技術は日進月歩しますので必ずさらによいものは生まれてきます。
製造者も更に儲けようと考えますので新しいものを投入し、市場を煽ります。消費者である我々が良いものはよいとばかりに新しいものに飛びつくと、古いものは売れなくなるので作らなくなります。
外国に詳しいわけではありませんが、日本はこの新旧製品交代が激しい国ではないかと考えています。多分、マーケットが小さいのではないでしょうか。米国ではCD全盛といってもレコード屋さんはだいたい何処にもあります。対象としている消費者の人数が日本と桁が違うからでしょう。
現在、MDがよく売れていますがカセットと同じ運命になるでしょう。
DATはもはや消えかけていますが、明らかに売れないからです。
ソニーをはじめとする音響メーカーなどには戦略があって、多分、MDの次のメディアはいくつか降補があると思います。MDの売れ行きが下火になったら出すことになります。
MDを長く使いたければ我々がたくさん買うことしかありません。
私のところには亡くなった親父が使っていた8mmがあります。ビデオではなく、8mmフィルムですが映写機がありません。小さな子供のいる家庭では手軽な8mmビデオ等で思い出記録を取っていると思います。子供は大きくなり、多分 中学、高校ともなると可愛さもなくなり、親も忙しくなるなどしてビデオどころではなくなる時期があります。
その後、何年かして落ち着いて大きくなった子供の昔のビデオでも見ようかと8mmビデオカセットを押入から出しても、さて 8mmビデオデッキがないと言うことになります。
この様なことにならないようにメディアには何を選択すればよいのでしょうか。私にもわかりません。 |
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