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EntrySに真空管アンプ スレッド削除
No.96-1 - 2001/05/10 (木) 22:30:41 - ぱぱごん
こんにちは。

今までは真空管アンプというと初心者には敷居が高いような印象があり、購入対象に
入っていなかったのですが、初心者版の書き込み「音質の良いDVDプレイヤー」

http://www.sumire.sakura.ne.jp/~outlaw/QA/hyperbbs.cgi?mode=view;Code=545

などを読んで、興味が湧いてきましたのでもう少し詳しく教えてください。

現在の環境は
AMP :ONKYO A−927
SP  :Entry S
CDP :CEC CD2100
DVDP:RP91
です。

上記のスレッドでは比較的安価なTRIODEのVP-Mini88 MarkIIなどが紹介されて
いますが、こういったものでEntrySを鳴らすとどのような傾向になるので
しょうか?また、初心者にも簡単に扱えるようなものなのでしょうか?

以前はAMPにPMA−1500RIIを使用していて、力強く鳴りすぎてしまう
ので現在のモノに換え、だいぶ柔らかくなってきたので満足はしているのですが、
興味がありますので情報お待ちしています。

私の好きな音の傾向は、澄んだ女性ボーカルを暖かく聴けるものです。
 

(無題) 削除/引用
No.96-26 - 2001/06/29 (金) 22:27:13 - ぱぱごん
補足です。

音量は12時で十分と書きましたが、試しに目一杯まわしてみたら
12時を越えた所からだいぶ歪んでしまいました。大音量が好きな
方にはやはり向かないかもしれません。

エレキット 削除/引用
No.96-25 - 2001/06/28 (木) 23:56:29 - ぱぱごん
皆様、色々と情報ありがとうございました。自分なりに検討した結果、
とりあえずエレキットのTU-870を購入しました。SparkMiniもかなり
惹かれたのですが、エレキットは安かったので真空管アンプを試すという
意味合いも込めて導入しました。いま、エージングの最中ですが、
それでも今までとは全く違った、抜けのいい、それでいて柔らかい音で
鳴っています。

> EntrySにエレキットTU-870だと、どうなるでしょうか。
> 一部には音量が出ない、という説もあるのですが…。

EntrySのいい部分を十分に引き出していると思います。音量も
爆音派ではないので12時まで上げるとうるさいくらいです。ただ、
TU-870のボリュームは12時より上はあまり変化がないような記事を
見かけたことがあります。

とにかく、自分にとっては満足いくものでした。

(無題) 削除/引用
No.96-24 - 2001/06/19 (火) 23:27:54 - もんたろ
>TU-870

 単純に比較することはできないとは思いますが,Entry2MはTU-870で出力不足と感じることはありませんでした.(集合住宅なのでそれほど音量を上げることはできませんが…)

便乗質問で申し訳無いですが 削除/引用
No.96-23 - 2001/06/17 (日) 01:27:41 - り
EntrySにエレキットTU-870だと、どうなるでしょうか。
一部には音量が出ない、という説もあるのですが…。

NHT2.5i 削除/引用
No.96-21 - 2001/05/31 (木) 18:31:53 - 通りすがり
以前、大阪の河●無線で
NHT2.5iを
クラッセのCP−60とパスのX150.
ラックスのセパレート(多分30万円台・型番失念)・
アキュフェーズのプリメイン(型番失念)・
ブライストンのプリメインBP60.
以上の4パターンで試聴しました。
一番良かったのは、クラッセ・パス
その次がアキュフェーズとブライストン。
クラッセの後だから、アキュ・ブライストンは
駄目かな?と思ったのですが、以外と健闘し、
大した差は感じませんでした。
で、最後にラックスを聞いたのですが、
アキュ・ブライストンのプリメインと比較しても
明らかに、透明感が足りず、なにやら異様に音が
こもって聞こえ、NHTとの相性は最悪の様に
感じました。ですのでラックス以外も色々聞いてみる事をお勧め
します。

NHT2.5i 削除/引用
No.96-20 - 2001/05/31 (木) 18:07:34 - 通りすがり
NHTのスピーカーに共通して
言えるのは、兎に角パワーが
必要だと言う事です。
以下のサイトでもそう述べてる人が多いです。
しかも2.5iは出力音圧レベルが86dbで
能率もあまりよくないですから。

http://www.audioreview.com/reviews/Speaker/product_8838.shtml

訂正 削除/引用
No.96-19 - 2001/05/31 (木) 02:04:24 - To Hen
ごめんなさい。誤植の訂正です。

不帰還ではなく、負帰還です。失礼しました。

Tube Amp色々 削除/引用
No.96-18 - 2001/05/31 (木) 02:01:47 - To Hen
>NHT2.5iに合うアンプってなんですかね
こればっかりは、人それぞれ、好みの音楽のジャンル、それをどう鳴らしたいか、どう感じるかで、全く変わって来ます。

