>>> 現在のS−VHSデッキを紹介 |
定価340000円実勢価格180000円、W5はフォーマットが違うのですが、S−VHS記録も出来ますので、おすすめデッキとして紹介させて頂きます。基本的に映像回路はX5で開発されたものを流用していますが、新たなフィードホワード型TBC、ハイビジョンで養われた高度なフィルター技術がドッキングして未だにS−VHSとしても最高の画質を保持しています。シャープな輪郭でありながら、リンギングも少なくディテールの再現性も生々しい。X7に近い画質ですが微妙に絵作りが違うのも事実です。TBCの安定度も良いですね。音質も広がりがありノイズも少なく現在の機種に比べると優秀です。編集機能はX7と同等の8プログラム・マルチダビング、インサート、プリロール、ノーマル音声のアフレコも可能。S-VHSの3倍モードは、いまいちである。 |
旧定価250000円、現在はオープンプライスで実勢価格130000円。ゴーストクリアチューナー、ダイナミックドラム搭載で音声付でスロー&サーチがノイズレス、629デジタルTBC、フルスペック3次元搭載、編集機能マルチダビング.インサート.アフレコが可能。S-VHSとしてはトップクラスの画質を誇るスーパーエアチェックマシン。又、3倍モードに高性能メタルヘッドを搭載しいるので現在販売されているS−VHSの中では最高画質の3倍モードを保持している。3倍モードを多用する方にはピッタリでしょう。【注意】3倍モードの場合、各メーカーは互換性を保証していませんので自己録画再生に限ります。他のデッキではトラッキングが合わない等という症状が出る場合もあります。 ただ一つ、この機種には大きな問題があります。ヘッド周りの設計ミスで、静電帯電ノイズが発生しやすいことです。発生するまでの時間は、まちまちですが、1年以内で、ほぼ100%発生します。このようなことを踏まえると本当の、おすすめ高画質S−VHSは上のHR−W5でしょうね。 |
定価100000円、円実勢価格70000円前後、前作のVXG100から受け継いだゴーストクリアチューナー、3次元YC分離、YNR、CNR、デジタルワイドTBC、カット編集時に虹状ノイズが殆ど出ないフライングイレースヘッドを装備し、おまけに本体にはジョグシャトルも付き、この価格帯では考えられなかったインサートとアフレコ機能が加わりました。 そこで、ふと思うのが音声のレベルメーターですね。そうです付いています。付いてはいるのですが手動での調整ができません。カタログにはレベルメーターを見ることによって確認できるからダビングの失敗を未然に防ぐことができると書いています。でも、よく考えると所詮自動調整なのだからメーターの意味がよく解りません。まぁ、ふりだけですね。ふりだけ、貧乏人が金持ちのふりをする、あのふりです。ハイ・・・コスト的に付けられなかったのであれば、このクラスでは使いもしないアフレコなど廃してレベル調整を付けてくれた方が、よほど良かったのに あと、ビクターのお家芸である音声付きプロフェッショナルスロー、1.5倍から7倍までのバーノイズが出ないタイムスキャンも健在です。これは、かなり評価できます。メカの安定性は初代の方が良かったですが、実用に対して気にならないので、まあ合格点でしょう。拡張機能としてVHSテープで水平解像度400本が得られるS-VHS ETも付いています。一見こうやってみると、至れり尽くせりのように見えますが、肝心な作りは、かなり厳しいと言わざるを得ない部分もあり、とくに音質は、かなり厳しいです。 姉妹機HR−VX200(定価75000円)はGRTとインサート、アフレコが省かれていて実売で約1万円ほど安くなっています。基本性能は同じなので地上波の受信状態が良い場合は、こちらがお買い得かもしれませんね。 |
定価120000円、実勢価格90000円前後、3次元YC分離、3次元NR、デジタルTBC、4Mビットメモリーを使った本格タイプです。本機の凄いところは、積層型アモルファスヘッドを標準と3倍モード用にも装備されていて、ツインFEヘッドを搭載し、インサート、アフレコ、編集用5ピン端子、ジョグ、シャトル、特殊再生時キュー音が装備されている。ただし、プログラム編集機能はありません。S-VHS ETはもちろんだが、高級オーディオ機器で使われている高音質パーツを投入しているという。この値段で、ゴーストキャンセル「CG」チューナーも装備されていて、恐れ入るコストパフォーマンス機である。 |
定価75000円、実勢価格60000円前後、上位機種SB900で養った高画質ディバイスを投入しており、デジタルW3次元、YC分離、NR、デジタルTBCを搭載。地上波のコーストを低減させる「GRT」、繋ぎ録りが綺麗にできるフライングイレースヘッド、S−VHS ETはもちろん、ヘッドの摩耗に応じて記録電流を変えることができるAVR自動画質調整を装備。 面白い機能で3倍モードならぬ5倍モードを採用しています。これで2時間テープで10時間、一番長い210分テープを使えば17.5時間も録れてしまいます。 |
発売当時の定価\400000で現在は中古でしか手に入れることはできませんが、その完成度はたいへん高く現在の高級S−VHSでも太刀打ちできない部分が多い。家庭用から、かけ離れた作り、業務用並の走行系、厳選され、キッチリとバランス設定されたヘッド、3次元YC分離、3次元アダマールNR、当時としては珍しかったTBCも搭載され、至れり尽くせりだった。当然、音質レベルも高く他機を圧倒していた。程度の良い中古は、なかなか無いと思いますが、修理代が掛かるのをわかった上で、持つ喜び使う喜びを味合うのも悪くはないと思います。ハイ・・・電動式の開閉扉が壊れやすいとかの欠陥もあるとか無いとか |