ビデオデッキ、本音のインプレ

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投稿者:ししちゃん

DV・S−VHSのダブルビデオがほしいのですが、WV−D9000にLPモードが無いことがネックで、購入に踏みきれません。WV−D1000が出たとき、後継機では対応するだろうと我慢したが、まったわりには9000は未対応。対応したビクターのDVS−1はリモコンもデザインもいまいち気に入らない。ソニーは果たして、次機種で対応してくれるのでしょうか? どなたか、情報を下さい。こんなことで、1年以上DVのダブルビデオの購入をためらっています。 早くしないと、SL−HF1000Dがそろそろ寿命を迎えそうで、βTSのコレクションが再生不能となりそうです。βの新機種等購入する気もない。。。。なんとかならないものでしょうか?
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投稿者:あい

LP録画対応は…SONYは多分しないつもりでしょうね。LPモード録画機能を装備すれば売れるのが分かっているのに、未だにそれをしないという事は、よほどの技術的理由があるのではないかと私は思っています。おそらく今後も据置DVデッキではあくまでもLPモードの再生だけが可能(ただし正式対応ではない)という事になると思います。WV-D9000使用者の本音を言わせてもらえば、現状のSPモードでさえも信頼性には一抹の不安があるのに、LPモードなんて恐くてとても録画には使えません(キッパリ)ですから、LPモードの録画なんてあっさり諦めて、WV-シリーズを一日も早く購入してβテープのライブラリを救いましょう。HF1000Dが壊れる前に…
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投稿者:☆Stardust☆o.

これ、お客様相談室で質問したことがあります。答えは、あいさんのご指摘のような内容でした。LPだと自己録再でも、場合によっては本来の映像を実現できない可能性もある..。ただ、カメラなどで少ない録画時間の制約上、やむを得ず搭載しているため、据え置きでも再生はできるようになっているが、保証できるものではない..という感じでした。 ただ、そうはいっても、カメラやデッキが新しいうちは、他機録画したものでもかなりというかちゃんと再生できるようです(^^;..。問題は、ヘッドが磨耗してきたり、ヘッド交換した後の互換の問題ではないでしょうか?Sonyは技術的にはシビアというかちゃんとした考え方を持っていると思うので、私としては、Sonyのこの考え方(LPは緊急避難的位置づけ?)に賛成です。
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投稿者:マッハ

パナソニックのDV10000を主にエアチェックで使用していますが、やはりLPは 最高です。何といっても、DV画質で最長7時間録画できますから。 2時間程度の映画なら余裕で3本録画できます。SPに比べて画質も変わりません から、テープ代がもったいなくて録画はほとんでLPです。 心配した互換性も、今まで他のデッキで問題になったことはありません。 友人が持っている、ソニーのD10000での再生もばっちりです。一度パナ機で自己再生がうまくいかなかった(モザイク状のノイズがあった)ときでも、ソニー機では 綺麗に再生していました。たぶんソニーも新モデルでは対応すんじゃないでしょうか?
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投稿者:TS

ソニーの据え置き型DVビデオデッキは、すべて業務用DVCAMのメカ、ヘッド、回路 を流用してつくられています。(実際、DVCAMも再生できる) DHR-1000のヨーロッパでの先行発売時期から考えましても、 これらの設計は数年前に行われたと思われます。 当時は、高出力テープも、ビタビ復調(エラー訂正技術)も実用化されていなかったので、 LPモードでの録画は現実的ではなかったのでしょう。 ソニーの据え置き型DVは著作権問題で設計から市場投入まで2年以上も待たされたため、 搭載されている技術内容の面では2年以上前の水準、LP未対応のままです。

ビデオカメラの世界では新機種=世界最小記録更新という状況でしたので、 毎回回路もメカも設計更新され、その中でLPモードへの対応も可能だったわけです。 ビクターが最初からLPつきDV据え置き型ビデオを出せたのは、 単に、カメラ用のメカ、回路、ヘッドを流用したためです。

