取扱説明書を見ないと操作方法がわからない機能は他になにがあるかなぁ?と考えて見ました。基本的には本体のボタン名から推測できると思いますし、リモコンのみの機能はモード(選択/設定)とGコード予約だけですから、複雑な操作は特にないと思います。
良く使う機能の中で、何点かは少し説明した方が良いと思ったので説明します。
まず、オートキャブレーションですが、これはテープの特性を測定して録画の最適化を図る様な機能です。X3ではS-VHS/VHS毎の標準/3倍の4種類の組合せを独立に記憶します。
測定方法は、録画ポーズ状態にした後、オートキャブレーションボタンを5秒程度押し続けますと測定にはいります。測定には約20秒程度かかり、測定結果(数字)は出ないまま録画ポーズに戻ります。同じ銘柄のテープを使う場合、一度記憶させてしまえば、毎回測定しないで良い訳です。テープをローディングした際オートキャブレーションを押せば、前回の測定結果に設定されます。3倍と標準が別々である事に気を付けて下さい。
次にVISSの書込み/消去ですが、録画中は書込みボタンで任意に書込めるのは当たり前ですが、再生中も同様に押せば書込みます。消去を押すと少し戻って消去されます。普通はVISSサーチした後、不要であれば消去を押すと、該当のVISSが消えると言う使い方ですね。尚、録画時にジョグリテイクをした場合、VISSの自動書込みはしませんから、その場合は最初にVISS書込みボタンを押しておきます。予約録画時は自動で書き込みますので気にする必要はありません。
また、裏面のサービスコンセントの連動/非連動を連動にした場合、入力2がデコーダ専用入力になりS端子は使えなくなります。
もし、マルチダビングやインサート/アフレコ、プリロール等の編集機能をバリバリに使うのであれば、取扱説明書は必ず入手しましょう。 |
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