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『人の声のダイナミックレンジ』
Web https://homer-c.cyou/
投稿者:あたる 投稿日:2000/02/10(Thu) 17:21:04
何時も疑問に思っていた事があるのですが、よろしいでしょうか?
私は主におとなしめのポップスを聞いているのですが、歌手が声をバーンと張り上げた時に
私の安価なオーディオシステムだと、声が前に出ず、引っ込んでしまいます。
ちなみに大昔に聞いたタンノイの高級大型スピーカでは、そういう現象は
起きず、歌手がステージで歌っているのをそのまま聞いている感じでした。
この現象は、何が原因なんでしょうか?
とりあえず、以下に列挙してみました。
1)元々ポップスは、音量位置を決めたらあまりボリュームを
動かす事が無いように、そういう録音にしている。
つまり声を張り上げた所ではリミッターがかかっている。
2)アンプのパワーが足りない。
3)スピーカのダイナミックレンジが足りない。
4)現在のオーディオの能力では、安価なシステムでは
人の声のダイナミックレンジを正確に再現する
事は難しい。
どうでしょうか?もし 1)ならば、リミッターがかかっていない
ソフトを紹介していただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
[507へのレス] Untitled 投稿者:しわしわ 投稿日:2000/02/12(Sat) 19:32:17
問題点を特定するためにクラシックのシンフォニーのCDをかけてみてください。
ベートーベンの5番(運命)なんてどうですか?
曲頭のジャジャジャジャーンでボリュームを決めてください。
そしてそのまま聴き進んで行くと、おそらく音量が小さいと感じるのではないでしょうか。
では音量が小さいと感じた箇所でボリュームを設定しなおして、曲頭に戻りましょう。
どうですか? オケが張っているところでリミッターがかかったように聴こえますか?
もしリミッターがかかっているように聴こえたら、たぶんアンプの瞬発力が足りません。
近頃のスピーカは能率が低いので(ミニコン用でも84~5dBのも)かなりのパワーを要求しますが、それでも一般家庭では数10Wもあれば十分です。
問題は最大出力より瞬間的な電流供給能力です。
これが劣ったアンプだと前述のように聴こえることになります。
一方このテストがOKだった場合、これはソースに問題ありということになるでしょう。
あたるさんもお気付きの通り、ポピュラー音楽ではコンプレッサーの使用は常識です。
これはピークをカットする、というような消極的な使い方ではなく、音質を加工するためです。
ミキシングコンソールのフェーダーには各チャンネルにコンプレッサーが付いていて、ここでイコライザーを併用して音質の加工をします。
音質を加工した後、各楽器の音量バランスをとって2チャンネルにミックスします。
このミックスされたものに音楽的意図でさらにコンプレッサーをかけることもあります。
近頃ではできるだけ音量が大きく聞こえるように、コンプレッサーがかかりはじめるスレッショルドレベルを下げて、全体を圧縮しているようです。
おかげでもはやダイナミックレンジは10dBもない感じですね。CDをコピーするとレベルメーターは上の方で張り付きですから。
リミッターがかかっていないソフトですか。 いわゆるオーディオファイル向けソフトにはあるかもしれませんが、私は存じません。
クラシックでも使っていると思うのですが。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:Pochi kun 投稿日:2000/02/12(Sat) 21:56:03
リミッターがかかっていないソフトということで、投稿させていただきます。
セシルレコードの小倉喜久子のベートーヴェンのピアノソナタのCD(IMS9803)
同じくセシルレコードの渡辺順生のゴールドベルク変奏曲(IMS9802)
は、リミッターがかかっていません。
これは、録音したのが私ですので間違いありません。
どちらもマイク2本のみで収録し、HDで編集しています。
残響などもホールのままで、エフェクターなどは使用しておりません。
もし、この投稿に問題があれば削除してください。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:あたる 投稿日:2000/02/13(Sun) 01:06:01
しわしわさん Pochi kunさん。ご返答ありがとうございます。m(_ _)m
問題のオーケストラですが、これはリミッターがかかったような感じはないです。
それだけに、オーケストラは僕のような小音量派(というより、小音量で聞かざるを
得ない派(^^;)には不向きですね。
一方、ポップスの場合、殆どのソフトが、声を張り上げた時と、普通に歌っている
時の音量差があまり無い事に、常々疑問に思ってきたんですが
>おかげでもはやダイナミックレンジは10dBもない感じですね。
>CDをコピーするとレベルメーターは上の方で張り付きですから。
ですよね。やはり。録音側で頭を押しつぶしている感じで間違いないでしょうか?