それではソニーの据え置き型DVは時代遅れなのかと問われれば、 昔に業務用として設計されたものだからこそ、過剰なコストダウンの嵐にさらされていない、 信頼に足る数少ないビデオデッキなのだと答えます。 ソニーも当然次世代メカ搭載機種ではLPを積んでくるでしょう。 しかし、それはかなりの確率でカメラ用メカベースの緩慢で、壊れやすいメカを積むことになるでしょう。 標準DVカセットをサポートしなくなる可能性もきわめて高いでしょう。

LPモードは当面、別機種やヘッド交換後の互換性は保証されません。 今見れても、将来の再生を保証されていないことになります。 しかも、デジタルビデオで互換が取れない(エラーレートが上がる)ということは、 音飛びや、画面の数分の一がモザイク状になるという破滅的な結果をもたらします。 アナログビデオのように上下に白帯が出てもなんとか見られる、というようなものではありません。 SPモードでも、ヘッドクリーニングを怠ると結構こういった破綻を見ることになります。

DV録画のコストを払う余裕があるのでしたら、連続録画時間が足りない場合を除いて SPしか使うべきではないと私は思います。絶滅危惧規格からの映像資産の保護に用いるのなら、 なおさらです。

ハードの買い替えコストが怖いのなら、とりあえずはWV-D700にしておいて、 将来もう一台増設した際の再生機にまわせば、無駄はありません。(ただのVHSは税金のようなもの) どうしてもLPが欲しいのならDVカメラを買い足して、デジタルコピーでも可(私は怖くてできませんが) いまS-VHSビデオがあるのでしたら、WV-D9000を買うのは抱き合わせ販売に応じるようなものだと思います。 (S-VHSの録画機能しか実用に耐えられない。内蔵BSチューナーはリンギング多発。 DV側3DY/Cは特定絵柄で同期が飛ぶ。Sの再生能力はBS830以降の三菱や日立と同じ低レベル)
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投稿者:SAVAGE

VHSの三倍モードも互換保証していませんでした。 大昔のVHSビデオのカタログには「VHS各社のビデオと標準モードで互換性があります」と書いてありました。 今も公式には三倍モードの互換は保証していないんではないんでしょうか? 事実上、問題ありませんけど。 ベータはベータ2/3共に互換が取れていたんですけどねえ。 いずれにしても技術が熟すには時間がかかります。 焦って変な物を出されるよりも十分こなれてからの方がよいと思います。
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投稿者:ヌクヌクDX

LPモード賛成派です(^^;。 私の現時点での1週あたりの利用状況は SP4作品・LP2作品です。 SP4作品のうち1作品はDHR-1000(D9000)なので仕方なくSPです。LPがついていればLPでしょうが。

みなさん、LPは危険だと今までに何度も語られています。しかしです、実際使用上なんら問題が発生しない場合がほとんどです。「LPは互換性がない」「ブロックノイズが出る危険性がある」と繰り返し語られてきましたが、私の場合LPモードでブロックは発生したことがほとんどなく、SP時に何度も発生しています。個人的に述べたいのは「LPは危険かもしれないが、SPも危険が存在する」ということです。経年劣化の問題についても「LPは将来見れなくなる」との意見もありますが、SPも見れるかわかりません。まだ登場して間もないフォーマットなので、将来の再生可能性は未知数です。LPの危険を気にしてSPオンリーになるよりはSなどのアナログ系フォーマットでバックアップをしていくほうが良いと考えています。

SONY系のデッキを利用していてLPを使ったことのない方にはLPの魅力より危険性の方が印象深いとは思いますが、画質が変化しないLPの高いコストパフォーマンスの魅力わかってほしい。LP利用ユーザーの意見として。録画モードよりフォーマットの将来性の方が気になります。カメラがあるminiDVはまだまだ大丈夫としても標準DVはちょっと?。デジタル放送を直接記録可能なDVHSやディスク媒体のビデオもまもなく登場するでしょうから・・・。そんな先のこと考えても仕方ないですけど(^^;。

私はDVのLP派・・・ではなくWVHSのSD派です(^^;。  DVは細かい模様を記録した場合、ごく小さなブロックノイズのようにみえるのでWVHS派です。
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投稿者:ひろみっく

