No.300
『光デジタルケーブルについて』
Web https://homer-c.cyou/
投稿者:シンザン者 投稿日:2000/02/15(Tue) 11:08:38
アナログのケーブルに優劣があるのは判ります。
デジタルケーブルにどうして優劣があるのですか?
伝達データが1か0かが狂ってしまえばそもそも
情報が伝わらない筈だし、(下位ビットならまだしも、
上位ビットが狂ってしまえばどうにもならないでしょう?)
それが正確に伝わる限りにおいては、受信側の記録の
正確さとDACの性能によって音は決定するのでは
ないのでしょうか?
私の周囲の技術者はみんな差があるのは不思議だ
と云っていました。
詳しい方、どうして違いがあるのか教えて
いただけませんか?
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[543へのレス] Untitled 投稿者:fm5082 投稿日:2000/02/15(Tue) 11:58:15
端面の仕上げが大きく影響します。
光信号が、端面で反射して、それがLED(発光素子)に帰ってきて干渉しノイズとなります。
この反射を防ぐべく、球面仕上げ、斜め仕上げ、無反射コーティング等、いろいろ処理を施します。
キズ、汚れなどはもってのほかです。
光ケーブルの世界では、コネクタの着脱時にはかならずアルコール類で清掃するのが基本ですが、それをしているユーザーはどれだけいるか?
また、オーディオ機器用の光コネクタのはめあい精度も大きいかと思います。
あと、光ケーブルは長距離大容量伝送が得意だということ。
とにかく、今の民生用オーディオ機器、ユーザーの意識とも、光ケーブルの潜在能力がフルに発揮できる環境ではないということ。
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[543へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/15(Tue) 12:56:54
どんなケーブルを使用しても、市販されているまともな物である限り、データが欠落する事はない筈です。
但し、ケーブルの種類や、コネクターによって信号以外のジッター成分の、量や波形が変わって来ます。
それが複雑に絡み合い、結果的にアナログケーブルと同じ様に、大きく音質変化する要因となる訳です。
またfm5082さんのお書きになられた様に、民生用のTOS光ケーブルは
コネクタの精度が十分とは言えません(10m以上引き伸ばしたらデータ保証できないとか書いてあります(^^;)し、
より精度が高いSTリンクは民生用では殆ど使用されていません。
同軸ケーブルでも、敢えて音質変化(キャラクター)を付加する為にか、
規格の75Ωのインピーダンスを守らずに作られているケースが多いです。
これ以上複雑なお話は、本家AV掲示板の方で、検索or質問されるのが良いかと思います。
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[543へのレス] Untitled 投稿者:taka 投稿日:2000/02/15(Tue) 13:37:57
私は良く分っていませんが、ケーブル云々以前の規格の問題なんじゃないでしょうか。
同期系(コンスタント・レート)データ伝送にも関わらず、クロック信号を送信していないらしいじゃないですかぁ。。それでは必ず位相ズレしてしまいますよね。
>アナログのケーブルに優劣があるのは判ります。
>デジタルケーブルにどうして優劣があるのですか?
それぞれ、アナログ信号とデジタル信号と言う意味ですよね?ケーブルにはアナログもデジタルもありませんから・・・(デジタル信号も電気的にはアナログですし)
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[543へのレス] Untitled 投稿者:TS 投稿日:2000/02/15(Tue) 14:14:49
>同期系(コンスタント・レート)データ伝送にも関わらず、クロ
ック信号を送信していないらしいじゃないですかぁ。。
同じことなのですが、CDを含む現行デジタルオーディオでは、
デジタル信号としてエラー訂正可能なのは音の高低と大小だけです。
わかりやすくたとえますと、「指揮者の質を問わないオーケストラ」だとお考え下さい。指揮者に該当するのが「時間軸」です。CD上のデータでは「このデータの固まりを1/44.1K秒で再生して下さい」と書かれているだけで、本当に 1/44.1K秒で再生しているかどうかはチェックしていません。つまり、「楽譜はあるけれども、タイミングが作曲家の意図したとおりであるかは分からない」ということになります。
この検査できない「時間軸」はデジタル光ケーブルにおいて、矩形波の間隔というアナログ形式で伝達されています。従いまして、光量ロスや反射で波形の立ち上がりがぶれますと、信号を受け取った側の時間軸の判断が狂います。
時間軸が狂うという意味ではアナログ機器の回転ムラもそうですが、デジタルの場合、音量と音の高低はエラー訂正によりほとんど狂わないため、時間軸だけぶれると違和感が強いようです。CD開発当時は水晶精度を持ってすればアナログ機器との比較において飛躍的な時間軸管理の向上が見込めると考えられていましたが、いまや「並の水晶精度(44.1Khz+-100ppm前後のずれ)では不十分」という認識に変わりつつあります。
Web https://homer-c.cyou/
投稿者:シンザン者 投稿日:2000/02/15(Tue) 11:08:38
アナログのケーブルに優劣があるのは判ります。
デジタルケーブルにどうして優劣があるのですか?