やはり、ピークを基準に録音すると、通常の演奏レベルは低レベルになってしまう。
すると、デジタルの場合は、音質に問題が出てきてしまうような気もします。
もちろん、あまりオーケストラにように音量のアップダウンの無い方が、
一般ユーザには、扱いやすいという問題が一番重要なんでしょうが。
>リミッターがかかっていないソフトということで、投稿させていただきます。
>セシルレコードの小倉喜久子のベートーヴェンのピアノソナタのCD(IMS9803)
>同じくセシルレコードの渡辺順生のゴールドベルク変奏曲(IMS9802)
>は、リミッターがかかっていません。
わぁ!あとがとうございます。m(_ _)m。
ご自身が録音されたCDですか。凄い方がここに来ているんですね。(^^)
大感謝です。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/13(Sun) 05:11:17
普通、ソロや小編成のクラシックの録音では、リミッターは使わないですよね。>プロの方のご意見をお願いします。
録音レベルも、ピークまで入っている録音は殆どありませんし、大抵(ピークさえも)かなり低いレベルで収録されています。
ピアノソロや声楽ソロ、バイオリンソロ等のクラシックでリミッター使われてたら、逆に違和感ありそうです。
オーケストラのマルチトラック録音>ミックスダウン等では色々あるのでしょうが。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:しわしわ 投稿日:2000/02/13(Sun) 19:00:52
クラシックでもリミッターを使っているのでは? という私の発言は、想像の域を出ないもので撤回します。
ハイビット録音した後16ビットにするときに、全体をCDの枠に収まるように圧縮する、ということもないのでしょうか。
このあたり、プロの方の御意見をうかがえれば幸いです。
いやあ、畑違いのことに首をつっこんで皆様を混乱させてしまいました。
ごめんなさい。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/14(Mon) 03:32:04
>ハイビット録音した後16ビットにするときに、全体をCDの枠に収まるように圧縮する、
リミッターをかける事とは根本的に違う事ですが、これはクラシックの場合、90年頃以降大手は殆どやっています。
リミッターはダイナミックレンジ(音量の大小)を圧縮する為に行いますが、
上記のハイビット圧縮は、微少信号領域の情報量を拡大し、ダイナミックレンジを拡大する事が目的です。
僕は圧縮の違和感が付きまとうので正直嫌いなのですが、SACD等の将来の大容量フォーマットでは解決する、
一時しのぎ的技術なので、今は我慢しています。ちなみに、クラシックの場合この技術(SBM K2等)を使っても、
全体の録音レベルを上げたり、ピークをギリギリに迄持ち上げたりはしません。
>いやあ、畑違いのことに首をつっこんで皆様を混乱させてしまいました。
これは問題無いですよ。僕も時々聞きかじりでいい加減な事(とくに電気系)をカキコして突っ込まれてます(^^;。
誰にでも間違いはあると思いますから、あんまり気にしないで下さいな、楽しく行きましょう(^^)。
って、第一上に僕の書いたことも事実かどーか判りません、クラシックの編集段階で何をしているのか良く知りませんから
>だからプロの方にフォローして欲しいのです(^^;。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:TS 投稿日:2000/02/14(Mon) 11:45:55
>上記のハイビット圧縮は、微少信号領域の情報量を拡大し、ダイナミックレンジを拡大する事が目的です。
家庭用録音機でも、RW-800やソニーのSBM内蔵DATでアナログソースを録音する際には同様のことを行っています。
>僕は圧縮の違和感が付きまとうので正直嫌いなのですが、SACD等の将来の大容量フォーマットでは解決する、一時しのぎ的技術なので、今は我慢しています。
早めにハイビット録音マスターテープを増やしておくことで、次世代CDがハイビット化した際に、可能性を生かしたソフトがすぐ出るようにになるかもしれません。
