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カビ問題、ふたたび トピック削除
No.1036-TOPIC - 2001/05/20 (日) 19:24:01 - EH10
テープがカビたという話はたびたび出てきますし、最近も隣で
話題に出ていますが、テープの話ではなくデッキの話です。

既に各社S-VHS機は昔ほどの物量投入もなく、過去の名機を中古で
探すことが多くなりましたが、運良く手に入れたとして購入したものが
カビデッキだったらどうしようかと考えるようになってしまいました。

メインで録画機として動いているのは両方とも新品購入のDV機ですし
レンタルも無ければまわりにユーザーもいないので貸し借りもない
ということで、自己管理さえできていればこちらは問題ありませんが、
友人や家族との互換および古いテープのDV化で動かしているVHS系の
デッキについては現在所有しているものは殆どが中古購入のものと
なってしまいました。
中古となると前所有者がどのような使い方をしていたのか見えませんし、
高級機だからといって自己録再のみで使用されていたとは考えにくいのが
現状です。

みなさんのところではどうでしょう? 大丈夫と判断されるなんらかの
根拠のもと運用されているのでしょうか?

(先日入れる順番を誤って前途不明のデッキで再生したテープを
ヘッド及び走行系交換直後のデッキで再生してしまいまして
「しまったなぁ」という経緯があるもので。一応店購入なんですが…)
 


開発サイドでは 削除/引用
No.1036-17 - 2001/05/25 (金) 18:35:24 - マイケル
参考になるかどうか、分かりませんが、
VTRを開発している部署では、「名刺」を使っていました。
適度な硬さと、緻密で毛羽立たない紙として「名刺」が
最適だと言うのです。
最近のぺらぺらの名刺ではなく厚めのヤツです。
コレをヘッドに当てて、上シリンダを指で
行ったり来たり、数回行うのです。
でも、普通の人ならクリーニングテープを使った方が
良いと思います。

ヘッドクリーニングの仕上げ 削除/引用
No.1036-16 - 2001/05/25 (金) 15:32:35 - Initial T
> > 綿棒で細かくゴミ類をとってやる
>
> エア・ダスタで「プシッ」てのはいかが? 私は仕上げにやってます。
> シリンダのヘッド突き出し窓には綿棒は入りませんから。案外、ココに
> 磁性紛や削りカス、ホコリがたまってるもんです。

わたしもこれをやってますが、目詰まりをしている場合には効果がないので、結局は綿棒での仕上げをやってます。

ここでのコツは、あえて毛羽立ち気味の綿棒を使うことみたいです。これでヘッドチップをなでてやり、テープとの接触面周辺のゴミや糸屑をからめ取ります。ルーペでヘッドチップを見ながら、汚れやゴミが完全に見えなくなるまで根気よくやってます。ある程度こするくらいの感じで綿棒を動かすのがポイントです。必要であれば上下にも動かしていますが、なれればまずヘッドを壊すことはないみたいです。HR-20000やW5でもこの方法をやってます。

VHSのヘッドが本当に飛ぶということは実はあまりないような感じがしています。これまでに修理したジャンクの中には、無理なクリーニングで目詰まりを起こしたと思われるものもいくつかありました。ヘッドを回転させてやる普通のクリーニングでは全く歯が立ちませんが、上記の方法で復活できたものが何台かあります。

とはいっても、これは危険な方法であることは間違いありませんので、みなさんが大切にされている機器でいきなり試すようなことは絶対にしないでください。(^_^;

Re2:β、大丈夫ですか? 削除/引用
No.1036-15 - 2001/05/25 (金) 06:41:50 - etoile
> >やるなら決してヘッドの回転方向に対して垂直方向の力は加えないで下さい
>
> これやったらどんなのでも飛ぶと思いますけど?

