アンプのDSPをかけて音楽を聴く方はわりといると思いますが、
私の場合は少し変わったやり方で聴いています。
CDやレコードの音楽を聴く時に、楽器用のマルチエフェクター(YAMAHA EMP−100)
を通して聴いています。
マルチエフェクターとは要するに、エレキギター、キーボード、マイク等と繋ぎ、
フランジャー、コーラス、ディレイ、リバーブといった様々なエフェクト効果が
1台で出来る物です。
具体的には、CDプレイヤーとアナログプレイヤーとマルチエフェクターを
DJ用ミキサーに繋ぎ、原音にエフェクトをかけた音をミックスした後にアンプや
MDデッキに出力しています。
JAZZ、FUSION、ROCKなどの曲にはリバーブ(残響効果)くらいしかかけていませんが、
ハウスやクラブミュージックなどには、フランジャー(うねり効果)や
ピンポンディレイ(やまびこ効果、左右に音が繰り返し移動する)
などのエフェクトもかけています。
各エフェクトの設定は細かく調整可能ですし、原音とエフェクト音の音量バランスも
ミキサーで好みに調整できます。
例えば、ピンポンディレイのピッチは、どんな曲のテンポにピッタリ合わせられますし、
ディレイの回数や減衰の加減も可能です。
以前、アマチュアバンドとお宅DJをやっていた時があり、使わなくなった機材で
試しにやってみたら、気に入ってしまったので、以来ずっとこれで聴くようになり、
普通にCDやレコードを聴く事が少なくなりました。
2CHステレオなので、当然ながらサラウンド効果などはありませんが、楽曲全体に
適度にエフェクトをかけて聴くのも、なかなかに良いです。 |
|