以前あいさんの懇談会仕様DATについての書き込みと重複してしまうのですが、
今回DTC-1000ESの完動品が手に入ったのでもう1台手持ちの57ESとの組み合わせで
デジタルコピーについていろいろやってみましたので自分なりの見解を書かせてもらいます。
使用機材は他にあいさんと同じくDBSチューナー、SAT-100GRX、CDPはXA5ESです。
まず単純に57ESでアナログ入力で録音したテープを同じ57ESで再生し、1000ESで
録音しようとしたところ、COPY PROHIBITが点滅!(いきなりかい)
アナログ録音なのになぜ?と思われる方が多いとおもいますが、これはつまりアナログ、デジタル関係なく
57ESで記録されたコピー禁止コードが「0,0」以外、つまり「1,0/0,1/1,1」のコードは全て1000ESでは許可/禁止が判定できず、結果的に怪しきは疑えというルールにのっとってすべてCOPY PROHIBITが点滅するようです。
当然44.1kHzのCDやLDはもちろん、48kHzのDVD音声も1000ESでは録音不可でした。
57ESではSCMS対応なのでCD,LDは1世代に限りデジタルダビングができますが、
DVD音声は「ゼネラル」と判定され、結果的に不可となります。
それでこの「カテゴリ」ですが、やはりもともと録音しようとするソースに入っているわけではなく、
録音するデッキ側で「コイツのカテゴリは○○だ!」と判別するようです。
1000ESの取説に、「CDはコピー禁止信号が入っているため録音できません」とありますが、
厳密には1000ES側でDBSチューナーとDATのカテゴリ以外はすべて(?)
受付ませんということのようです。
このことはつまり、BSチューナーから1000ESで録れるということは、チューナーの年式、
機種に関係なくカテゴリはDBSと判定されるからだと思います。
もしゼネラルで出ていると判定されれば、いきなりコピー不可となるはずです。
コピーされたDATからは、「0,0」のコードが入ったテープのみしかデジタルで受け付けず、
これが通ればあとは新たに書き込まれるコードも「0,0」であり、あとはマスター、スレーブ
関係なくどちらが受け手でもこのテープは永久コピーが可能になる、と。
例えば、BS音声やアナログ音声を57ES等のSCMS対応機で録ってしまうと、録音時に書き込まれる禁止コードは「1,1」となり、1000ESでは判定できず、1世代目にもかかわらずコピーがまったくできないということです。
逆にソースはチューナーでも別のDATでも、1度1000ESをマスターに、57ESを
スレーブにしてテープを作れば、禁止コードは「0,0」なので、永久コピーが可能になると思います。
1000ESは44.1kHzに対応していないのではなく、サンプリング周波数に関係なく
カテゴリがDBSかDAT、もしくはコードが「0,0」でなければ録音ができないということではないでしょうか?
ということは、例の改造を行えばなんでもデジタル録れて、シリアルコピーも無限にできる?と。
以上なんだかわけのわからない文章になってしまい、申し訳ないです。
あくまで個人的な憶測です。
あとはあいさんお願いします!(爆) |