つまり、一通り聞き比べてみるしかありません。

良く言われるのが、
1)3極管(300B等)と5極管やビーム管(KT88、EL34、EL84等々)の違い。

2)KT88等の多極管を「UL(ウルトラリニア接続)」と「3結(トライオード接続)」で鳴らした時の違い。

3)シングルかプッシュプルか。

4)NFB(ネガティブフィードバック=不帰還)の量の違い

5)CRや無帰還とNFBを使ったものの違い

6)OTL(アウトプットトランスレス)アンプと、通常の出力トランスを用いた物の違い(人によっては、「球の本当の音を聴きたければ、OTLでないとダメ。他の管球式アンプはトランスの音を聴いているだけ」という方もいますが、そのトランスの音が好きで聴いている人も多いです。ちなみに、私は、10年来UTCのA10トランスを使った自作のMC昇圧トランスでSPUの音を聴いていますが、やはりこのトランスの「音」でないと満足出来ない体質になってしまっています。)

現代では、潤沢に中国産の品質の安定した安い球が潤沢に容易に入手出来、ウェスタンデジタルも300Bの生産を再開し、東側諸国(チェコ、ロシア)等から良質の球がどんどん流れ込んでいますから、新規に参入するアンプメーカの多くが、Tr(石)ではなく、Tube(球)を使ったアンプの新製品を毎年どんどん発表している時代です。(ある意味、新設計の現代Tube Ampは時代の最先端と言えるかも知れません。)

取りあえず、入門で、一つ試してみたいと言うのであれば、十数万円の予算で選ぶと、中国の国営コングロマリッド(ミサイルから家電迄)の社内ベンチャー企業Spark社の新製品「SPARK 734A」(定価158,000円)当たりも悪く無いと思います。(ちなみに、スパーク社の工場で、CayinブランドのTube Ampや、Triodeの一部高級機種が生産されています。丁寧な手配線で、贅沢な作りになっています。あんまりにも安いので、Tube Ampを自作する人が、ベースに買って行く程です。どう足掻いても、自作でパーツから造って行くと、とてもこんな値段では無理ですから。)

EL-34(6CA7)をプッシュプルでUL接続で40W、3結で20Wと十分すぎるパワーですから、まず、これで鳴らないスピーカは今どき殆どないかと。

人それぞれ、感じた事を勝手に言いますので、自分の耳で聴かない事には参考になりませんが、口さが無い雀どもは「トライオードはKT88はそこそこ良いのも出してるけど、300Bはどうもね。」「Cayinの300Bシングルは中々良いね。」「スパークのEL34やEL84を使ったMiniも良いけど、KT88のロシア管を使った今度のマイナーバージョンアップ版の530Nは3結とULが切り替えて聴き比べられるようになって、音楽に合わせて楽しめるから音も良いし、結構魅力的」「ユニゾンリサーチは昔の方がNFBが浅くて良かった。今の音は違うね。」「東京サウンドのVALBE100はトライのKT88に比べて大編成のクラシックの分離が良く、繊細な表現で良く合っている」「チェロの艶はKT88の3結が一番気持よく聴ける」「やっぱりNFBは浅い方が音が生き生きしている」「いや、NFBはある程度かけた方が端正になって音楽が整う」「シングルアンプの方が繊細な鳴り方で良い」「いやプッシュプル、それもパラレルプッシュプルでパワーを押さえ目に設計した方が3次歪みも減って、鳴りっぷりが良い」とか、好き勝手な事を申していますが、

シングルだからこうとか、プッシュプルはとか、300Bだからこういう音、いやチェコ管はいまいち、やっぱりロシア管の方がとか、

ハッキリ言って、昔と違って、今はあまり関係ないです。設計の仕方、トランスの組み合わせ、コンデンサや抵抗、無帰還でやるのかNFBをどれくらいかけるのか、会社毎、アンプの設計者毎で全然違って来ますから、予算の枠内で、色々聴いてみて、気に入った物を替えば良いと思います。

買ってみて、エージングして行って、200時間くらい鳴らして、それでも物足りなかったり、気になったりすれば、抵抗を国産カーボン抵抗に変えてみるとか、フィルムコンデンサーの音質の良い物に変えてみるとか、プリを殺して、直結してパワーアンプとして使ってみるとか。色々いじってみる楽しみもあります。(球を変えるようになると泥沼と言う話もありますが、、、それよりも先にするべき事は幾らでもあるとは思うのですが、、、)