ただし今のところ直接恩恵を受けうるのはMDソフト(可変量子化ビットのため)とDVDソフト(とDCC&LPソフト)だけです。SACDの場合には、マルチビットから1ビット粗密波への変換がやはり必要になります。このマルチビットから1ビット粗密波への変換は1Bit型DACの中核技術ですが、各社の思想によって相当音が変わるのが現状です。
ちなみに、K2はジッター低減技術であり量子化ビット数とは無関係です。
ただし、生かすも殺すもソフト制作者の意向にかかっています。MDソフトでも、CD用の16Bit完パケマスターの流用では意味がないですし、それ以前に「レベル上げ」で実効Dレンジが10dBもないようでは、器だけ大きくなっても無意味です。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/14(Mon) 20:04:37
>ちなみに、K2はジッター低減技術であり量子化ビット数とは無関係です。
厳密に言うとそうですが、ビクターはこの手の技術をまとめて「20BITK2」とゆーブランド名で、
ソニーのSBMやグラモフォンの4Dに対抗する情報量拡大技術として、クラシックCD等にロゴマークを貼っています。
ですから呼称は、一般に解り易く「K2」で良いのではと思います。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:TS 投稿日:2000/02/14(Mon) 20:10:36
>一般に解り易く「K2」で良いのではと思います。
そうしますと、ビクターのDVDプレーヤーやCDPにおける「K2」回路と混同する恐れがあります。20Bitは音の大小(Y軸)、K2はジッター低減(Z軸)方向の改善技術ですから。
#これは本来、ややこしい呼称をするメーカーの問題なのですが。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/14(Mon) 21:12:08
ビクターでは正式に、20>16bit圧縮技術を、K2スーパーコーディングと呼称しています。
そして、録音(マスター、プレス段階までの伝送系全てを含め)段階で併用される、ジッター、リップル除去技術は、
K2インターフェイスとしています。ですから総称してK2で問題ありません。
Web https://homer-c.cyou/
投稿者:あたる 投稿日:2000/02/10(Thu) 17:21:04
何時も疑問に思っていた事があるのですが、よろしいでしょうか?
私は主におとなしめのポップスを聞いているのですが、歌手が声をバーンと張り上げた時に
私の安価なオーディオシステムだと、声が前に出ず、引っ込んでしまいます。
ちなみに大昔に聞いたタンノイの高級大型スピーカでは、そういう現象は
起きず、歌手がステージで歌っているのをそのまま聞いている感じでした。
この現象は、何が原因なんでしょうか?
とりあえず、以下に列挙してみました。
1)元々ポップスは、音量位置を決めたらあまりボリュームを
動かす事が無いように、そういう録音にしている。
つまり声を張り上げた所ではリミッターがかかっている。
2)アンプのパワーが足りない。
3)スピーカのダイナミックレンジが足りない。
4)現在のオーディオの能力では、安価なシステムでは
人の声のダイナミックレンジを正確に再現する
事は難しい。
どうでしょうか?もし 1)ならば、リミッターがかかっていない
ソフトを紹介していただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
[507へのレス] Untitled 投稿者:しわしわ 投稿日:2000/02/12(Sat) 19:32:17
問題点を特定するためにクラシックのシンフォニーのCDをかけてみてください。
ベートーベンの5番(運命)なんてどうですか?
曲頭のジャジャジャジャーンでボリュームを決めてください。
そしてそのまま聴き進んで行くと、おそらく音量が小さいと感じるのではないでしょうか。
では音量が小さいと感じた箇所でボリュームを設定しなおして、曲頭に戻りましょう。
どうですか? オケが張っているところでリミッターがかかったように聴こえますか?
