HV-HD1000にGRTチューナーはありません。
DST-MS9とNV-DH1の接続ですが、物理的には何の問題もなく繋がります。しかし相互の認識はすんなりとはいかないようで、使いこなすのは難しいです。
私はTU-BHD100とDST-MS9を、NV-DH1(1台)に繋いでいるのですが(NV-DH1でのi.Link接続はd1:TU-BHD100、d2:DST-MS9、d3:Windows PC(Motion DV Studio 3.0JからのMPEG2入力))
NV-DH1側で外部BSチューナーをd1(TU-BHD100)に設定し、更にTU-BHD100側でi.Link待機を設定している(=i.LinkにBSデジタルのMPEG2データを常時出力している)場合には、NV-DH1はd2から入力される信号を受けても「d2:i.Linkシヨウチュウ」というエラー表示がFL蛍光表示管とS端子出力からのオンスクリーンに出ます。
DST-MS9からのi.Linkを受けたい場合には、(1)TU-BHD100側でi.Link待機を解除し、(2)TU-BHD100の電源を切り[TU-BHD100電源ランプの赤点灯を確認]、(3)DST-MS9側でi.LinkのLINC設定をする事が必要です。DST-MS9とNV-DH1の電源を入れた状態で、NV-DH1のi.Linkランプが点灯し、DST-MS9のオンスクリーンでi.Linkを経由してNV-DH1の操作が出来れば完了です。ただし相互認識の動作が不安定なので、DST-MS9やNV-DH1のリセットスイッチを押さなければこの通りに動作しない場合があります。(単純な電源操作だけでは相互認識に失敗する場合がある)
再びTU-BHD1O0からの入力を受けたい場合には、(1)DST-MS9の電源を切る(2)TU-BHD100の電源を入れる(3)TU-BHD100側のi.Link待機を設定する、以上の操作が必要です。この場合もリセットスイッチを押す場合があり、またD-VHS HS再生も不安定な場合があるので必ずTU-BHD100とのi.Linkが正常に動作している事を「実際のテープ再生で確認」する事が必要です。
ここまで書けば、このシステムではBSデジタルとCSデジタルが混在した予約録画には不向きである事がお分かりでしょう。留守録も不可能ではないですが、BSとCSの切り替えでは手動でリセット操作が必要と思った方が良いです(つまり長期不在では使えない) |
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