LUXに決める前に、色々聴いてみた方が良いとは思います。昔は良かったと言うのと、今良いと言うのは違いますから。また、中古の昔のLUXの銘機を買うのはお勧め出来ません。当時は、球は使い捨ての乾電池感覚、蛍光灯程度の消耗品扱いですから、切れたら返れば良いとばかりに、パワーと限界一杯迄引き出す設計でしたから、すぐに球の寿命が来ますし、酷い時には、トランスの中身が沸騰したと言う有名な事件もありましたから。今の現代Tube Ampの多くは、50W出る所を、半分の25Wに抑えて、球の一番美味しい所を使う、長寿命タイプのアンプ設計になっています。

ニアフィールドでしっとりと聴くなら、300Bのシングルアンプ、パワフルにクラシックも鳴らしたいと言うなら、プッシュプルのモノブロックのUL接続の多極管

というのも、月並みな言い方ですが。

人によっては、「Dynaudioには300B、KlipshとかにはKT88の方が合う」という人もいます。わたしは、「Monitor AudioのGold Referenceと300Bのシングルアンプの組み合わせはかなりいける」と聴いてみて感じました。ただ、SPUの音に慣れているので、KT88の3結で聴くヴァイオリンなんか、結構近い感じで、好みですから、いわゆる一般受けする音作りからは遠い物になってしまう様ですが。

人それぞれ、耳の数だけ「合う組み合わせ」がある様です。

(無題) 削除/引用
No.96-17 - 2001/05/29 (火) 15:12:31 - てらだ
ありがとうございます、To Henさん。
私の時代は、アンプはトランジスターで真空管は・・・?
という世界でしたから、まったく知りませんでした。

NHT2.5iに合うアンプってなんですかね(^^;
実は、使っていてもよくわからないんですよ。

今のところ、ラックスのC7i / M7iを考えていますが

石と球の違い 削除/引用
No.96-16 - 2001/05/29 (火) 07:20:46 - To Hen
>真空管アンプの10Wとかのカタログを見ているとあまり、パワーがないのかなと

全く逆です。実際に御家庭で聴く範囲(1Wからせいぜい2,3W)のヴォリューム(音量)では、トランジスタアンプの300Wとか持って来ても、音が歪むのが普通です。さらにヴォリュームを絞って、夜静かな時に気持よくニアフィールドで寝室などで聴く場合など、トランジスタアンプでは、ヴォリュームを絞ると、スカスカになってしまい、聴けた物ではありません。(だから、ラウドネスなどのギミックに頼ったりするのです。管球式アンプできちんと鳴らせば、ラウドネスは百害合って一利無しなのが判るかと。と、言うか、ラウドネス自体付いてませんから。)

普段聴く音量でのパワー感、中域の膨らみ、艶、音の柔らかさ、弦の響き、低域の量感。10万円前後の管球式アンプにこれらの点で太刀打ち出来る石のアンプを探そうと思ったら、50万円以上出さないと、なかなか、、、それでも難しいです。と、言うか、球の音とは違う物ですから。「Mos-Fetは球の音に近い」といくら言っても、聞き比べると、、、

>何Wかは、関係ないんですね
最大出力8W程度まであれば、必要十分と言う事かと。

さすがに、\29,800の2W、3Wのものだと、クラシックとかはかなり無理があります。ニアフィールドで能率の高いスピーカで大人しく聴く分には十分ですが。

>8W程度以上出ていれば、何Wかは、関係ないです
の方が正確かも。12畳でもトールボーイとかの能率の良い物を鳴らすと、9時程度で十分だったりします。(試聴する時とか、試してみて下さい。)

何よりも、やはり、普段聴く音量での「パワー感」、音が痩せない事。これが非常に重要だと思います。一番の石と球の違いかも知れません。

>2)多極管(KT88、EL34、EL84、6550等)で数分でバイアス電流が安定し、音楽が聴けるようになります。

と書きましたが、訂正します。数分では無く、十数分の間違いです。うっかり書き間違えました。やはり、2、3曲聴いてからで無いと、音は安定して来ません。(まあ、この変化の過程を楽しむと言うやり方もあるかも、、「おお、音が良くなって来た」とハッキリと感じ取れますから。スイッチを入れて、1分もまてば、もうヴォリュームを回して音を出しても全く構いませんから。気持よく鳴ってくれるようになる迄、しばらくかかると言うだけなので。)

何Wかは、関係ないんですね 削除/引用
No.96-15 - 2001/05/29 (火) 01:21:15 - てらだ
よく、アンプで出力100Wだと書いていますので
多ければ多いほどいいと考えてしまします。
だから真空管アンプの10Wとかのカタログを見ていると
あまり、パワーがないのかなと思ってしましましたが、違うんですね。

