AV機器ユーザーの本音

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『テーブルコショー様の声』
使用機器、日本ビクター HR-VX100

1999年末に修理(電源入らず。費用1万円)から帰ってきたビクターHR-VX7が再び動作不良状態になったため「現状渡し」で知人に無償で譲り、さて何を買おうかと情報収集を始めたところVXG300の系統は「ダメ」だからVXG200かVX200にしたほうが良いという意見を得ました。しかしよくよくウェブ上でVXG200/VX200について調べると、一つ前の世代であるVXG100/VX100ユーザがガッカリした機種こそがVXG200であるというような話も出てきてしまいました。そのようなわけでもう何を買えば良いのか分からなくなっていましたが、たまたま新品のVX100を発見して安く購入しました。

画質には満足しています。筐体のルックスも(インシュレータのダミーを除くと)悪くありません。しかしリモコンの操作性は最悪です。このような工業製品が存在して許されるのか、と思うほどの出来の悪さです。VX7の時にスライド式だった「テレビリモコン機能/ビデオリモコン機能」の切り換えが2ボタン式になってしまい、現在リモコンの機能が何になっているかが目では判断できないのです。クルマで言えば、ギアが今どこに入っているか分からないようなもので非常に危険です。

また、VX7の時にはシーソー式ボタンに割り振られていて便利だった音量調整(テレビ用リモコンとして使う時に一番頻繁に使う機能のはず)が、あろうことかタイムスキャン(音声付早送り・巻き戻し)や頭出しと共用なのです(ではシーソーボタンは何に使われているかというと、録画予約の開始時間・終了時間の調整用なのです。それも、開始専用と終了専用に分かれる「贅沢」さです)。つまり、テープが入っている状態で音量を調節しようとすると不用意にテープが動いてしまったり、ビデオの電源を切りたいのにテレビの電源が切れてしまうという奇々怪々なことが発生しうるのです。

私はもうこのリモコンでテレビを操作するのを諦めました。