説明が足りなかったのですが、βはVよりもかなり弱いので気をつけてください、と言うことです。でも以外と上手く行くものなんですね。参考になりました。

V 削除/引用
No.1036-14 - 2001/05/25 (金) 06:38:53 - etoile
>[Re:12] とむのすけさんは書きました :
> >βはヘッドチップが飛び易いので、VHSと違ってやらないほうが良いですよ
>
> 私の場合、3台(EDβ)所有してますが、結構手荒に綿棒で行ってもヘッドチップを
> 飛ばした事はありません(TSSだからなのか、単に運が良かっただけなのか?)
>
> >やるなら決してヘッドの回転方向に対して垂直方向の力は加えないで下さい
>
> これやったらどんなのでも飛ぶと思いますけど?
>
> 以前、パナソのS−VHSに、湿式のクリーニングテープを使ったら飛んだ事がありましたので、
> 今は、D−VHSとS−VHSにはビクターのTCL−DVSを使ってますが、
> これで駄目なときは、先に日立のラップテープを使っております。
> 今、EDβには、昔のフロン吹き込んで早送りするタイプ(もうじきガスが無くなる)のを大事に使ってます。
> (何せ、開けずにやろうとすると、ヘッドチップしか回転しないので、テープ取り出しの時に
> ヘッドが回転する惰性を利用してましたので綿棒入れるのは、さすがに怖くなった)
> それと、別スレに湿式の前に乾式を使うべしって、ありましたので、そうしてますし
> 今回、このカビのスレ見まして乾式は、1台に1本ずつ用意する事に致しました。
> (録画したテープは、そのデッキでしか再生しない又、どうでも良いのを用意して
> それで再生したテープは、二度と他のでは再生しない事を守らねば意味がないですけど?)
> それと、保護剤の含まれていない無水エタノール・消エタは、使っても酸化等の不具合は大丈夫なんでしょうか?
> (EDβにフロンの代わりに代替の物を使おうと思ったら金属酸化云々って書いてあったものですから心配で)

クリーニングクロス 削除/引用
No.1036-13 - 2001/05/24 (木) 00:29:35 - ぴか
VTRパス系やヘッド・ドラム系のクリーニングにセーム革を使うと、
革のゴミがヘッドに付着し目づまりの原因になる事があります。
少なくとも業務用VTRを扱う人プロは使っていないはずです。
代りに、たしかフジか、JVCだったか忘れましたが、その名もずばり
クリーニングクロスという白色の合成布が販売されています。
業務用VTR・器材を扱っているお店で入手できるはずですよ。

Re:β、大丈夫ですか? 削除/引用
No.1036-12 - 2001/05/23 (水) 14:56:56 - とむのすけ
>βはヘッドチップが飛び易いので、VHSと違ってやらないほうが良いですよ

私の場合、3台(EDβ)所有してますが、結構手荒に綿棒で行ってもヘッドチップを
飛ばした事はありません(TSSだからなのか、単に運が良かっただけなのか?)

>やるなら決してヘッドの回転方向に対して垂直方向の力は加えないで下さい

これやったらどんなのでも飛ぶと思いますけど?

以前、パナソのS−VHSに、湿式のクリーニングテープを使ったら飛んだ事がありましたので、
今は、D−VHSとS−VHSにはビクターのTCL−DVSを使ってますが、
これで駄目なときは、先に日立のラップテープを使っております。
今、EDβには、昔のフロン吹き込んで早送りするタイプ(もうじきガスが無くなる)のを大事に使ってます。
(何せ、開けずにやろうとすると、ヘッドチップしか回転しないので、テープ取り出しの時に
ヘッドが回転する惰性を利用してましたので綿棒入れるのは、さすがに怖くなった)
それと、別スレに湿式の前に乾式を使うべしって、ありましたので、そうしてますし
今回、このカビのスレ見まして乾式は、1台に1本ずつ用意する事に致しました。
(録画したテープは、そのデッキでしか再生しない又、どうでも良いのを用意して
それで再生したテープは、二度と他のでは再生しない事を守らねば意味がないですけど?)
それと、保護剤の含まれていない無水エタノール・消エタは、使っても酸化等の不具合は大丈夫なんでしょうか?
(EDβにフロンの代わりに代替の物を使おうと思ったら金属酸化云々って書いてあったものですから心配で)

手は動かさないことですねえ 削除/引用
No.1036-10 - 2001/05/22 (火) 10:41:00 - ひろみっく
そうそう、ドラムだけ回して手は動かさない。これで
妙な力はかからないですからね。
それよりも蓋をあけるようになると、VHSデッキの
構造の簡単さにがっくりしますよ。私が結局VHSでは
全くライブラリーを作らないできているのはもうそれ
だけで嫌になっちゃったからです。簡単すぎるしメカ
に美しさがない。惹かれるところがない。魅力がない。
まあ、今時は安いので値段なりのものだと言い切ってし
まえるでしょうけれど、昔は10数万円をこの簡単な機械に
払えるのか!みたいなところがありましたね。
VHSデッキは掃除する個所も少なくてつまらないですねー。

