AV機器ユーザーの本音

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『satomi様の声』
使用機器、SONY SLV-RS1

私がこのSLV-RS1を買ったのは5年程前、まだ新製品だったころです。以前まで使っていた粗大ゴミで入手のSONY SLV-7の後継機として購入したのですから、うちのビデオ環境はかなりの進化を遂げたことになります。とはいってもうちではHi8からVHSへの編集はたびたびやっていたので、「編集機能」が最大の決め手です。当時から少なくなり始めていた「VISSの再生書き込み・消去」、S−VHSでは珍しいLANCの搭載(うちの編集コントローラはLANC専用)などで、この2つを満たすものはSLV-RS7とSLV-RS1しかなかったのです。

買って最初に驚いたのはメカ動作音のやかましいこと。寝てる最中にタイマー録画でもすれば、起きてしまいそうです。さらに期待していたほど編集性能がよくなく、メカの動作の鈍さ、特にシャトルの反応が遅いことには結構いらだちました。高速巻き戻しの遅さと乱暴さには驚きました(テープ始めの約10分ほど前でいったん急停止する。そのあとローディングしなおしてテープダメージを減らすためとかでゆっくり巻き戻し始めるが、急停止で十分テープをいためているような...)。さらにひどいことに買って1年ほどでだんだん調子が悪くなり、まず編集精度が悪くなり、結構ずれる。ヘッドのシリンダーからオイル切れのような音がする。高速巻き戻しの急停止(上記参照)のときにテープを切る。しまいには、このデッキで録画したテープが他のデッキではノイズだらけになってしまう(3台ほど試しましたが、すべてだめ。トレース角度がずれた?)など。

関係ないですけど、以前通っていた学校の放送室のPanasonic NV-V8000 + VW-EC300は快適でした。