LPモードはまだ当分はないものと考えたいです。MEMやマスタークラス のテープが安く買えるようになってから、互換性とかエラーの程度を比べて みたいと思っています。 記録密度は可能な限りスカスカにしておきたいからです。FDでいえば 8インチをできれば使い続けたい、というのと同じような話で。 SPオンリーで現在問題になるのは、4時間半をこえる放送とかであって、 まあそうあることではないです。先日よりDirecTVのPPVではじまった馬場 引退興行の全日ドーム大会は確かに5時間放送でびびりましたけれども。 うまく2本のテープにできるようですが。 まあ、とにかく少しでも信頼性の高い方式で残しておくことが目的ですし、 そもそもMEMテープのSPでもドロップアウトが出る時は出ますし、 問題はそう簡単ではないですね。

ただ、現状では1巻に11とか12話とか(30分番組で)録画する 程度で十分ではないかと思いますので。理想的には13話(1クール) ですけれども。これでも、ラベルが書ききれないわけですし。 長時間記録ができても、使いにくくてはしょうがないですし。 コスト的には、若干安くなるんでしょうけれども、その代わり録画が 増えてしまって一緒のように思います。 DVHSのほうがエラーが起きた時は悲惨ですよ。かなりの時間画が 出ないようなことになりそうですから。ブロックノイズなんてまだか わいいものなのかもしれません。嫌いですが。

結局、現在の状況ではハイエンドのアナログがDVかを使うしかない ことは当分変わりそうにないですから。光Diskも記録速度の限界 があるので画質的には全然相手にしていないですし。2、3年先はわ からないと思ってはいますが。 結局、安くていいものを求めることに限界があるということなので。 高くていいものを選ぶか、ただみたいな安い値段で売っているもの でただみたいなコストでただみたいな画で残すのか、ということに なるんじゃないかと思います。

そもそも、残さないのならビデオデッキそのものがいらないわけです。 このあたりの話はAVビレッジの今月号の持木さんのコラムがシビア でしたね。そのあたりをどう考えているのか、で何のフォーマットで 何を残していくのか、それとも何も残さないのか、ということが決ま るんではないかと思います。
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投稿者:かるきん

皆さん今日は。 私もヌクヌクDX さん同様、LP愛用派です。 DV10000を導入して3ヶ月になりますが、全てLPモードでしか録画したことがないですが、ブロックノイズを見たことは1度しかありません。ですから、頻度としては数十時間に1度(その一度も、画面の小さな一部がブロック化)しかないので、そんなにSPモードと変わらないのではないかと思っています。ヘッドクリーニングも1ヶ月に1度(20時間に1度)くらいしかしてないのにです。 また、ミニDVにDV10000でLPモードで録画したものをDVカメラのSONY PC7で出力してダビングしたりもしていますが、これも一度もブロックノイズを経験したことが有りません。また、ビクターDVL7も持っていますがこちらでの再生も問題無しです。固体差は有るでしょうが、この結果から、3メーカーで比較してLP互換性はほぼ完璧だと感じています。

これがLPモードを実際に使用して感じた感想です。スペックからいってLPモードへの心配は当然ですが、実使用には十分耐えるということです。 ちょっと話がずれますが、W−VHSの方の互換の方が心配です。トラック幅はS−VHS EPと同じですし。 話は変わりますが、ひおみっくさん、

>そもそも、残さないのならビデオデッキそのものがいらないわけです。

これは、ビデオデッキのタイムシフトマシーン(タイムマシーンではなく)としての存在価値を否定していることになりませんか? ほとんどの人は、昼間仕事中見れない番組を予約録画して、家に帰ったら見て、その後消す(上書きで使いまわす)というのがビデオデッキの用途だと思いますが。 もちろん、私自身は、保存のためのビデオだと思ってはいますけど。
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投稿者:アメリア

私はSPのみでもかまいません。もしLPモードがあったとしても使わないでしょう。 S-VHS標準モードよりカセットが小さく本数も半分になるので4時間30分も録れたら充分のような気もします。 私は昔S-VHS3倍はVHS標準モード並の画質だとだまされて大量に互換性の保証されていない3倍モードで コレクションしてしまったのでDVは標準モードで行こうと思っています。