もしリミッターがかかっているように聴こえたら、たぶんアンプの瞬発力が足りません。
近頃のスピーカは能率が低いので(ミニコン用でも84~5dBのも)かなりのパワーを要求しますが、それでも一般家庭では数10Wもあれば十分です。
問題は最大出力より瞬間的な電流供給能力です。
これが劣ったアンプだと前述のように聴こえることになります。
一方このテストがOKだった場合、これはソースに問題ありということになるでしょう。
あたるさんもお気付きの通り、ポピュラー音楽ではコンプレッサーの使用は常識です。
これはピークをカットする、というような消極的な使い方ではなく、音質を加工するためです。
ミキシングコンソールのフェーダーには各チャンネルにコンプレッサーが付いていて、ここでイコライザーを併用して音質の加工をします。
音質を加工した後、各楽器の音量バランスをとって2チャンネルにミックスします。
このミックスされたものに音楽的意図でさらにコンプレッサーをかけることもあります。
近頃ではできるだけ音量が大きく聞こえるように、コンプレッサーがかかりはじめるスレッショルドレベルを下げて、全体を圧縮しているようです。
おかげでもはやダイナミックレンジは10dBもない感じですね。CDをコピーするとレベルメーターは上の方で張り付きですから。
リミッターがかかっていないソフトですか。 いわゆるオーディオファイル向けソフトにはあるかもしれませんが、私は存じません。
クラシックでも使っていると思うのですが。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:Pochi kun 投稿日:2000/02/12(Sat) 21:56:03
リミッターがかかっていないソフトということで、投稿させていただきます。
セシルレコードの小倉喜久子のベートーヴェンのピアノソナタのCD(IMS9803)
同じくセシルレコードの渡辺順生のゴールドベルク変奏曲(IMS9802)
は、リミッターがかかっていません。
これは、録音したのが私ですので間違いありません。
どちらもマイク2本のみで収録し、HDで編集しています。
残響などもホールのままで、エフェクターなどは使用しておりません。
もし、この投稿に問題があれば削除してください。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:あたる 投稿日:2000/02/13(Sun) 01:06:01
しわしわさん Pochi kunさん。ご返答ありがとうございます。m(_ _)m
問題のオーケストラですが、これはリミッターがかかったような感じはないです。
それだけに、オーケストラは僕のような小音量派(というより、小音量で聞かざるを
得ない派(^^;)には不向きですね。
一方、ポップスの場合、殆どのソフトが、声を張り上げた時と、普通に歌っている
時の音量差があまり無い事に、常々疑問に思ってきたんですが
>おかげでもはやダイナミックレンジは10dBもない感じですね。
>CDをコピーするとレベルメーターは上の方で張り付きですから。
ですよね。やはり。録音側で頭を押しつぶしている感じで間違いないでしょうか?
やはり、ピークを基準に録音すると、通常の演奏レベルは低レベルになってしまう。
すると、デジタルの場合は、音質に問題が出てきてしまうような気もします。
もちろん、あまりオーケストラにように音量のアップダウンの無い方が、
一般ユーザには、扱いやすいという問題が一番重要なんでしょうが。
>リミッターがかかっていないソフトということで、投稿させていただきます。
>セシルレコードの小倉喜久子のベートーヴェンのピアノソナタのCD(IMS9803)
>同じくセシルレコードの渡辺順生のゴールドベルク変奏曲(IMS9802)
>は、リミッターがかかっていません。
わぁ!あとがとうございます。m(_ _)m。
ご自身が録音されたCDですか。凄い方がここに来ているんですね。(^^)
大感謝です。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/13(Sun) 05:11:17
普通、ソロや小編成のクラシックの録音では、リミッターは使わないですよね。>プロの方のご意見をお願いします。
録音レベルも、ピークまで入っている録音は殆どありませんし、大抵(ピークさえも)かなり低いレベルで収録されています。
ピアノソロや声楽ソロ、バイオリンソロ等のクラシックでリミッター使われてたら、逆に違和感ありそうです。
オーケストラのマルチトラック録音>ミックスダウン等では色々あるのでしょうが。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:しわしわ 投稿日:2000/02/13(Sun) 19:00:52
クラシックでもリミッターを使っているのでは? という私の発言は、想像の域を出ないもので撤回します。
