフィル、4番がロンドン交響楽団でした。
これらのCD化を望みたいところです。

そういえば、カラヤン/ベルリンフィルのチャイコフスキーの交響曲第4番も、EMIに入れた1971年に録音されたものがCD化されていないですね。
かつて国内で3枚組で出ていたものも、4番だけが1960年の録音のものに差し替えられていましたし、HMV特注の最近のリマスター盤も、EMIのマスターテープ不良とのことで4番だけが欠如していますし。
貴重といえば、カール・ミュンヒンガーがシュトゥットガルト古典フィルハーモニーを振ったベートーヴェンやシューベルトの交響曲なんかも、味わい深くて実にいい演奏なので、ぜひともCD化してもらいたいです。

アバド 削除/引用
No.20-30 - 2004/03/31 (水) 01:20:28 - maidomaido
タムタムさん

>初めて聴いた時には「なんじゃーこりゃ!枯杉!」というのが本音でした。

シゲティは、残されている録音がかなり晩年のものなので、余計にそう感じるのかもしれません。

>1番〜9番まで揃っていますが来日して一気に演奏したのかしらん?

うーん、どうなんでしょうか?
そういえば、アバドは若い頃は、メータ、マゼールと共に「三羽がらす」と呼ばれていました。何故か、当時の評価は一番低かったですね。
まあ、キングレコードの宣伝が派手で、ショルティ、メータ、マゼールを躍起になってPRしてたのも影響していたのかもしれませんけど。
でも、当時、アバドが録音したブラームスの交響曲は、オケが4曲それぞれ異なっていたんですよ。で、私は、ドレスデン歌劇場管を振った第3番の演奏が大好きだったのですが、今、果たして入手できるのかな?店頭で、見かけないですね。

でも、その後のアバドの活躍ぶりは、言わずもがなで、ウィーンフィルとベルリンフィルの両方で、ベートーヴェンの交響曲全集を録音しているくらいですから。両方のオケで録音しているのは、フルトヴェングラーとカラヤンぐらいでしょう(全曲揃ってないかも?)。

アバドのベートーヴェンの交響曲全集は、ウィーンフィルのものと、ベルリンフィルのものをどちらも持っていますが、音の録り方がかなり異なっています。ウィーンフィルのものは、ホール全体の響きを捉えた感じなのに対し、ベルリンフィルのものは各パートの細部まで明瞭に収録されていて、両者の演奏そのものの差異はわかりにくいです。それでも、オケ自体の持つ独特のトーンは、明らかに違うので楽しめますね。
特に、ウィーンフィルの絃楽器の音色、弾き方は、まさにウィーンフィルです。「田園」の嵐の部分は、ベルリンフィルの方が、描写がリアルで、はるかに面白いですが。

ずいぶん安くなりましたね。 削除/引用
No.20-29 - 2004/03/31 (水) 00:09:27 - maidomaido
てけさん、こんばんは。

>アナログレコード時代の名演奏のCDは安くていいですねぇ

いやぁ、ほんとうにそうですね。
特に輸入のセットものが驚くほど安く売られています。
実は今日もまた買ってしまいました(笑)。
ブロムシュテット/ドレスデンシュターツカペレによるベートーヴェンの交響曲全集が、なんと、5枚組で2090円(税込み)。
これって、CD1枚の値段ですよね。
しかも、1970年代後半の録音で、音質も非常に良いです。

先日買ったクレンペラー/ニューフィルハーモニア管のベートーヴェンの全集には、1955年から63年にかけてステレオ録音された交響曲全集と5つの序曲、大フーガに、1967&68年に収録されたバレンボイムとのピアノ協奏曲5曲、さらに、合唱幻想曲をまとめた9枚組BOXセットで、驚異の4514円!

もう1セット、S・イッセルシュテット/NDR交響楽団のブラームスの交響曲全集。これは3枚組で2090円(税込み)。

全部聴くのがたいへんです(爆)。

多謝・多謝 削除/引用
No.20-27 - 2004/03/30 (火) 06:18:21 - タムタム
maidomaidoさん、まじレスありがとうございます。

あまりのボリュームに貧血気味になりました(爆)
とても記憶できませんのでコピペして持ち歩く日々となるでしょう。

シゲティのものはLPで持っておりますがプレーヤーが逝ってしまって随分と聞いておりません。
初めて聴いた時には「なんじゃーこりゃ!枯杉!」というのが本音でした。

さてさて、お奨めの通り年代の古い方からいこうか、新しい方からいこうか迷っておりまする。

>パチパチ、シャーシャーというSP特有のノイズも次第に気にならなくなって、ブラームスの世界に浸ることができるでしょう。

御意。
昨日は「エロイカ」を聴いておりました。
アバド/ウィーンフィルの演奏、某公共放送でエアチェックしたものですが何年の演奏なのかは?
NHKホール(あらら・・・バラした)でのライブ録音のような・・・
1番〜9番まで揃っていますが来日して一気に演奏したのかしらん?

