マンションでD50というのは、戸境の壁の防音性能です。したがって開口部は使用しているサッシのグレードでずいぶん低下すると重います。ただ、逆に言うと防音工事をするときには開口部への投資だけでD50に近づけていくことができます。
とはいえ、躯体伝播の問題があり、隣の家で聞かせてもらったところではどの部屋でも同じようにかすかに映画の音が聞こえていました。聞こえ方としては、アンプのボリューム表示でイメージしたとおりでした。つまりアンプが∞から−db表示の場合、−35dbで聞いていたとすると、−85dbまで落として自室内で聞いているの同じ感じで音が漏れていました。
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以外と小さいものです。はっきり言って文句言ったお宅の子供の走る音がうちにもれるほうがよほど大きかったです(^^;不快な音のレベルというもの、受忍限度には相当な個人差があるものだと改めて認識しました。
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とはいえ、こうなると、相手の家では逃げ場がないので(私のうちと反対側部屋にこもるなど)ボリュームを下げるか、ルームインルームしかありません。
どちらの家も窓を締め切っている場合では、窓経由より躯体伝播による音漏れのほうが大きかったので、D50の壁隔ててつながっているマンションよりも壁が2枚あり、空気層がとれる一戸建て同士のほうが有利な点があるかもしれません。自宅をD40にして、隣がD30だとすれば相手方では−70dbになっているはずですから。
ただし、互いに窓を閉め切っての話ですから、夏場などでは相手方は窓開けたりするのでやはり話し合いが必要ですよね。うちの場合は、窓を開けてるほうは音が隣からの音が進入するのは我慢することになりました。 |
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