伝達データが1か0かが狂ってしまえばそもそも
情報が伝わらない筈だし、(下位ビットならまだしも、
上位ビットが狂ってしまえばどうにもならないでしょう?)
それが正確に伝わる限りにおいては、受信側の記録の
正確さとDACの性能によって音は決定するのでは
ないのでしょうか?
私の周囲の技術者はみんな差があるのは不思議だ
と云っていました。
詳しい方、どうして違いがあるのか教えて
いただけませんか?
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[543へのレス] Untitled 投稿者:fm5082 投稿日:2000/02/15(Tue) 11:58:15
端面の仕上げが大きく影響します。
光信号が、端面で反射して、それがLED(発光素子)に帰ってきて干渉しノイズとなります。
この反射を防ぐべく、球面仕上げ、斜め仕上げ、無反射コーティング等、いろいろ処理を施します。
キズ、汚れなどはもってのほかです。
光ケーブルの世界では、コネクタの着脱時にはかならずアルコール類で清掃するのが基本ですが、それをしているユーザーはどれだけいるか?
また、オーディオ機器用の光コネクタのはめあい精度も大きいかと思います。
あと、光ケーブルは長距離大容量伝送が得意だということ。
とにかく、今の民生用オーディオ機器、ユーザーの意識とも、光ケーブルの潜在能力がフルに発揮できる環境ではないということ。
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[543へのレス] Untitled 投稿者:エリオル 投稿日:2000/02/15(Tue) 12:56:54
どんなケーブルを使用しても、市販されているまともな物である限り、データが欠落する事はない筈です。
但し、ケーブルの種類や、コネクターによって信号以外のジッター成分の、量や波形が変わって来ます。
それが複雑に絡み合い、結果的にアナログケーブルと同じ様に、大きく音質変化する要因となる訳です。
またfm5082さんのお書きになられた様に、民生用のTOS光ケーブルは
コネクタの精度が十分とは言えません(10m以上引き伸ばしたらデータ保証できないとか書いてあります(^^;)し、
より精度が高いSTリンクは民生用では殆ど使用されていません。
同軸ケーブルでも、敢えて音質変化(キャラクター)を付加する為にか、
規格の75Ωのインピーダンスを守らずに作られているケースが多いです。
これ以上複雑なお話は、本家AV掲示板の方で、検索or質問されるのが良いかと思います。
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[543へのレス] Untitled 投稿者:taka 投稿日:2000/02/15(Tue) 13:37:57
私は良く分っていませんが、ケーブル云々以前の規格の問題なんじゃないでしょうか。
同期系(コンスタント・レート)データ伝送にも関わらず、クロック信号を送信していないらしいじゃないですかぁ。。それでは必ず位相ズレしてしまいますよね。
>アナログのケーブルに優劣があるのは判ります。
>デジタルケーブルにどうして優劣があるのですか?
それぞれ、アナログ信号とデジタル信号と言う意味ですよね?ケーブルにはアナログもデジタルもありませんから・・・(デジタル信号も電気的にはアナログですし)
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[543へのレス] Untitled 投稿者:TS 投稿日:2000/02/15(Tue) 14:14:49
>同期系(コンスタント・レート)データ伝送にも関わらず、クロ
ック信号を送信していないらしいじゃないですかぁ。。
同じことなのですが、CDを含む現行デジタルオーディオでは、
デジタル信号としてエラー訂正可能なのは音の高低と大小だけです。
わかりやすくたとえますと、「指揮者の質を問わないオーケストラ」だとお考え下さい。指揮者に該当するのが「時間軸」です。CD上のデータでは「このデータの固まりを1/44.1K秒で再生して下さい」と書かれているだけで、本当に 1/44.1K秒で再生しているかどうかはチェックしていません。つまり、「楽譜はあるけれども、タイミングが作曲家の意図したとおりであるかは分からない」ということになります。
この検査できない「時間軸」はデジタル光ケーブルにおいて、矩形波の間隔というアナログ形式で伝達されています。従いまして、光量ロスや反射で波形の立ち上がりがぶれますと、信号を受け取った側の時間軸の判断が狂います。
時間軸が狂うという意味ではアナログ機器の回転ムラもそうですが、デジタルの場合、音量と音の高低はエラー訂正によりほとんど狂わないため、時間軸だけぶれると違和感が強いようです。CD開発当時は水晶精度を持ってすればアナログ機器との比較において飛躍的な時間軸管理の向上が見込めると考えられていましたが、いまや「並の水晶精度(44.1Khz+-100ppm前後のずれ)では不十分」という認識に変わりつつあります。
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