No.377
『J-popのレコーディングは?』
名前:匿名さん 投稿日:2002/11/17(Sun) 02:08
最近オーディオシステムが整い、初めは趣味のJAZZを聞いていました。
それなりの投資をしただけにまずまずな音、次にJ-POPを聞いてみました、
最近でた女性シンガーのアルバムなのですが、そこで思ったのですが、
JAZZのCDに比べると明らかに邦楽のCDは音が悪い・・?というか違いすぎる!
本当に同じシステムで聴いているのか疑問になるくらいの違いです。
しかしJAZZのレコーディングは1960年代にされた物・・邦楽の方は
ごく最近発売された物・・何故ここまで音が違うのでしょうか?
洋楽と邦楽ではレコーディングにそれだけ差があるのでしょうか?
それともただの思い過ごし・・
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1 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/17(Sun) 03:13
残念ながらそれが現実です。
尤も全部が悪い訳ではなく、小柳ゆき、鬼束ちひろなど、優れた録音も
ありますから聞いてみてください。
==BTW==
最近巷を騒がせているCCCDとかいう規格外ディスクを放り出した某レー
ベルは録音が腐れています。カジュアルコピー対策も結構ですが、もう
すこしまともな録音のディスクを出してからいってほしいもんだ(怒
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2 名前:まずまずBSデジタル 投稿日:2002/11/17(Sun) 03:48
僕は、アパート暮らしが長く、ヘッドホンをせずに音を聞く機会がなくなったせいか、
とんでもないノイズ以外は気にならなくなり、今では mp3 で満足しています。
そんな輩がお尋ねするのはおこがましいとは思いますが、教えてください。
> 邦楽のCDは音が悪い
というのは、どのようなことを意味しているのでしょうか。
「音が悪い」という言葉にはいろいろ意味が考えられると思うので、どういうことを
指しておられるのか教えてください。すごく興味があります。
例を挙げると、
・ノイズが多い、音が割れている など、録音状態の問題
・音に深さを感じない、音が軽い など、録音方法の問題
・アレンジの問題
など、いろいろ考えられます。
また、最近は、デジタル機器が豊富で使用も簡単だと思うので、それに頼り過ぎて
起きる問題、例えば、疑似音でごまかしているとか、音程をデジタル処理でごまかし
ているとかも考えられます。
さらに、リリース周期の短縮化で、音を作り込む余裕がなく、数回の録音で済ます
こともあると思われ、それによる弊害で音に気持ちが入っていないとか感じることが
あったりするかもしれません。
いろいろ例を挙げましたが、僕は、音に詳しいわけではなく、もっと他の意味合い
があるのかもしれませんが、どういうふうに「音が悪い」のかは非常に興味があります。
是非とも知りたいので、よろしくお願いします。
3 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/18(Mon) 08:44
JAZZやオーケストラは生で録音されているのにたいし、邦楽はMIDIを使って
生の音を再現しようとしているだけ、音の良し悪しは明らかです。MIDIでしか
再現できない音もありますけど。MIDIの方が圧倒的にお金が掛からず
手間も省けると思うし
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4 名前:HOS 投稿日:2002/11/18(Mon) 11:32
HOSと申します。アコースティックな楽器は本来の音があり電子けいには
それがありません。本来の音色が再現できない状態は悪い音のひとつだと思い
ます。また録音やディスクの製造過程や自宅で再生する際何らかのノイズが
混入するような場合もあるでしょう。かつて日本のレコードの品質は世界じゅう
からみとめられるほど優秀だったそうですがそれはあくまで工業製品としてで
ある著名なJAZZの米人レコーディングエンジニアは きれいに磨かれたガラス
ごしに美女をみているようだ。わたしの音は化粧すらしていないがさわれるし
においもかげる体温もあるといったそうです。簡単な例をひとつ、、タイトル
を出すと何かと当たり障りがありますので伏せますが、B,Nレーベルのあるドラマーの1963年の
録音盤アナログディスクとそのCD盤を比べてみると1曲目が20分近い曲
なのですがハイハットの音が前者は極めて鋭く繊細なのに対し後者はパシャ
パシャ濁っていて響きも澄んでいません。情報の欠落がもし音を構成する重要
な要素(例えば倍音成分)において発生したり 変に書き換えられたり あるい
は雑音が加わったりすればそれはやはりいい音とは言い難いように思います。
わたしは数年前までコンサートなどを企画する仕事をしていたのですが音楽と
いうデリケートなものを扱う現場の手間や金のかけかた人手の数は外国と日本
では雲泥の差がありました。こういったことも関係あるかもしれませんね。
長文失礼。
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5 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/18(Mon) 22:39
電子楽器であろうと生楽器であろうと、良い録音はやはり良いのです。要するに、
「ま、こんなもんだろ?」
と、
「もう少しよくならないか?」
では録音された結果に差がでてしまうと思います。
コンプをガンガンに効かせて、ラージモニタを使わず、サブモニチェックだけで済ませてしまうような(ラジカセ&ミニコンにあわせた音作りだそうですよ)エンジニアが居るのも日本の現実のようで。
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7 名前:maidomaido 投稿日:2002/11/25(Mon) 02:11
明解です。歌の下手な歌手が多いからです。何回ものテイクを継ぎはぎし、
音程やリズムの狂ったところを補正し、編集する。その工程が増えれば、当然
音のクリアさが失われます。さらに、電気的なサウンドの重ね録り、エフェクター
の多用も音をにごらせる要因となります。
勿論、例外もあります。
http://sumire.sakura.ne.jp/~outlaw/audio...