ハイビット録音した後16ビットにするときに、全体をCDの枠に収まるように圧縮する、ということもないのでしょうか。
このあたり、プロの方の御意見をうかがえれば幸いです。
いやあ、畑違いのことに首をつっこんで皆様を混乱させてしまいました。
ごめんなさい。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/14(Mon) 03:32:04
>ハイビット録音した後16ビットにするときに、全体をCDの枠に収まるように圧縮する、
リミッターをかける事とは根本的に違う事ですが、これはクラシックの場合、90年頃以降大手は殆どやっています。
リミッターはダイナミックレンジ(音量の大小)を圧縮する為に行いますが、
上記のハイビット圧縮は、微少信号領域の情報量を拡大し、ダイナミックレンジを拡大する事が目的です。
僕は圧縮の違和感が付きまとうので正直嫌いなのですが、SACD等の将来の大容量フォーマットでは解決する、
一時しのぎ的技術なので、今は我慢しています。ちなみに、クラシックの場合この技術(SBM K2等)を使っても、
全体の録音レベルを上げたり、ピークをギリギリに迄持ち上げたりはしません。
>いやあ、畑違いのことに首をつっこんで皆様を混乱させてしまいました。
これは問題無いですよ。僕も時々聞きかじりでいい加減な事(とくに電気系)をカキコして突っ込まれてます(^^;。
誰にでも間違いはあると思いますから、あんまり気にしないで下さいな、楽しく行きましょう(^^)。
って、第一上に僕の書いたことも事実かどーか判りません、クラシックの編集段階で何をしているのか良く知りませんから
>だからプロの方にフォローして欲しいのです(^^;。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:TS 投稿日:2000/02/14(Mon) 11:45:55
>上記のハイビット圧縮は、微少信号領域の情報量を拡大し、ダイナミックレンジを拡大する事が目的です。
家庭用録音機でも、RW-800やソニーのSBM内蔵DATでアナログソースを録音する際には同様のことを行っています。
>僕は圧縮の違和感が付きまとうので正直嫌いなのですが、SACD等の将来の大容量フォーマットでは解決する、一時しのぎ的技術なので、今は我慢しています。
早めにハイビット録音マスターテープを増やしておくことで、次世代CDがハイビット化した際に、可能性を生かしたソフトがすぐ出るようにになるかもしれません。
ただし今のところ直接恩恵を受けうるのはMDソフト(可変量子化ビットのため)とDVDソフト(とDCC&LPソフト)だけです。SACDの場合には、マルチビットから1ビット粗密波への変換がやはり必要になります。このマルチビットから1ビット粗密波への変換は1Bit型DACの中核技術ですが、各社の思想によって相当音が変わるのが現状です。
ちなみに、K2はジッター低減技術であり量子化ビット数とは無関係です。
ただし、生かすも殺すもソフト制作者の意向にかかっています。MDソフトでも、CD用の16Bit完パケマスターの流用では意味がないですし、それ以前に「レベル上げ」で実効Dレンジが10dBもないようでは、器だけ大きくなっても無意味です。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/14(Mon) 20:04:37
>ちなみに、K2はジッター低減技術であり量子化ビット数とは無関係です。
厳密に言うとそうですが、ビクターはこの手の技術をまとめて「20BITK2」とゆーブランド名で、
ソニーのSBMやグラモフォンの4Dに対抗する情報量拡大技術として、クラシックCD等にロゴマークを貼っています。
ですから呼称は、一般に解り易く「K2」で良いのではと思います。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:TS 投稿日:2000/02/14(Mon) 20:10:36
>一般に解り易く「K2」で良いのではと思います。
そうしますと、ビクターのDVDプレーヤーやCDPにおける「K2」回路と混同する恐れがあります。20Bitは音の大小(Y軸)、K2はジッター低減(Z軸)方向の改善技術ですから。
#これは本来、ややこしい呼称をするメーカーの問題なのですが。
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[507へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/14(Mon) 21:12:08
ビクターでは正式に、20>16bit圧縮技術を、K2スーパーコーディングと呼称しています。
そして、録音(マスター、プレス段階までの伝送系全てを含め)段階で併用される、ジッター、リップル除去技術は、
K2インターフェイスとしています。ですから総称してK2で問題ありません。