β、大丈夫ですか? 削除/引用
No.1036-9 - 2001/05/22 (火) 07:10:55 - etoile
> スキルがあるというほどのことではないですが、VHSやベータ
> 以外ではおすすめしません。

βは大丈夫ですか。以前のSONYサービスがこちらにあった頃(^^;;; に
技術の方に聞いたのですが、「βはヘッドチップが飛び易いので、VHSと
違ってやらないほうが良いですよ。やるなら決してヘッドの回転方向に
対して垂直方向の力は加えないで下さい。多くのサービスマンも一度は
ヘッドを壊して上手くなっていきます。」と言う趣旨のことを言われ
ました。

なのでβは手を出しておりません。修理代も高いですしね。
βもやってみたいのですが、コツとか工夫とかあるのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1036-8 - 2001/05/21 (月) 23:13:55 - EH10
えーと、とりあえずエタノールで洗浄やってみました。
ミニカセットデッキクリーニング用の綿棒に含ませて、ヘッドは綿棒固定で
ドラムを回転という具合。ヘッドは綿棒ではなくて糸等ほつれてこない素材で
やったほうが万一のことを考えると良さそうですが、これは追って用意することにします。

消耗部品の交換は今回ノータッチでしたので、内蔵ヘッドクリーナ
部分は多めに液を含ませて(といってもすぐ乾いてしまうのですが)
みました。本当は同時交換が理想なんですが、なかなかそうも行かない
現状ですし私の使い方ですとヘッドクリーナが動作するほどは使わないので
(とりあえずとしては)これでいいかな、と。

内部の清掃という点においてもかなりの有効性が確認できました。

コメントしていただいた諸氏に感謝。

ヘッド&筐体内クリーニング 削除/引用
No.1036-7 - 2001/05/21 (月) 16:08:35 - 太田
>ヘッドクリーニングは直接触るわけではないので。…(以下略)

 私も似たような方法でやります。といっても、数年に一度位。
クリーニング・テープではどーしても埒が開かない場合だけですね。
DVデッキでも、これで調子が戻りました。
# ビクターHR-Z1は分解途中でその複雑さにメゲて挫折…
# クリップ折っちゃったし。

 ヘッドは、皆さんが懸念するほどヤワではないですよ(といって
直クリーニングを奨励するものでもありませんが)。


>綿棒で細かくゴミ類をとってやる

 エア・ダスタで「プシッ」てのはいかが? 私は仕上げにやってます。
シリンダのヘッド突き出し窓には綿棒は入りませんから。案外、ココに
磁性紛や削りカス、ホコリがたまってるもんです。

ヘッドはですねえ 削除/引用
No.1036-6 - 2001/05/21 (月) 09:11:15 - ひろみっく
ヘッドクリーニングは直接触るわけではないので。
アルコールをつけたセーム皮を軽く接触させて、ヘッドの
側を回転させてやるんですよ。それで1,2回触れるだけですね。
後はアルコールをつけた綿棒で細かくゴミ類をとってやることですね。
スキルがあるというほどのことではないですが、VHSやベータ
以外ではおすすめしません。
昔、βのPRO−Xテープを使っていたときには再生でも録画でも
一度させるたびに蓋あけてクリーニングしてました。そうしないと
目詰まりするんで。
頻回にクリーニングするデッキはネジを全部はずしておいて、いつでも
蓋開けてクリーニングできるようにしていたものです。
最近HR-S10000の中古故障品を修理出しした時も、前もって
クリーニングだけはしておきました。かなりほこりがたまって
いましたし。清掃にあてる時間があるならメンテにあててもらいたい
ですからね。印象もいいでしょうし。

Re 削除/引用
No.1036-5 - 2001/05/20 (日) 23:33:32 - etoile
> EH10さん

> 本業の関係等々でデッキ本体の蓋を開けて中をさわることについては
> それほど難しいことではないのですが、
ですよね(^^;;; 実は私には難しいです(^^; EH10さんの方がかなり
スキルが高いのは別の掲示板のカキコでも理解しております。


