etoile さん、こんにちは。
> でもこの放送に満足できずにtunerを手放す方がいるのは不思議です。
私が思うに、ディエンファシスと番組毎の放送品質のバラつきのため
パソコン環境ではデータが扱いにくいからじゃないでしょうか。
私のチューナは MDR-1000 です。他のチューナとは比較した事が
無いのでなんとも言えませんが、購入当初はあまりの扱いにくさに
閉口しました。
1. 送出レベルが低い
WAV の値で 29000, -29000 位がピークと、低い事が多いです。
まれに番組によっては 32767, -32778 まで出ている事がありますが
これもディエンファイシスを掛けるとかなり低めのレベルと
言う事になってしまいます。29000 程度の低めの放送だと
さらに低いことになります。また、ディエンファシスと
音量正規化を一度に処理してやらないとどうも音が悪いです。
ディエンファイスと音量正規化は wavedemp を使用していますが
当初、ディエンファシスのみを wavedemp で処理してから
正規化を行っていたため、かなり音質が劣化していました。
かえでと衛のホームページ - wavedemp 配布
http://www.asahi-net.or.jp/~mp4m-truc/
2. DC オフセットが発生する
フリーソフトの S Rec という録音ソフトを使用していますが
単位時間あたりのピーク値で曲毎に分割してくれます。
ただし MDR-1000 の出力がかなりオフセットされていることが
あり、上手く切れないことが多いです。
オフセットの問題以外にも曲間の無音状態でレベルが小さく
振れるため、これも上手く切れない原因になります。
ISHIHARA Kazunori - SRec
http://kazunori.148ra.com/
高級なオーディオシステムを持っていない、私のようなユーザ (^^; だと
「PC で録音して MP3 もしくは CD-R に焼いて聴く」というパターン
になると思いますが、このパターンではかなり扱いにくい感じです。
上記問題点については、wavedemp, S Rec ともにソースが公開されて
いるため、ソースの改造で対処できました。
(S Rec の正規化を wavedemp に置換え、無音判定処理を変更)
コンパイラを持っていなかったり、ソースを変更できないユーザも
多いと思うので、手放してしまうんじゃないかなぁと最近思ってます。
当初 CS-PCM はあまり音が良くないと感じていましたが対処できて
からは、結構いけるように思います。でも CD を超えると感じた事は
無いなぁ。 |
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