マジに・・・・・ 削除/引用
No.20-26 - 2004/03/30 (火) 01:31:50 - maidomaido
タムタムさん、こんばんは。お元気そうで・・・・。

>面倒でなければよろしくお願いします。

いえいえ、たいへん面倒です(爆)。
でも、せっかくのお尋ねですので、真剣にご返答申し上げます。

ブラームスのヴァイオリン協奏曲を聴かれるなら、演奏家による違いを存分にお楽しみいただきたいと思います。

まずは、SP時代の歴史的録音の復刻盤なんぞ、どうでっしゃろ?
フリッツ・クライスラーの典雅なスタイル、ヨゼフ・シゲティの枯れた味わい。極め付けは、ジネット・ヌヴーです。4種の録音がありますが、特にS=イッセルシュテット/北ドイツ放送響との演奏は一聴の価値あり。デゾルミエル/フランス国立管との共演も名演ですよ。パチパチ、シャーシャーというSP特有のノイズも次第に気にならなくなって、ブラームスの世界に浸ることができるでしょう。

もう少し新しいところでは、ジノ・フランチェスカッティの演奏も、ぜひともお聴きいただきたいでしゅ!実に繊細で美しい音色に魅了されます。ディミトリ・ミトロプーロス/ウィーン・フィルによる1958年の録音、バーンスタイン/ニューヨークフィルとの演奏、いずれも素晴らしい出来映えです。
そして、ヘンリク・シェリング。情熱的な迫力がみなぎるドラティ/ロンドン饗のもの、風格のあるハイティンク/コンセルトヘボウとの再録音、どちらも甲乙付けがたいです。
さらに、ダヴィッド・オイストラッフ。コンドラシン/ロシア国立管、クレンペラー/フランス国立放送管(1960年)、セル/クリーヴランド管(1969年)との録音がありますが、やはりジョージ・セルとの共演が、私は一番大好きです。
また、オイストラッフはライヴ盤も多くあって、1961年のサー・マルコム・サージェント/ロンドン・フィル、1967年のキリル・コンドラシン/モスクワ・フィル、ロジェストヴェンスキー/レニングラードフィルのものを聴き比べるのも一興でしゅ。特に、ロジェストヴェンスキーとの演奏は、凄い気迫が感じられます。
そして、アイザック・スターンでは、オーマンディ/フィラディルフィア管との旧盤と、メータ/ニューヨークフィルとの新録がありますが、個人的にはオーマンディの方が好きです。
アルトゥール・グリュミオーでは、ベイヌム/コンセルトヘボウ管弦楽団(1958年ステレオ録音)がオススメです。

新しいところでは、ギドン・クレーメルでしょう。カラヤン/ベルリンフィル、バーンスタイン/ウィーン・フィルのものと、ニコラウス・アーノンクール/ロイヤル・コンセルトヘボウ管(1996年)。いずれも素晴らしく、これも悩むところです。

そして、最後はやはり、ヒラリー・ハーン。サー・ネヴィル・マリナー/アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの演奏で、これは心洗われるような、極めて美しい演奏です。
そういえば、諏訪内晶子さんのブラームスが、まだ無いのですね。早く録音して欲しいですね。

ご教授ありがとうございます 削除/引用
No.20-25 - 2004/03/30 (火) 00:26:38 - てけ
maidomaidoさん、こんばんわ。
アナログレコードの時代の名演奏・名録音をたくさん教えてくだり、ありがとうございます。おいおいAmazonなどで検索して、少しずつ購入したいと思います(一度には買えないもんで・・)。
今、昨日Amazonから届いたカラヤン/ベルリンフィルのツァラツゥストラはかく語りき(1972年録音)を聴いています。定価は税抜1,714円ですが、再販切れなので税抜1,628円でした。ホント、アナログレコード時代の名演奏のCDは安くていいですねぇ。1970年台の録音になると音も十分にいいし。最近の2千数百円のCDなんて買う気にならない・・。

ヴァイオリン協奏曲 削除/引用
No.20-24 - 2004/03/29 (月) 04:59:10 - タムタム
maidomaidoさま、こんにちは。
いや、このスレでは・・・はじめまして(笑)

