さーらさんのパナの説明書と似た表現が最近のSONYでも書いてあります。
リチウムイオンバッテリーはニッカド等と異なり継ぎ足し充電によるメモ
リー効果が無いのは事実らしいのですが、長期間使用しない場合(数ヶ月
のスパン)は放電状態で保管した方がセルの劣化が防げるそうです。
また、保管の環境は温度が低いところがよいとのことで、据え置きVTRの
上等温度の上がるところは駄目だそうです。
セルの劣化とは、内部インピーダンスが化学変化で上昇していくことなの
だそうで、出力される電流値が多い方がバッテリー端子電圧が下がります
ので電圧検出型のバッテリーエンド機能の機器では、早めに使用時間が短
くなります。
同じ劣化状態でも、ムービーの消費電流の大小でいわゆる寿命という時間
が変わることになります。(1次電池でモーター機器は回らないけれど、
時計は動くのと同じ考え方です)
保管前に放電状態を作るには、放電器が無い以上ムービー等で使用して使
いきるのが良いと思います。(ニッカドの放電器を流用すると過放電が怖
いです。端子電圧の検出は放電電流値で変化しますのでテスターの様に内
部インピーダンスの高い電圧検出と異なり放電器の場合は負荷抵抗の値が
問題のように思います) |
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