私も真空管アンプにチャレンジしてみます。
AMP :DENON 2000U
SP  :NHT2.5i
CDP :CEC TL-5100z

が今の環境です、便乗質問ですいませんが(^^;
ジャズボーカル・女性アイドルをよく聞きます。

ボーナス時期 削除/引用
No.96-14 - 2001/05/28 (月) 23:27:34 - ぱぱごん
Spark Mini98、だいぶ惹かれています。他にお奨めいただいた機種をまだ見ていないのですが、試聴の時の音を思い出し、カタログの写真を見て、真空管関係のスレッドを読み直して。う〜ん、ボーナス時期(ちゃんと出るのか?)も近いので大いに悩みます。この悩んでいる時間が楽しかったりするのですが・・・。今度は、いつも聴くCDを持って聴いてきます。

追加質問になってしまうのですが、この機種には入力が1系統しかないようなのですが、複数の機器を繋ぎたい場合はやはり真湖さんのようにプリアンプを入れた方がいいのでしょうか?お店の人は、3,000円くらいの簡単なセレクターで十分だというのですが、どうなのでしょうか?良い方法を教えてください。

このままだと、今のA−927はオークション行きかな・・・?

Tube Ampの取り扱い 削除/引用
No.96-13 - 2001/05/24 (木) 01:53:21 - To Hen
>暖機が必要なのがちょっと引っかかります。

私の使っているマランツのトランジスタアンプは、2、3時間暖気運転しないと、音が変です。1日経つと大分こなれて来ます。1週間程つけっぱなしにしておくと、完全に安定します。

一般に、トランジスタや基盤を使った物は、基盤やその上の素子が安定する迄に、かなり時間がかかるのが普通です。100万円クラスの物になると、取扱い説明書に「安定する迄、1週間程度かかります。電源は入れっぱなしで使うように設計されています」と明記されていたりする物もあります。

それに比べると、手配線の管球式アンプは、
1)3極管(300Bとか)で2、3時間
2)多極管(KT88、EL34、EL84、6550等)で数分で

バイアス電流が安定し、音楽が聴けるようになります。

私はKT88を使っているので、

>管球式アンプは、トランジスタアンプと違って、暖気が殆ど必要無いので手軽
というのが実感です。

>真空管自体が消耗品
普通に使っていれば、10年持つ物もざらです。交換も、数千円で買って来て、差し換えて、バイアス電流をテスタで測りながらドライバで調節するだけです。

テレビのブラウン管も、巨大な真空管で、10年程度でダメになる消耗品ですが、その事を
>一番のデメリット
と捉える人はいないと思います。
蛍光灯の方がもっと消耗品で、10年間の交換コストを考えたら、KT88よりも高くつきます。まあ、比較するような物ではありませんが。レコード針も消耗品ですが、それを理由にレコードの最大のデメリットと捉える人はいないかと。

トランジスタアンプも10年程でダメになる物もありますが、素子自体が無くなっていれば、他の物に変える事は設計そのものの見直しが必要であったり、音質が大きく違ってくる事から、普通は別の石で修理する事はメーカーではやりません。

管球式アンプは、10年後も20年後もKT88はKT88ですから、蛍光灯を交換するように、何十年でも使えます。

>再生に向かないジャンル
昔の管球式アンプはナローレンジで、大分制約がありましたが、現代の管球式アンプの多くは、設計が新しくなっており、いわゆるかまぼこ型のだらさがりの特性には違いありませんが、数十万円程度のHi-Fi入門レベルのトランジスタアンプと比べて、特に劣るとは思えません。それよりも音の膨らみ、正確な音場感とステージの創出、ヴォーカルの生々しさ、つまり「音楽性」に格段に優れる機種が数万円から十数万円でごろごろ手に入る事を考えると、コストパフォーマンスに非常に優れていると理解しても宜しいかと。

強いて言えば、低価格のシングルアンプで、能率があまり高く無い8オームといったブックシェルフのスピーカでクラシックを20畳一杯に鳴らすと言うのには、向いていないかも。その場合は、15万円程度の、20Wや40Wでるプッシュプルのビーム管のアンプ(6550とかEL34とか)が必要になります。

能率の高いトールボーイで6オームや4オーム程度の物であれば、8Wの300Bシングルアンプでも、音量つまみを9時程度に回せば、15畳程度の部屋一杯に朗々と響き渡ります。物凄い低音の量感と味わいのある存在感で。これを一度聴いてしまうと、600万円くらいのセットを持って来ないと、勝負にならないかと。100万円程度のアキュフェーズでは話になりません。

管球式アンプの場合、アウトプットトランスレスアンプの物を除いて、いわば、「球の音」を聴いていると言うよりも、「出力トランスの音」を聴いているような物です。今発売中の管球王国別冊で史上初の「トランス音質比較テスト」の特集が組まれています。(私がSPU用のMC昇圧トランスで使っているUTCのトランスが誉められていたので、少し気分が良い。)

