ビデオデッキ、本音のインプレ

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投稿者:あい

ちょっと反則ですが、W-VHSのHDモードとDVでハイビジョン番組を録画して比較をしてみました。 使用機材:HR-W5,WV-D9000,KW-32HDF9内蔵MUSEデコーダ、MUSE-NTSCコンバータ 録画番組:「カードキャプターさくら」33話「さくらのさむーいアイススケート」

解像度:いかにNTSC最高の性能を誇るDVと言えども、やはりHDモードが再現するハイビジョン映像には太刀打ち出来ません。これはビデオデッキの性能差というよりMUSE-NTSCコンバータの性能に原因があると思いますが、エッジにまとわりつくノイズがやや多め、しかも中域を強調しているので輪郭強調が強く、不自然になっています。NTSCだとハイビジョン放送に比べて元々の解像度が低いので、輪郭強調をして補おうとしたのかも知れませんが、逆効果になっているように思います。もっとすっきりさせて欲しい。ハイビジョン映像では輪郭は極めて自然で、変な輪郭強調もありません。

色再現:ハイビジョンとNTSCのもう一つの差は「色の数」で、NTSCでは表現出来る色の幅が狭くなっているように思います。ちょうどパソコンで減色処理をした時のように、ハイビジョン本来の色と違って見える事もあります。これもMUSE-NTSCコンバータの性能によるものだと思いますが…。

その他に、動画での動きボケはハイビジョンでもありますが、NTSC変換後の方が更に多いように思います。尾を引いているのが見えます(笑) この番組は元々NTSCで制作されたのをハイビジョンに変換して流しているのですが、それでもいったんハイビジョン映像になると元のNTSCでの放送より高密度な映像に変身します。途中の伝送路の特性を上げるだけでいかに画質が良くなるか、の好例だと思います。 6月には「2001年宇宙の旅」がBS11とハイビジョンで放送されます。これも両方録画して、その差を実感してみるのも良いでしょう。(今度こそステレオでありますように…)
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投稿者:KSK

私の場合
使用機材:HR-W5,WV-D10000,HV-36PZ8内蔵MUSEデコーダ、MUSE-NTSCコンバータ
録画番組:「カードキャプターさくら」33話「さくらのさむーいアイススケート」
(実は今日の放送なのでまだ比較していません)

解像度:

W5は放送時に比べて明らかに水平解像度が落ちます。HLD-X9での比較でも水平解像度に差がないように感じます。(垂直解像度は走査線が増えた分上がっています) MUSE-NTSCコンバータの性能に差はあると思います。 当方はDD変換を宣伝しているだけあって、M-Nコンの映像はHLD-X9に比べてS/Nが良くスクイーズ記録した画像を引き伸ばしてもLDに勝っているのじゃないかと思えるほどよいですよ。(帰ったら比較してみます) 輪郭強調などはテレビの癖なのでなんともいえません。

#HV-36PZ8の場合、映画モード以外は輪郭が潰れるような強調をしてしまうので #使用していません。

色再現:

確かにW5に録画したものは色が薄くなる感じがします。

>この番組は元々NTSCで制作されたのをハイビジョンに変換して流しているのですが、それでもいったんハイビジョン映像になると元のNTSCでの放送より高密度な映像に変身します。途中の伝送路の特性を上げるだけでいかに画質が良くなるか、の好例だと思います。

もともとNTSCではないと思います。 BS2放送時はスタンダードフィルムをNTSCテレシネしたものを使い、 LD作成時はスタンダードフィルムからハイビジョンテレシネしたHDマスターを NTSCダウンコンバートしたのではないかと思います。 今回のハイビジョン放送はそのHDマスターを使ったのではないかと思います。 LDと比較した感じではスーパー、色合いがそっくりです。 #スーパーはHD合成だと思う。


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