接点が大分劣化して、音がシャリシャリ言うような10年選手のホコリをかぶった中古でも、カメラのメンテで使うような特殊な揮発性の溶剤で洗う事で、見違えるように導通が良くなります。
更に、容量ぬけが心配されるコンデンサーを音質の良いフィルムコンデンサーやサンヨーの紫のOSコンに変えたり、抵抗(テスターで計ってみて下さい、結構規定値からばらけてたりする物です。)を国産のカーボン抵抗に変えたり、使わないセレクター類をバイパスして、直結させるだけでも、かなり音は良くなります。(ハンダを無鉛銀ハンダに変えるだけでも、大分違うと言う人もいます。)
接点類を見直して、ちゃちい作りの部分はハンダで補強するとか、振動で素子類が共振を起こしそうな部分を対策するとか、(極端な人になると、特殊な砂を入れて埋めちゃう人もいます。)基盤上の迷走電流の対策をするとか、振動吸収素材を使って、制振処理を施すとか。
嘘みたいに音がまろやかに、シャリがなくなって、気持よくなったりします。 |
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