ジュリーニ/ウイーンフィルは素晴らしい演奏が沢山ありますね。
私も好きです。

ご面倒でなければお薦めをお願いします。
ブラームスのヴァイオリン協奏曲Op.77です。
自分はパールマン/ジュリーニ/シカゴの演奏を聴いて好きになりました。

熱演、優秀録音、どちらに主眼を置かれても結構です。
面倒でなければよろしくお願いします。

素晴らしい演奏がいっぱい! 削除/引用
No.20-23 - 2004/03/29 (月) 03:20:31 - maidomaido
てけさん、こんばんは。クラオタなんですか?
私は昔から雑食ですが、デオダートを聴いてから、逆にフュージョンも好きになりました(爆)。
アナログ時代の名演奏・名録音を挙げだしたらキリがないですよぅ。
とりあえず、交響曲編ということで。

たまさか、今、モントゥー指揮アムステルダムコンセルトヘボウによるベートーヴェンの「エロイカ」を聴いていましたが、これはたいへんな名演奏ですよ。弦楽器も木管も金管も驚くほど巧いし、音色が美しい!これが1962年の録音とは思えないくらいに。モントゥーでは、ロンドン饗を振ったブラームスのシンフォニー第2番も、忘れられない名演です。同時代では、バルビローリがウィーンフィルを指揮したブラームスが実にチャーミングですし、セル/クリーヴランド管や、ケンペ/ミュンヘンフィルも魅力的です。(デジタル録音では、ジュリーニ/ウイーンフィルの全集がオススメです)

でも、セルといえば、やはり、モーツァルトの40番とドヴォルザークの第8「イギリス」(EMI)が代表的な名盤ですね。セルでは、さらに、「田園」「未完成」「エグモント序曲」が超のつく名演だと思っています。
ベートーヴェンのシンフォニーでは、渋いところでS=イッセルシュテット/ウイーンフィル。特に第8番が美麗。
シューベルトの第9「ザ・グレート」は、セルのEMI盤もいいですが、さらに素晴らしいのが、ケンペ/ミュンヘンフィルがSONYに残した1968年の録音。
ドヴォルザークの交響曲では、ケルテス/ロンドン饗の全集が傑作。ただし、「新世界」は、ウイーンフィルとの録音の方が、一層味わい深いです。ティンパニーも、迫力がありますし(爆)。チェコフィルでは、ターリッヒ(モノラル)とアンチェルが良いですね。ノイマンやコシュラーを聴けなくなりますよ。

チャイコフスキーの交響曲では、カラヤン/ベルリンフィルのステレオ初期(DG)の4番、EMIでの4・5・6。もちろん、歴史的なムラヴィンスキー/レニングラードフィルもいいですし、若かりし頃のスヴェトラーノフによる全集も安く入手できますね。
オーマンディ/フィラディルフィア管によるRCA時代の1番から6番も古き良き時代を感じさせるスタイルで、貴重な「マンフレッド交響曲」も実に素晴らしい演奏です。

ブルックナーでは、マタチッチ/チェコフィルや、シューリヒト、ヨッフム、クレンペラー等による演奏が、いずれも心を打ちます。
マーラーでは、バルビローリ/ベルリンフィルの9番が素晴らしい!
懐かしいバーンスタイン/ニューヨークフィルの演奏を、たまに聴いてみるのも楽しいですし。

シベリウスでは、オッコ・カムの最初の全集、モノラル時代のアンソニー・コリンズ指揮の歴史的名演、定番のバルビローリ/ハレ管、C=ディヴィス/ボストン饗の全集(ロンドン饗との再録音が更に見事ですが)、ベルグルンド指揮の録音(数種類あります)などでしょうか。

アナログレコード時代の名演奏も 削除/引用
No.20-21 - 2004/03/29 (月) 00:37:28 - てけ
てけです。
我が家にはCDのダイナミックレンジ(DR)96dBを活かせるリスニング環境がないし、HDD内蔵型携帯オーディオプレーヤーに非圧縮でダビングして通勤電車の中で聴くために、アナログレコード時代の名演奏・名録音(DR約60dB)のCDを探しています。
最近買ったCDの中に、リヒテルのラフマニノフP協2(1959年録音)/チャイコP協1(1962年録音)のCDがあり、気に入っています。このようなアナログレコード時代の名演奏・名録音のおすすめCDがありましたら教えてください。

(無題) 削除/引用
No.20-20 - 2004/03/19 (金) 00:15:58 - maidomaido
古いスレッドを発掘いたしました。
クラシックのCDはホントに、昔のLP時代を思えば安くなりましたね。特にセット物の場合、お買い得感が強いです。