> さすがにメインラインで
> 使用するデッキの部品交換については専門の方に任せているのが
> 現状です。(ジャンクものは自分でやりますけど)
そうですよね。私もHR-Z1は決して手をつけません(^^; レンタルビデオ
と言うことであればレンタル専用には走行系に問題がなく巻きこみしない
この手のVCRを使うのが無難と思っています。


> 若干多めにして2〜3回走らせてはいますがカビに対して効果は
> あるのかな? というのが正直なところです。
蓋を開けたまま「かび付きテープ」を走らせて実験をやりましたが
結構飛び散ってます。クリーニング・テープでは無理だと言って
間違いありません。と言うかクリーニングテープの当る部分以外に
カビが多く残っています。


> さすがにヘッドを自分で触るのには抵抗があります。
> 99.5%エタノールは手元にあるので、クリーニング液の代わりに
> これで走らせてみようかとも考えています。
実際は70%でも充分です。消毒用は70%です。ただし、乾燥しやすいのは
99.5%ですね。
確かにヘッドは気を付けます。ヘッド・チップの近くには行かない様に
しています。どうしてもここの近くに汚れがある場合には、ゆっくり丁寧に
やっています。ヘッドチップ部分は今練習中です(^^;;;


> デッキ本体を開けての走行系クリーニングですが、誰にでも薦められるものでもないと思います。ヘッドを破壊する危険性を考慮すると、他人には薦められないと私は思います(少なくとも私はお勧めしません)。

ご質問の方がEH10さんでしたのでコメントしました(^^;;; もちろん誰でも
やれるものではないでしょうが、ジャンクで試してみるのは悪いことでは
ないと思います。
興味のない方、怖いと感じる方は手をつけないほうが無難であると私も
思います。ただ一度使い込んだデッキの中を見てしまうと何とかしたく
なるものだと思います。
私も広く皆さんには勧める気はありません。

(無題) 削除/引用
No.1036-4 - 2001/05/20 (日) 22:00:19 - EH10
>etoile 氏,あい 氏

本業の関係等々でデッキ本体の蓋を開けて中をさわることについては
それほど難しいことではないのですが、さすがにメインラインで
使用するデッキの部品交換については専門の方に任せているのが
現状です。(ジャンクものは自分でやりますけど)

湿式はデッキ毎に1本用意し、クリーニング液(アルコール)の量を
若干多めにして2〜3回走らせてはいますがカビに対して効果は
あるのかな? というのが正直なところです。
やらないよりはマシかな

さすがにヘッドを自分で触るのには抵抗があります。
99.5%エタノールは手元にあるので、クリーニング液の代わりに
これで走らせてみようかとも考えています。

ダブルビデオは怖い… 削除/引用
No.1036-3 - 2001/05/20 (日) 20:16:40 - あい
DVとVHSが同居しているダブルビデオは怖いですね。特にWV-D9000では今までにレンタルビデオを数本再生していますから、VHS側からDV側に胞子が撒き散らされると考えただけでゾッとします。一方のWV-D700ではVHS側をほとんど使っていませんので、こちらの方がかえって安心かも(爆)
デッキ本体を開けての走行系クリーニングですが、誰にでも薦められるものでもないと思います。ヘッドを破壊する危険性を考慮すると、他人には薦められないと私は思います(少なくとも私はお勧めしません)。湿式クリーニングテープの使用が関の山でしょう(DVには湿式がありませんが…)

私の場合 削除/引用
No.1036-2 - 2001/05/20 (日) 19:50:02 - etoile
中古で手に入れたVCRを使うこともありますが、その場合には使う前に
必ずがわを開けて走行系の清掃をしています。
清掃といってもエタノールを綿棒に含ませて拭くだけです。ついでに
グリスアップもしますが。
カビの胞子も一応はエタノールで殺せます。殺せなくても何回か
ふき取れば取れるでしょう。

走行系の清掃だけでしたらどなたでも可能と思います。ただしヘッド
シリンダーを掃除する際にヘッドそのものを壊さないようには気を
付けております。

このようなメンテナンスは大切だと思います。内部のゴミを取って
カセコンと走行系の整備をするだけでカビ対策以外に、その機体が
ずいぶんと長持ちすると思います。

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