(無題) 削除/引用
No.96-12 - 2001/05/23 (水) 22:58:59 - かたやま
こんばんは。

>[Re:11] ぱぱごんさんは書きました :
> 真空管アンプを使っていく上で、デメリットみたいなものはあるのでしょうか?私の現在の環境だと、暖機が必要なのがちょっと引っかかります。

一番のデメリットは真空管自体が消耗品だという事だと思います。
でも、それが面白さでもあるんですが。ダメになった時に別の
球を試すという楽しみがあります。

自分も去年の暮れに石のアンプから球のアンプに変えましたが
大満足です。音の鳴り方が違います。

デメリット 削除/引用
No.96-11 - 2001/05/23 (水) 01:19:43 - ぱぱごん
真空管アンプを使っていく上で、デメリットみたいなものはあるのでしょうか?私の現在の環境だと、暖機が必要なのがちょっと引っかかります。
また、再生に向かないジャンルなどもあるのでしょうか?

> 便乗質問ですが、Spark Mini98のカタログとかって
> 入手できるのでしょうか?

秋葉原のラジオ会館4Fのサトームセンには置いてありました。カタログの写真を見ると真空管に明かりが灯っていて、その姿を見ただけで購入意欲が一気にそそられています。

スパーク社のホームページはあまり参考には、、、 削除/引用
No.96-10 - 2001/05/19 (土) 00:21:35 - To Hen
http://www.sparkaudio.com/ehome.htm
こちらが、中国のスパーク社のHPですが、内容が大分古い様ですね。更新もあまりされていないようです。
Spark Mini '98のホーストンブランドの古いモデルが
http://www.sparkaudio.com/Emini98.htm
こちらですが、スペックに表記間違えもあります。

輸入元の新陽企業株式会社に連絡すれば、カタログを送ってくれます。内容は、でも楽天のスペック表示と同じですが。

写真では、パワーサプライ部(下の箱)の上に、プリメインアンプ部(上の箱)が乗っかった設置で写っていますが、放熱の関係もありますので、実際にお使いになる方は、放して横並びに置いた方が宜しいでしょう。

このMini '98が非常に評判が良かったのに気をよくして、パワーアップ版の「Mini 2000 Series」を出しました。こちらは、
MiNi 2000 PRE (\108,000)
MiNi 2000 POWER (\210,000)モノブロックのパワーアンプ2台セット
と非常に贅沢な作りの高価なモノになっています。全て電源ユニットが別に付いていますから、これを全部そろえると、合計6個の小さなユニットが集まるというわけです。

でも、30万円も出すのであれば、同じスパークならSPARK 530N (\287,000ロシア管)をお勧めします。KT88プッシュプルのULで8 Ohm時50W, 3結でも25Wと真空管アンプとしてはかなりの余裕を持ったパワーがありますので、どんなスピーカでも軽々とこなしてくれるかと。特にならしにくい低能率のブックシェルフとか。

後、スパークの中では、内容からすれば破格の値段のSPARK 734A (\158,000) が非常に割安感があります。EL34のプッシュプルでUL40W, 3結20Wですから。

ただ、どちらも、35.5Kg, 25Kgとかなりでかくて重量級ですから、そう言う意味でもSpark Miniの小ささとデザインの良さが光ります。

Spark Mini98 削除/引用
No.96-9 - 2001/05/18 (金) 17:29:08 - 通りすがり
http://www.rakuten.co.jp/avfuji/423061/422742/
これの事?
http://www.rakuten.co.jp/avfuji/I01052112157677.jpeg
これが写真

Spark Mini98の詳細 削除/引用
No.96-8 - 2001/05/18 (金) 14:55:06 - FUN
便乗質問ですが、Spark Mini98のカタログとかって
入手できるのでしょうか?

試聴結果 削除/引用
No.96-7 - 2001/05/18 (金) 00:27:27 - ぱぱごん
皆様、情報ありがとうございます。

先日、時間があったので秋葉原で試聴してきました。ちょうどEntrySとSpark Mini98のセットがあったので聴いたのですが、感想をひとことで言うと、まさに「目(耳?)から鱗がおちた!!」とうい感じで、今までトランジスタアンプであれこれ悩んでいたのが悲しくなってきました。「このスピーカーからこんなにぶ厚い音が出るんだ〜」と感心するとともに、その美しいデザインに一目惚れしてしまいました。残念ながらValve100やSV-6V6SEは探す時間がなかったので、また次回、聴いてみたいと思います。

将来的には是非、真空管アンプを導入したくなりました。

一応10万円以下ですが・・・ 削除/引用
No.96-6 - 2001/05/16 (水) 23:45:57 - 真湖
10万円以下で入手できる真空管アンプは、サンオーディオの
SV-6V6SEという製品がありますよ。デザインは特別格好良くできて
いるわけでもないですが、価格よりはずっと高性能と思います。
アフターサービスが丁寧な点も魅力です。
完成品は10万少し切る程度ですが、キットであれば6万円弱です。