演奏が良くて、録音も良くて、安いという3拍子揃ったものが、けっこう多いので、ついつい沢山買いこんでしまいますけれど。
たとえば、ロンドン交響楽団(LSO)の自主制作シリーズの新譜で、
ハイティンク指揮のブラームスの交響曲1番と2番などは、値段も千円ほどで、大満足です。交響曲1番は、DSD録音で、音質もとってもいいです。鮮明で、しかも響きが滑らかで、聴いていて心地よいです。

ダニエル・ガッティ指揮ロイヤルフィルのマーラーの交響曲4番と5番、チャイコの交響曲5番やロミオとジュリエット、レスピーギのローマ三部作あたりや、C・デイヴィス指揮ロンドン響のシベリウスの交響曲も演奏・録音ともにいいですね。

CD届きました 削除/引用
No.20-19 - 2001/04/24 (火) 17:38:54 - precision
ようやくLara St.JohnのCDが届きました。

素晴らしい録音だと思います。普段聴いている生演奏の音楽はオーケストラがほとんどなので一つの楽器に的を絞って録音してあるソースに慣れていないというのもあるかもしれませんが,その細部の再現は残響まで含めて見事です。やはり「音が生々しい」という同様の感想を持ちます。残留ノイズが多少聞こえるのが唯一の欠点でしょうか・・・

今後はこれがソロ演奏のリファレンス録音になると思います。情報ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.20-16 - 2001/04/08 (日) 13:42:03 - precision
こんにちは。

>某掲示板で話題のLara St.JohnのCDが先日、米国より届きました。
>HDCDということもあるのか、なかなか凄いバイオリンが聴けます。
>どっちかいうとGYPSYの方が、彼女の情熱的演奏を楽しめます。

さっそくamazon.comで試聴してみました。音は良くないのですが、確かに録音が良さそうな匂いがぷんぷんします。しかも、まず音楽として良い感じです。GYPSYの方はピアノとの協奏で、BACHの方は純粋なバイオリンソロのようですね。少数の楽器に的を絞った優秀録音を聴きたかったところで、音楽としても良い感じなのでどちらか購入してみようと思います。

TUTTI! 削除/引用
No.20-15 - 2001/04/07 (土) 23:28:10 - bebe
まつさださんごぶさたです
DR-17はもってませんが TUTTIはもってます
うちではHDCDデコードできませんが、通常の16bitで聴いてもなかなかですね。手持ちの大編成ものでお気に入りは、村治佳織のアランフェス協奏曲xrcd2盤とプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」グラモフォン4D収録(POCG-1776)ですが、これに肩を並べます
HDCDでぜひとも聴いてみたいとこです。

ただ最近、アンプ、SPの限界点を感じてます。原因はアンプにあるのか、SPにあるのか・・・?。大編成ものは音の立ち上がりと分離が必須条件ですが、DACによって音場のできかたが変わるので、むずかしいですね。

お薦め追加 削除/引用
No.20-14 - 2001/04/04 (水) 23:08:37 - まつさだ
某掲示板で話題のLara St.JohnのCDが先日、米国より届きました。
HDCDということもあるのか、なかなか凄いバイオリンが聴けます。
どっちかいうとGYPSYの方が、彼女の情熱的演奏を楽しめます。

弦楽器奏者の友人がたまたま拙宅を訪問し、一緒に聴いたのですが、
このCDについて「音が生々しい」と高く評価しておりました。

ちなみにCD初輸入だったのですが、思ったより簡単ですね。
しかも送料を考えても割高でないから、くせになりそうです。

(無題) 削除/引用
No.20-13 - 2001/03/30 (金) 12:56:28 - precision
まつさださん、ご意見ありがとうございます。

やはり録音の面ではその名の通りリファレンスとするのにふさわしいレベルのようですね。近いうちにもっと小編成のものも買ってみようと思います。

RRね 削除/引用
No.20-12 - 2001/03/29 (木) 23:09:30 - まつさだ
マランツのCDPを買うと、TUTTI!という同社のサンプラーがついてくるみたいです。少なくとも私のDR−17にはついてきた。某D店のK又が試聴に使っていたし、私も試聴ソースとして利用しています。

どこぞでは演奏が2流というような批判もありますが、録音はうそくさいほどにすばらしいと思います。HDCD独特の音場といい解像度といい、1度聴いてみるだけの価値はあるでしょう。

扱いはタワーレコードに比較的多く置いてあるように思いました。

Reference RecordingsというCDメーカーを知っていますか? 削除/引用
No.20-11 - 2001/03/28 (水) 23:32:41 - precision
こんばんは。

先日amazon.comのクラシックCDコーナーで、Reference Recordingsといういかにも名前からして音が良さそうなレコード会社があったのでちょっとラインナップを見てみたのですが,購入者の感想のところにはオーディオ系サイトではないにもかかわらず「音が良い」というものが目立ちました。