従って、アコースティックな楽器による伴奏、歌の一発録りが理想ですね。
もちろん、レコーディングに関わるエンジニア、音楽プロデューサーの意識にも、
音に対するこだわりが乏しいことも、反映されているのでは、と思います。
最近、聴いた中では、洋楽ですが、FAITH HILLの「CRY」(輸入盤)の
録音の優秀さが際立っていました。J-POPもこのくらいの録音なら、
うれしいのですが。
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8 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/25(Mon) 06:44
>明解です。歌の下手な歌手が多いからです。何回ものテイクを継ぎはぎし、
>音程やリズムの狂ったところを補正し、編集する。その工程が増えれば、当然
>音のクリアさが失われます。
歌は歌で録音・編集して最後に演奏とミックスするのでは?
歌が下手だからって演奏の音質にまで影響するとは思えませんが・・・
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9 名前:maidomaido 投稿日:2002/11/26(Tue) 03:23
http://sumire.sakura.ne.jp/~outlaw/audio...
上記のスレの37及び39でも指摘されております。
>新人になると、10回以上は録音しないとダメなケースも珍しくないとのことです。昔みたいな1回録りではないのも、音を悪くしている原因の一つだと思います。
>加工(エフェクト、マスタリング)などを施しすぎだからと聞きました。なぜそんなに加工するのかというと、歌や演奏が上手じゃないから補正が必要とのこと!!だそうです。
http://www.usen.com/music/dome_pickup.ht...
>ここでは“オリビアを聴きながら”“セレナーデ”“Walking In The Rain”を、一発録りに近い形での弾き語りでレコーディングをしたんですけど・・・
尾崎亜美さんは、音のよい教会とロスのスタジオを選び、ピアノの弾き語りで、しかも一発録りに近い形でされておられます。
そのような音にこだわるアーティストもいるのです。マイクも、曲ごとに使い分けておられます。これは、一例です。
http://www.mixerslab.com/diary/d003.html
尾崎亜美プロデュースによる新人歌手myu:のアルバムのレコーディング(マスタリング)は、何と、原田光晴さんが担当。
http://211.125.80.192/onairstudio/azabu/...
要は、ミュージシャン自身やその関係者がどこまで音にこだわるか、が大事なことです。
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10 名前:ひろみっく 投稿日:2002/11/26(Tue) 07:46
個人HPへの直リンクいいんでしたらはっておきますー。
http://www.calvadoshof.com/NewAudio/audi...
こちらが1つの参考になるかと。
だいたい私も同じように考えています。
優秀録音例に飯島真理があったのはうれしかったですね。
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11 名前:maidomaido 投稿日:2002/11/26(Tue) 21:38
優秀な録音というと、私などは60年代のマーキュリーの録音を想起してしまいます(笑)。
当時としてはまさに画期的、今なお、その新鮮なサウンドに驚かされます。
録音についての非常に興味深いインタビューです。こちらも、ご参考に。
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12 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/26(Tue) 23:32
とうとうキングもCCCD導入を決定したそうです。
これでピュアオーディオの意味が半減したといえます。
もう録音の質は問われない時代なのかもしれません・・・
名前:匿名さん 投稿日:2002/11/17(Sun) 02:08
最近オーディオシステムが整い、初めは趣味のJAZZを聞いていました。
それなりの投資をしただけにまずまずな音、次にJ-POPを聞いてみました、
最近でた女性シンガーのアルバムなのですが、そこで思ったのですが、
JAZZのCDに比べると明らかに邦楽のCDは音が悪い・・?というか違いすぎる!
本当に同じシステムで聴いているのか疑問になるくらいの違いです。
しかしJAZZのレコーディングは1960年代にされた物・・邦楽の方は
ごく最近発売された物・・何故ここまで音が違うのでしょうか?