エレキットTU-870に続いて2台目の真空管アンプですが、
特別に扱いが難しいと感じたことはないです。
ボクはテレビ音声(BSデジタル含む)からCD,MD,FMラジオに至るまで
何でもSV-6V6SEから出力しています。
さすがに入力端子が足りないので16000円で見つけたプリアンプを
つけてはいますが(テクニクス製SU-6)。

Spark Mini 98も結構、、、 削除/引用
No.96-5 - 2001/05/15 (火) 02:29:59 - To Hen
10万円以下の管球式アンプで、これ程コンパクトで、これ程美しいインテリア(アンプ)を見た事がありません。

これとEntry Sとの組み合わせでJazzをかけた所、お店で数人の人が皆一様に足を止めて聞き入ったのには吃驚しました。

ハッキリ言って、Entry Sのような、超ミニタイプのスピーカはどうしてもスピーカサイズの制約から、なかなか伸び伸び鳴ると言うのはないんですが、その中でも、Spark Mini '98で聴くEntry Sはとても魅力的な、良い感じで鳴っていました。

Valve100をクラシック向きの繊細な鳴り方と例えると、Mini 98はもっと元気な、(と、言ってもKT88ほど線は太くありませんが、)ポップスやジャズが合う感じも少しします。

Valve100はNFBを使わず、トーンコントロールをCR(豊潤回路)でやるタイプですが、Mini '98はNFBを浅くかけたり、深くかけたりして音質を数段階に変えられるタイプです。また、EL84プッシュプルの13Wですから、見かけに似合わず、かなり色々なスピーカを余裕を持って鳴らせる実力を持っています。(もちろん、例えばSparkの15万円くらいの6550のプッシュプルの方が、形はでかいですが、音質もよく、メインシステムとして考えるなら、そちらの方が合ってると思いますが、ニアフィールドでサブシステムとして組む場合、Mini '98はかなり魅力的な(在庫限りの旧モデルというのもありますが)アンプです。

デザインに惚れ込んで買われると言う方が後を断たない様です。

ちなみに、Spark, Cayin, Tri(の一部)は全て同じ中国の工場で生産されているそうですが、品質は結構良いですね。配線もきちんとしています。Valve100とはまた傾向の違う音ですが、一度、聴いてみる(もし聴けなければ、それでも一見の)価値はあるかと。

Valve100 削除/引用
No.96-4 - 2001/05/14 (月) 20:44:10 - まろん
ぱぱごんさんの組み合わせの場合、東京サウンドのValve100が相性良いですよ。
取り扱いも別段特別な配慮は要りませんし、
低音のトーンコントロール付き(Houjunコントロール)ですので、
お聴きになられるソースや組み合わせるSPに合わせて、
聴感上の周波数バランスをかなり良い感じで調節できます。
EntrySから、サイズを考えると驚く程の厚みのある低音が出せます。
勿論、中〜高域は真空管らしく、潤いと暖かみがあり、
お望みのように柔らかく澄んだ女性ボーカルが聴けます。

注意点としては、片チャンネル8Wと小さいため、
音源によっては音量を上げるとクリップする場合があることです。
但しEntrySとの組み合わせでは、公称能率が低い割に、
結構音量上げ気味(中音量程度)でも大丈夫みたいです。
しかしながら、爆音派の方には流石にお薦めできかねます。
A927の様なパワー感は得られませんから。

スピーカーケーブルですが、47研のSTRATOUS(OTAKIT)は如何でしょう?
この組み合わせの場合、なかなか良い相性ではと思いました。お値段安いのも魅力です。

ありがとうございます 削除/引用
No.96-3 - 2001/05/13 (日) 23:07:28 - ぱぱごん
To Henさん、詳しい返信ありがとうございます。

なおさら興味を持ってしまいました。でも、取扱には多少、気をつかいそうですね。今なんかは頻繁に電源のオン・オフをしちゃってますし。

理論より実践ということで、とりあえず試聴にでも行ってみます。A−927を買っちゃったばかりなので、今すぐに買い替える訳にはいかないと思いますが、お奨めのTRIODEが値上がりしてしまうのが気にかかります・・・。

あわせてDACなども見てみたいですね。

では。

Re: 管球式アンプ 削除/引用
No.96-2 - 2001/05/12 (土) 22:56:57 - To Hen
>私の好きな音の傾向は、澄んだ女性ボーカルを暖かく聴けるものです。