そこでこれはオーディオファンには音が良いと名高いメーカーなのではないかと思い、何か音質パフォーマンス用にリファレンスとなる録音が欲しいと思っていたので試しにブルックナー交響曲第9番を買ってみました(結構大きいCDショップに行ったのにこのメーカーのCDは数枚しか置いていませんでした)。

はっきり言って名前ははったりではありません。数多くの楽器が同時に録音してあるにもかかわらず一つ一つの楽器の解像度が非常に高いです。結局自分の持っているCDの中では一番録音が良いソースとなりました。他にもピアノ曲や小編成の曲などもう2,3枚買ってみようと思います。

このReference RecordingsというメーカーのCDを聴いたことのある方いらっしゃいますか?聴いたことがあるかたの感想を伺いたいところです。

Re3:チャチャ 削除/引用
No.20-10 - 2001/03/07 (水) 20:33:01 - ミストラル
こちらこそ御免なさい。私の発言というより、このスレ全体への感想
かな、と勘違いしてしまいました。

実を言うと、私もbebeさんの“音のいい”シリーズのジャズ編があったらいいな、と思っていたのですが、全くの素人なんで自分で立てるのは恐れ多い気がします。ハイビジョンチェリーボーイさん、bebeさんのお許しを得て、ジャズ編のスレ立てませんか。

例えば、ケニー・Gのサックスなど、正統派のジャズファンからみれば怪しげなのかもしれませんが、私にはとても美しく、心地良い響きですし、クラシックとのクロスオーバーとしてキケロが大好きです。音のいい、って条件にはあまり合わないんですけどね(笑)。

Re:Re:チャチャ 削除/引用
No.20-9 - 2001/03/07 (水) 19:36:33 - ハイビジョンチェリーボーイ
なんか誤解を与えたみたいで申し訳ありませんが、

僕の下の発言はミストラルさんについてではなく、
僕が紹介できるカテゴリはジャズだけで、更に
客観的に音がいいというものではなく、単に好みのCDです。
と言う意味です。

Re:チャチャ 削除/引用
No.20-8 - 2001/03/07 (水) 09:37:06 - ミストラル
私も、これは単に自分の好きなCDの中で音が良いってだけだな、と思いつつ書きました(笑)。でも、職業的評論家以外、そうならざるを得ないのかなという気もします。

チャチャ 削除/引用
No.20-7 - 2001/03/07 (水) 02:43:34 - ハイビジョンチェリーボーイ
ジャズ編なら言えるんですが・・・音がいいというより好きなCD
ですねこりゃ

magnificat/OFFICIUM DEFUNCTORUM 削除/引用
No.20-6 - 2001/03/06 (火) 01:35:39 - ミストラル
偶然見つけたCDの1つで、16〜17世紀のスペイン人、Tomas Luis Victoria作詞作曲の讃美歌(evensong)集です。肉声ですからオーディオ的面白さはありませんが、どこかの教会で収録したのでしょうか、その響きの美しさは例えようがなく、クリスチャンでなくとも聴き入ってしまいます。

AVアンプのサラウンド、例えば555ESのデジタルコンサートホールモードなどはかなり自然ですが、音の清廉さという点では、やはり優れた2ch録音には到底及ばないことが、このCDを聴くとよく分かります。

ここでいうmagnificatは、過去5世紀のコーラス音楽を収集するために結成されたグループで、元OxfordやCambridgeのコーラス奨学生、その他英国の一流の声楽家を集めて結成されたグループということです。

(無題) 削除/引用
No.20-5 - 2001/03/05 (月) 20:40:57 - やすぼう
私は、DELOSのSymphonic Bach (DE 3098)で、特に5曲目のエルガー
編曲によるFantasia and Fugue in C Minorが気に入ってます。
音響空間の広さ、ソロ・オーボエの定位、弦のなめらかさと漂う感じ、空
気が揺れる弱音のバスドラム、クライマックスでの低音から高音までのす
さまじいダイナミックレンジ(低音も20Hzは楽に伸びている)といっ
たところです。

Re:源氏物語幻想交響絵巻 削除/引用
No.20-4 - 2001/03/01 (木) 18:41:01 - bebe
わたしもずっと気になっている一枚です。最近大編成ものはほとんど聴いていないので、試してみたいところですね

大編成ものでの私のお勧めは、なかなかこれといったのがないですが、
アランフェス協奏曲:村治佳織のXRCD2盤は有名ですが、お勧めできます
http://www.jvcmusic.co.jp/muraji/disco/cc60154.html

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