原因はHICが最有力候補ですが、何故そうなるかといいますと・・・
HIC(ハイブリッド集積回路)は名の通り、通常パーツとICが融合した
特殊な小基板みたいなものです、面積が小さい為、コンデンサーなどは
通常のリード型ではなく実装型が採用されています
ただ、コノ実装型、バブル全盛期の分は「四級塩」が採用されており
そのうち内容液(電解液)が漏れ出し、基板を腐食し、機能を停止する
事例を数多く出しています
また、その後液漏れを防止する為に差し替えられた「三級塩」は
温度特性が前のに比べよくなく(低温で抜けやすい)寿命が短い
という事例が多発しました
コノ場合、逆にいえば周辺温度が高くなると正常動作し
冷えると不安定な症状を示す事になりますので、「どちらのタイプが原因か」
を調べたい場合はエアダスターを吹き付けてコンデンサの表面だけ急速冷凍すれば
答えは出ると思います
前述の場合はNV-V10000などで、後述の場合はSONYの93年ごろのTV/VCRで
私も喰らってしまいました、後述の場合、その様な理由により夏は安定動作に入るのが早いです(笑)
自己修理をされる場合は、コスト的に「人件費が0である」「コンデンサだけでよい」
という理由により1/100ぐらいに抑制可能ですが、実装型は手作業では
難易度がとてつもなく高いですし、リードであってもばらしてHICにたどり着くまで
大変かもしれません
らいちゃん さんのサイトをご参考にされた上で、メーカーに出すかどうか
検討されてみては如何でしょうか・・・ってな事でいいですか、らいちゃんさん(^^ゞ |
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