AV機器ユーザーの本音

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『たま様の声』
使用機器、ビクターHM-DR10000

どうしようか迷っていましたが、買ってしまいました。そして久々に感動しました。 私はVictor HR7650の時代(VHSのHG120分テープが1本3000円超した頃)からの色んなビデオや、発売初期の頃からの色んなLDの画像を見てきましたが、CSチューナーからFire Wire (iLink)を通じて直接MPEG2信号を録画したDR10000の再生映像は眼からウロコものでした。SDモードじゃないけれど、SVHSには二度と戻れない世界です。また、ここで特に言いたいのは、SONYのCSチューナーから直接テレビにつないで見る画よりも、一度iLinkでDR10000に通して(録画・再生して)見た画の方が格段に美しいということです。間違いなく、DR10000のMPEGデコーダーの性能は、SONYのDST-MS9チューナー内蔵のMPEGデコーダーのそれを遥かに凌いでいるということです。

特に、もともとデジタル製作された部分が多いと思われる(サンライズ系などの)作品、なかでも「バブルガム・クライシス」、そして「たむらしげる」氏の「銀河の魚」や「くじらの跳躍」などの場合に、画像・色彩の透明感は圧巻で、まさしくDVDないし劇場フィルム水準を思わせるものです。SONYのCSチューナーを使われている方は、これだけでもDR10000を買う価値があるかもしれません。HomerさんのHPでもよく言われるように、! 近頃はテープもデッキもスカスカに軽くなってしまって、値段と一緒に性能も落ちる一方のようですが、DR10000は久々に感動させてくれました。

蛇足ですが、DR10000は、地上波やBSやDV信号もMPEGエンコードしてDVHS録画できます。この点、HomerさんのHPの「D-VHSの紹介」は内容が古くなってしまったようです。記事も修正された方が良いかと存じます。 あと、DR10000は2つのiLinK端子で、MPEG2信号の入出力ないしDV信号の入力をおこないますが、DVエンコーダーは持たないためDV出力をしないのが物足りないところです。ところが買ってみてわかったのは、2つのiLink端子の横に、封印された2つの端子が準備されていることです。これは何なのでしょう?発売直前にとりやめられたDV出力端子なのでしょうか?どなたか探究されて分かった方がおられたら、コメント等下されば幸甚です。(以上)

Homerより:そうなんです。いつかは更新しようと思いつつ、だらだらと野放し状態になってます。