投稿者:k-tamura
どうも、k-tamuraと申します。
今日初めてHARD-OFFという店に行って、初めてジャンク品という物を買ってしまいました。
SONYのDTC-1000ESというDATデッキだったのですが、本体+リモコン+説明書で10000円でした。
一応「チェック時、動作OK」と書いてあったのですが、家に帰って動作確認するまでは
だいぶ不安でした。先程、簡単な動作チェック(録音・再生)をしてみたところ無事動くことがわかり安心しています。
そこで、このDATデッキがどのような物なのかを知りたいと思って投稿しました。
ESシリーズで重量も12キロと重いので結構良いデッキなのかなぁと思うのですが、
実際の所はどうなんでしょうか?
一応過去ログ検索はしてみましたが、4ヘッドの高級機でCDからデジタル録音できないという
ことしかわかりませんでした。
よろしくお願いします。
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投稿者:あい
SONY DTC-1000ES 1987年3月発売 当時定価200,000円 SONYの記念すべきDAT1号機です。手元にあるカタログから抜粋しますと、4D.Dのアルミ合金製メカ採用、ヘッドは傾斜センダストヘッド、L/R独立A/D、L/R独立4fsD/A、スタートID/スキップID装備(スタートIDはリハーサル機能付)となっています。当時SONYは同軸デジタルを推進していましたから、光デジタル入出力はDTC-1000ESにはありません。あと長時間モードも装備されていません。(長時間モードで記録したテープの再生も出来ません。)それからこの時期のDATは「DAT懇談会暫定規格」準拠DATと呼ばれるもので、現在の「SCMS」準拠のDATとは細部の仕様が違います。SCMSによるコピー世代制限がない代わりに44.1kHzのデジタル入力を受け付けない仕様になっています。(だから、CDからのデジタルコピーは作れません。)他にも懇談会仕様ではテープの絶対時間(ABS TIME)記録がなかったりします。
既に発売後13年を経過していますから、そろそろ「部品がないので修理不可能」と言われてもおかしくないです。今後も使い続ける予定でしたら、出来るだけ早めにソニーサービスに(有償の)点検整備に出される事をおすすめします。ジャンク品とは言うものの完全動作品で1万円なら、お買い得だと思います(たぶん、同じ境遇なら私も買っていました)
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投稿者:k-tamura
あいさん、情報ありがとうございます。
SONYの記念すべきDAT1号機なんですか!
なんかとっても良い物を手に入れてしまったようで、嬉しいです。
大事に使って行きたいと思っているので点検整備を頼んでみようと思います。
あんまり値段が張るようだと困ってしまいますが。(^^;
それでは。
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投稿者:ひろみっく
いいお買い物をされましたね。まったく妥協のない作り込みがされて
いるデッキですので、少々かかってでも直して使う価値があると
思います。そもそも、数が出てないので入手が難しいんですよね。
44.1が受けられない点は別として、SCMSがかからないのも欲しい
理由の1つですね。できれば1台はSCMS機でもう1台が非SCMS
であるとありがたいわけで。
私が見つけたとしたら、たぶん買っていると思います。
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投稿者:シュワシュワ
どこかのコンデンサだったか1つを抜くだけで44.1kHzもデジタルコピーできたはずです。
もはや古すぎて情報が出てくるか分かりませんが。
SCMSなんてなかった時代なので、もちろんコピーフリー。まるで業務用機です。
> ジャンク品とは言うものの完全動作品で1万円なら、お買い得だと思います(たぶん、同じ境遇なら私も買っていました)
私も見かけたら衝動買いしたことでしょう。
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投稿者:k-tamura
SONYから電話がありまして、ヘッド交換とゴムローラーなどの交換で修理に
2万ちょっとかかるそうです。
まあ、計3万ちょいで買えたと思えば安いんでしょうね。
1週間後に帰ってくるのが楽しみではあるのですが、置き場所がちょっと
無いがちょっとつらいです。
ラック買うお金もまだ貯まってないし。(^^;
>シュワシュワさん
うーむ、コンデンサですかぁ。
でも、そこまでする技術は無いので止めておきます。(^^;
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投稿者:あい
え〜、DTC-1000ESは未だに修理が可能…(メモメモ)発売後13年で修理が可能とは、恐れ入りました<SONYサービス しかもヘッド交換込み2万円とは意外に安い。ちなみに、某中古ショップではDTC-1000ESがなんと9万円の価格で売りに出てました…(これは相場よりかなり高いと思いますが…)1万円という破格値はたぶん2度とお目にかかれないでしょう。DTC-1000ESはそれだけの価値はある機体です。大事にしてあげて下さい。
それから、DTC-1000ESは内部パターンカットで44.1kの入力が出来るという事は、90年頃のラジオライフ別冊付録「裏RL」に掲載されていました。現在は処分してしまって手元にありませんが…
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投稿者:TS
>発売後13年で修理が可能とは、恐れ入りました
絶句(珍しく良い意味で)。別のS社の初代DATなど、数年前の時点で既に「ヘッドはありません」と断言されました。1000ESの前身はセパレート型業務用DATでしたし、ヘッドは後継機に流用された可能性もありますが、消耗品が10年もとってあるのはさすがとしか言いようがありません。
パターンカットについて実行されていると思われる方が、少し前にメイン掲示板の方にいらした記憶がありますので、過去ログ検索もありかと。
#RW-800にも、同類の「裏技」あったりします。
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投稿者:mibo
その機種発売当時はのどから手が出るほどほしかったものです。結局ミニコンタイプの
DTC−100M購入しました。ヘッド交換で2万ぐらいだったら今度修理に出してみましょうか。パーツがあるといいなー
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