AV機器ユーザーの本音

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『mack様の声』
使用機器、Victor HR-W1 / HR-W5

最近友人から念願のW1を譲ってもらいました。そこで、現行の製品や我家のビデオ達を通した感想を少し書きます。

よくいろいろな雑誌やホームページで耳にするのは、W1とW5の比較の結果の場合ほとんどW5に軍配が上がるみたいです。(最近はW−VHSの 文字がでるのは、死んだ過去のフォーマット的なのが多いみたいですが・・・・。)しかし実際に使ってみて思うのは、どうみてもW1のほうが録再の どちらをとってもアナログVTRとしては上回っていると感じました。

これは他社のVTRについてもいえるのですが、ちょっと前の松下や東芝の大器 ?などの画質についてみなさんはどうおもわれますか?TBCを使った時の不自然な色表現や三次元回路によるのっぺりとした絵作りなど・・・・、ど ちらの場合も録画、再生時の純粋なアナログVCRとしての実力不足から来ているのでしょうか?それとも絵作り自体の変化なのでしょうか?理由は分 かりませんが不自然で疲れる映像が多くなってきた気がします。まるでベースバンドのHD映像に対するMUSE映像の気持ち悪さにも似ています。

また、W1とW5の比較に戻りますが、SDモードでの安定感の違い、特に3次元回路無しで見られるW1のSDモードのクオリティーには圧巻でした。 それと、N,S−VHS両者の場合もHR−20000に劣らずすばらしいと思います。再生時の軽めで自然な三次元回路はとても好感が持て、自己録 再ならずとも、そのレコーダーの味を損なわず再生してくれてるようにおもえました。チューナーのクオリティーや編集機能、価格などの差はありまし たが、中古でW−VHSデッキを買うのならW5より安いW1がお勧めだと思います。

尚、現在我が家のW1は、オーバーホールのため修理に出ていますが、見積もり金額が上ヘッドの交換のみで6万以上するみたいです・・・・。