Entry Sはメタルコーンを採用したニアフィールド向けの今注目のモデルですが、従来の凡百のメタルコーン採用のスピーカに比べて、数々のメタルコーン製造に関して特許を持つ会社で造っているだけ合って、メタルコーンの持つ金属っぽい響きが良く押さえられた、まとまりの良いスピーカと言われています。

従来、ウーファーはポリエチレンや紙を使った、内部損失が程よく合って、響きに雑味が乗りにくく扱いやすい(ノウハウも相当たまっている)素材が使われる場合が殆どでしたが、

致命的な問題として、高域(トゥイータ)と低域(ウーファー)のスピードが合わず、ばらけてしまいがちと言う「スピーカ作成上の永遠の課題」が残っていました。それを解決するには、トゥイータに負けない応答速度を持った特性の素材(メタル)でコーンを造れば良い事は分かっていても、実際には響きが変になったり、まとまらなかったり、いわゆる金属っぽい音になったりと難しく、

今手ごろな値段で入手出来るスピーカでメタルコーンを採用して成功している物としては、
1)ALR/Jordan(NOTEシリーズ、Entry S等)
2)Monitor Audio(終売となったMA2も結構良かったが、Studioシリーズからかなり良くなって来た。但し、もともとプロの音楽家の要望に合わせてオートクチュールのように専用のモニタスピーカをカスタム製作する色合いが強かったので、市販化されたものの、StudioシリーズはブックシェルフのStudio 2SEを除いてかなり高めの値段設定で割高感は強かった。それが今回リテールをかなり意識して、品質を上げて、価格を(ブックシェルフのGold Reference10では据え置きだったが、)トールボーイのGR20やGR60でかなり低価格で出して来た。このGold Referenceシリーズは、アンプやDAC、ケーブル等正しい組み合わせで鳴らすと、このうえなく豊穣な女性ヴォーカルを聴かせてくれる今一番気になっているモデル。)

この2つが上げられるかと。

メタルコーンは、「潜在能力が高いのは判るけど、普通のアンプで鳴らすと、ちょっとねー。他のペーパーコーンやB&Wの方が素直で良いと思うけど」などと知ったかぶりの店員に言われたりしますが、当たっている所もあります。

私が最初にEntry Sと出会ったのは、
1)Marants CD-23a(CDプレーヤ)
2)Spark Mini98(EL84 プッシュプル管球式プリメインアンプ)
3)Entry S
という組み合わせでした。

この時は、「へー、こんな小さなスピーカで随分まともに鳴るもんだな。結構自然な感じで広がるし、いいかも」という程度で、あまり意識しませんでした。

その後、色々Entry Sの評判を聴いて、別の所でトランジスタアンプ(アキュフェーズといった)で鳴らした時は、「なんだか、随分せまっこい鳴り方で、おなじ値段を出すなら、まだInfinityのInterlude IL10の方が、広がりが合って良い感じ」という印象で、なんか前と違うなーという感じでした。

メタルコーンを採用したスピーカと言うのは、先述の通り、「スピーカ永遠のジレンマ、高域と低域のつながりと時間的なズレのないタイミングの一致」による正確な音場感(ステージ感)と音像の定位が命です。そういう意味で、ペーパーコーンよりも、アンプとの組み合わせで、そこに命が吹き込まれるか否かが決まって来るとも言えます。

私が聴いた組み合わせで、メタルコーンをうまく鳴らしてくれるもアンプとしては、トランジスタで手ごろな物としては、4万円くらいのRotelのプリメインアンプがありました。これは、100万円のアキュフェーズよりもよっぽど「合って」いました。

ほかにも、10万円から20万円では、アーカムやCreekなど、評判の良い石のアンプもありますが、同じ20万円のCreekの新製品と、300Bのシングルアンプ(CayinのAS-300B 出力8W)と比べると、天地の差でした。

あれを一度聴いてしまうと、もうメタルコーンを石で聴きたいとは思わなくなります。それくらいAS-300Bに繋ぎ変えてならしたGR20は素晴らしい歌声でした。まさに、どこまでも
>澄んだ女性ボーカルを
フワッと豊かに
>暖かく聴けるものです。

管球式アンプは、
1)シングルかプッシュプルか(さらにパラレルとか色々ありますが)
2)球が3極管(300Bとか)か5極管(KT88とか)等の多極管か
3)多極管の場合、3結(Triode接続)かUL(Ultralinear接続)で使うか

等で音の傾向は変わって来ます。もちろん、球の種類でも違います。同じ球を使っても、回路設計で違って来ます。歪みの取り方でも、NFBを使うか、CRかでも違います。

Entry Sなら、手ごろな値段で手に入る数万円から10万円程度のTube Ampなら、
A)KT88を3結で使ったシングルアンプ(VP-Mini 88 MKIIもそうです。KT88を3結でつかうと、中域が力強く豊かになる傾向があり、ヴァイオリンとか私はこれで聴くのが好きです。物によっては甘めになる方向と言われますが、組み合わせるケーブルや他のコンポーネンツ次第で全然気にならなくなります。)

