普通のテレビでの静止画は、1フレーム(約0.03秒)単位で1枚の完全な静止画となっているように見えますが、その1フレームの中身は2枚の不完全なフィールド画で構成されています。(1フレーム=2フィールド)
多くのDVデッキでは、1フレーム中の片フィールドだけを切り出して不完全な静止画を生成する機種が多いです。テレビで見ると本物の静止画に比べると垂直解像度が半分に落ちているのが分かります。そのため、DVデッキでは片フィールドが生成した画面しか見ていないのに、PC側では他方のフィールド画が見える、という事が起こります。画像が重なって見えるのは、双方のフィールドに違った画が記録されている場合で、機材の故障ではありません。
対策としては「余裕をもって、境目では1フレーム短めに切り出す」しかないですね。 |
|