>ほとんどの人は、昼間仕事中見れない番組を予約録画して、家に帰ったら見て、その後消す(上書きで使いまわす)というのがビデ

私はビデオは保存目的であり、タイムシフト目的の録画はめったに無いです。 見れたら見るけど見れなかったら別に構わないわけで、どうしても見たいもの=保存だからです。 (最初は保存目的であってもハマらなかったら消すことはあるけど・・・)
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投稿者:とった〜

NV-DV10000 を使ってますが、私はタイムシフトがメインなので圧倒的にLPが大多数です。 ただ、たま〜に保存したいものが出た時は全てSPで保存するようにしています。 やっぱ 後々の事を考えたらLPは少しだけ不安ですからねぇ(^^;) その際はSPで直接録画する事は少なく、LPで録画したものをSPでダビングする事の 方が多かったりします。 こんな事をしても画質的に全く差が出ないのがDVの偉いところです(^_^)
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投稿者:ひろみっく

いや、まったくその通りです。いらないと書いたのは「高いビデオデッキ」 ということに限定しての話です。 タイムシフトだけであれば、今どきいくらでもくれる人もいるでしょうし 拾ってきてもいいしくれくれといって友人関係からただでもらってくれば いいわけです。いらないテープ1本だけ確保させてもらって。 つまり、これはAVとはいえない話なので。 絶対に残さないのであれば、見たら上書きをくり返していけばいいだけです。 それを、何を勘違いしたか突然残すつもりになったりするので、3倍のしかも 上書きしまくりのテープで録画されたテープができあがり、しかもそのうち テープの中身を忘れてまた上書きしてしまう、うちの実家のβもそうでしたが (残念ながら現在は同じ役目をVHSがはたしています)、そうやってテープ がだめになるかデッキがだめになるかを競って電化製品としての生涯を終えさ せるのに、金銭を支払うことすら馬鹿馬鹿しい、という考え方が基本にありま したから。

デジタルコピーしてライブラリに残す可能性のあるソースを録画するなら、 ますますLPである必要性は少ないのでは。SPで上書きをくり返された ほうが安全性は高いでしょうし、4時間半を越えるような長時間にもならない でしょうし。LPモードの必要性はかなり小さいと思います。 LPモードでライブラリーを作る気持ちの方であれば、SPモードでのコスト 負担でも問題ないでしょうから。

私のデッキもそろそろくたびれてきてまして、ちょっと前の録画を再生させる と異常な再生になることとかあります。(4台ともで経験してます) SPモードにしてもかなり詰め込んでいるわけなので、結構恐いんですよね。 ですから、新たに使いはじめる方にLPモードでのライブラリー作りはまだ すすめられません。そもそもVHSのLPと同じで互換性が保証されていない モードを保存に回すことはやるべきでないと思います。文句言っていくところ もないわけですし。 まあ、後からSPにコピーし直すというのはわかりますけど。可能ならそれも やっていない記録を(混ぜてでいから)残しておきたいので。たまにはデッキ にはりついてポーズボタンを押してCM抜きを直接やったりしているわけです。
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投稿者:6no.

お久しぶりです(^^;。 DHR-1000購入時にも言っておりましたが、私もモードとしてLPモード、付いていて欲しかったです…(一時改造まで考えました)。確かに現在のテープの性能では(例えMEMテープでも)LPモードを使う気にはなれません。しかし将来発売されるかもしれない超高性能テープでもLPモードが使えないのは悲しい気がします。 トラックを半分しかトレースできなくとも現在と同程度の出力が得られる磁気特性のテープが作られれば(最低でも6dBアップですので遠き道ですけど)実用になるのでは、と密かに期待していますし。 でもその頃には松下さんあたりがTP(?トリプル・プレイ=DVの3倍モード??)で4.5時間テープに13.5時間録画できるようなマシンを出してくるかもしれませんね(^^;。
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投稿者:ひろみっく

うーん、6dBアップですか。蒸着メタルテープですから、可能かもしれない線 ですね。問題はそれを安定して量産できるのかということなのかも。 まあ、そこまでできるようになるまでにテープメディアでなくなっている可能性 が高いですけれどもねえ。 DHR−1000のクイックタイマーはなぜ9時間までになっているのか、 気になっているんですよね。SPで6時間記録できるテープまではできる、 と踏んでいてのことだったりするのかも。まあ、このあたりは憶測の範囲を 出ませんが。


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