B)300Bのシングルアンプ

C)EL34やEL84を使ったシングルアンプやプッシュプルアンプ(Spark Mini98は10万円程度です。)

当たりが比較的入手しやすいかと。

音は、組み合わせて聴いてみないと、こればっかりは、ひとそれぞれ、感じ方、好みが違いますから。

扱い上の注意)
1)ヴォリュームを絞ってから電源をONにする事

2)頻繁に電源のオンオフをしない。(精々一日に1回程度。週末に良く音楽を聴くなら、2、3日はつけっぱなしの方が、長い目で見れば長もちする。)

3)3極管(300B)なら、2、3時間、多極管(KT88とか)なら十数分もすればバイアス電流が安定して、基本的なウォームアップが済むので、すぐに音楽を楽しむ事ができる。(ただし、一晩くらい経ってからの方が、本来の柔らかな自然な音楽が出てくる。そう言う意味でも、電源は入れっぱなしの方が良い。)電気湯沸かし器の数分の一の消費電力ですから。

4)今は普通の真空管なら、手ごろな値段で、いつでも高品質の物が手に入るので、わざわざ10年後の交換に備えて、今から真空管のスペアを買う必要は無い。(よっぽど古い中古とか、マイナーな球を使った物を買わない限りの話ですが。)

5)トランジスタアンプのA級のものよりも発熱は少ないので、そんなに心配する事はありません。手で触っても、「かなりあったかい」程度で、やけどする程ではありませんから。

真空管の寿命を気にする方が多いですが、基本的には、テレビ(ブラウン管も巨大な真空管です。)のように、場合によっては10年以上持つ場合もざらですから。ダメになったら、ぽこんと数千円の新品の真空管い10年後に差し換えて、バイアス電流の調整を行えば良いだけです。テスタとドライバを以ていれば、初心者でもだれでも簡単に交換出来ますが、もちろんメーカーに送ればやってくれます。

普段扱う上での注意点は、ふつうのアンプを扱うのと同じで、特に意識している事はありません。熱がこもらないようにしてあげるのは、A級アンプの場合と同じですし。

また、凝る方は、中身のコンデンサーや抵抗を音質の良い物に交換したりします。そうすると、さらに透明感、くっきり感が出て来て、ぐっと良くなりますよ。有償で、こういうカスタマイズのサービスをしてくれる所もある様です。ハンダごてとテスタがあれば、簡単に出来ます。ハンダは、無鉛の銀ハンダが音が良いと評判です。

中の作りは、総じて、2、30万円クラスのトランジスタアンプよりも手配線でしっかりと造られているケースが多く、音質的には、かなり有利だと思います。

例えば、数万円の管球式のプリメインアンプをちょっと手を入れて、さらにセレクタを殺して、ヴォリュムも殺して、直結にして、プリアンプと組み合わせて、パワーアンプとして使うだけで、さらに音質は数ランクアップします。(物によっては、将来的にそう言う使い方を考慮されているものもあり、そう言う物では、簡単にブリッジでステレオではなく、モノブロックのアンプとして使えるような物もあります。格段に音が良くなります。)

作りが単純でシンプルな構造ですから、修理も楽ですし、長もちします。球を変えて楽しむ事も出来ます。(大抵の管球式アンプは、同系統の音質の違う他の球を、バイアスの再調整だけで、簡単に乾電池を交換するように取り替えて音色の違いを楽しむ事ができるようになっています。)

>初心者にも簡単に扱えるようなものなのでしょうか?
わたしも全くの初心者ですが、扱いで苦労した部分は無いです。
もし、困った事、判らない事、疑問に思う事があれば、お店の人でも、メーカにでも聴けば、教えてくれると思いますし、管球式アンプのフォーラムも色々あるようですから、HPの掲示板を利用したりも出来ますし。(逆に言えば、今から始めるなら、もうメーカが無いような中古には手を出さない方が安全です。自作ができるような人が手を入れて安上がりに良いアンプを手に入れる手段ですから。Triode、Spark、Cayin、東京サウンドといった、ニュージェネレーションのTube Ampを安く新品で手に入れるのが無難かと。)

スピーカのケーブルもかなり重要なコンポーネンツの一部ですので、注意して選ぶ必要があります。

http://www.sumire.sakura.ne.jp/~outlaw/audio/hyperbbs.cgi?mode=view;Code=67
「Kimberの4PR」 No.67-46
こちらで少し書き込みましたが、もしスピーカケーブルで安くて音の良い物をお探しでしたら、これなんか試してみるのも良いかも知れません。CD1枚買うよりも安いですから。

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