一般に、家庭で聴ける限界まで音量を大きくしたパワー(精々10から20Wが良いところでしょう)の数倍は許容入力として設定してあるのがスピーカです。つまり、普通の使い方(たまに休日の昼とか、かなりガンガンにかけた場合)ではどうやってもスピーカは壊れません。鼓膜の方が先にいかれます。
怖いのが、「チェックCD」や「クリーニングCD」に入っているテストパターンの10khzとかの超高域の信号再生です。耳には殆ど音圧として聞こえてきませんが、聞こえないからと言って、ヴォリュームをMAXに上げてしまうと、簡単にトゥイータが焼き切れて吹っ飛んでしまったりします。ご注意下さい。
ウーファーがボンボン前後に2cmくらい動くのは、逆に「バーンインCD」と同じ動きをさせているという事で、スピーカのエージングという意味では、最良の働きをしているということです。50時間くらいボンボンエッジに仕事をさせると、なじんで動きが良くなって、高域も低域も面白いほど抜けが良く音がクリアにまとまりよく歌い出すようになります。
どんどんウーファーユニットは焼き込んであげてください。良いスピーカ程効果が出てきます。例えばDYNAUDIOのスピーカユニットかは、エッジのゴムが非常に厚手で、しっかり出来ているので、このBurn-inを以下にうまくやって上げるかで、音の出方が全然違ってきます。 |
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