>さらに、ユニットの運動に伴って、力学的に決まる成分があり…
物理的なさまざまな定常現象をL,C,R,電流源,電圧源を使ってモデ
リング(等価なものに置き換える)して簡便に扱うのが回路論ですから。
ご発言の内容から察して電気屋さんではないようにお見受けしまし
たので、本来議論するような内容でもないのに発言したのでした。
以下は電気屋なら誰でも知ってる基本中の基本なので電気屋さんでしたら、
読み飛ばしてくださいませ。
僕自身逆の立場なら"お前誰に向かって説明してんねん"とむっとしますから
ぐちゃぐちゃ言ってても誤解を招くだけなので・・・別に何かを主張した
いわけでもなく式が全てですから、ご自分で解釈してください
位相歪に関係するのは群遅延であって
それが周波数に対してconstantであればいいわけです。
スピーカインピーダンス
Zs=Rs+jXs
ケーブルインピーダンス
Zc=Rc+jXc
トータルインピーダンス Z
Z= Zs+Zc = Rs+Rc + j(Xs+Xc)
= |Z|exp(jφ)
|Z| = \sqrt((Rs+Rc)**2+(Xs+Xc)**2)
φ = atan((Xs+Xc)/(Rs+Rc))
群遅延は dφ/dω=(dα/dω)/(1+α**2)
ここで、α=(Xs+Xc)/(Rs+Rc)
dα/dωを先ず考える。
1/(Rs+Rc)はωには無関係なので
dα/dω = (1/(Rs+Rc))・d(Xs+Xc)/dω
と書ける。
結局、
dφ/dω=(Rs+Rc)/((Rs+Rc)**2+(Xs+Xc)**2)
・d(Xs+Xc)/dω
を一定にすればいいわけです。
#Rc >> |Xs|,|Xc|,Rs とすれば位相歪はなくなりますが(笑)。
1.8Ωは小さいとは思いませんが、基板のGNDパターンの
端と端にテスタをあてても大抵0.5Ωぐらいはあるもんです。
それも20mでしょ? |
|