テレビのステレオ放送は「L+R」信号と「L-R」信号を送信していて
テレビ内部でLとRを取り出しています。この「L-R」が送信原理上
どうしてもノイズが多くなり、サラウンドシステムではサラウンド音声を
「L-R」で作り出すものですから、わざわざもっともS/Nの悪い音声を
抽出しているようなものです。
原因は
(1)どんぶりさんの書かれている「マルチパス」
ジュルジュル・キュルキュルといったノイズ、あるいは音量に
あわせて歪んだ音が聞こえるノイズ。
音声信号におけるゴーストのようなもので、アンテナを回す、
設置位置を変えるという対策になります。
(2)「ザー」「シャー」といったノイズ
受信電波が弱いか、もしくはテレビの性能が悪い。
テレビのチューナで受信した場合と、ビデオのチューナで受信した
場合とでノイズは違いますか。
電波が弱いのはブースターで改善できますが、性能が悪いのは
機器の買い替えしか手がありません。といっても何が良いのか
わからないのが実情かもしれませんが。 |
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