洋楽と邦楽ではレコーディングにそれだけ差があるのでしょうか?
それともただの思い過ごし・・
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1 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/17(Sun) 03:13
残念ながらそれが現実です。
尤も全部が悪い訳ではなく、小柳ゆき、鬼束ちひろなど、優れた録音も
ありますから聞いてみてください。
==BTW==
最近巷を騒がせているCCCDとかいう規格外ディスクを放り出した某レー
ベルは録音が腐れています。カジュアルコピー対策も結構ですが、もう
すこしまともな録音のディスクを出してからいってほしいもんだ(怒
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2 名前:まずまずBSデジタル 投稿日:2002/11/17(Sun) 03:48
僕は、アパート暮らしが長く、ヘッドホンをせずに音を聞く機会がなくなったせいか、
とんでもないノイズ以外は気にならなくなり、今では mp3 で満足しています。
そんな輩がお尋ねするのはおこがましいとは思いますが、教えてください。
> 邦楽のCDは音が悪い
というのは、どのようなことを意味しているのでしょうか。
「音が悪い」という言葉にはいろいろ意味が考えられると思うので、どういうことを
指しておられるのか教えてください。すごく興味があります。
例を挙げると、
・ノイズが多い、音が割れている など、録音状態の問題
・音に深さを感じない、音が軽い など、録音方法の問題
・アレンジの問題
など、いろいろ考えられます。
また、最近は、デジタル機器が豊富で使用も簡単だと思うので、それに頼り過ぎて
起きる問題、例えば、疑似音でごまかしているとか、音程をデジタル処理でごまかし
ているとかも考えられます。
さらに、リリース周期の短縮化で、音を作り込む余裕がなく、数回の録音で済ます
こともあると思われ、それによる弊害で音に気持ちが入っていないとか感じることが
あったりするかもしれません。
いろいろ例を挙げましたが、僕は、音に詳しいわけではなく、もっと他の意味合い
があるのかもしれませんが、どういうふうに「音が悪い」のかは非常に興味があります。
是非とも知りたいので、よろしくお願いします。
3 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/18(Mon) 08:44
JAZZやオーケストラは生で録音されているのにたいし、邦楽はMIDIを使って
生の音を再現しようとしているだけ、音の良し悪しは明らかです。MIDIでしか
再現できない音もありますけど。MIDIの方が圧倒的にお金が掛からず
手間も省けると思うし
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4 名前:HOS 投稿日:2002/11/18(Mon) 11:32
HOSと申します。アコースティックな楽器は本来の音があり電子けいには
それがありません。本来の音色が再現できない状態は悪い音のひとつだと思い
ます。また録音やディスクの製造過程や自宅で再生する際何らかのノイズが
混入するような場合もあるでしょう。かつて日本のレコードの品質は世界じゅう
からみとめられるほど優秀だったそうですがそれはあくまで工業製品としてで
ある著名なJAZZの米人レコーディングエンジニアは きれいに磨かれたガラス
ごしに美女をみているようだ。わたしの音は化粧すらしていないがさわれるし
においもかげる体温もあるといったそうです。簡単な例をひとつ、、タイトル
を出すと何かと当たり障りがありますので伏せますが、B,Nレーベルのあるドラマーの1963年の
録音盤アナログディスクとそのCD盤を比べてみると1曲目が20分近い曲
なのですがハイハットの音が前者は極めて鋭く繊細なのに対し後者はパシャ
パシャ濁っていて響きも澄んでいません。情報の欠落がもし音を構成する重要
な要素(例えば倍音成分)において発生したり 変に書き換えられたり あるい
は雑音が加わったりすればそれはやはりいい音とは言い難いように思います。
わたしは数年前までコンサートなどを企画する仕事をしていたのですが音楽と
いうデリケートなものを扱う現場の手間や金のかけかた人手の数は外国と日本
では雲泥の差がありました。こういったことも関係あるかもしれませんね。
長文失礼。
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5 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/18(Mon) 22:39
電子楽器であろうと生楽器であろうと、良い録音はやはり良いのです。要するに、
「ま、こんなもんだろ?」
と、
「もう少しよくならないか?」
では録音された結果に差がでてしまうと思います。
コンプをガンガンに効かせて、ラージモニタを使わず、サブモニチェックだけで済ませてしまうような(ラジカセ&ミニコンにあわせた音作りだそうですよ)エンジニアが居るのも日本の現実のようで。
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7 名前:maidomaido 投稿日:2002/11/25(Mon) 02:11
明解です。歌の下手な歌手が多いからです。何回ものテイクを継ぎはぎし、
音程やリズムの狂ったところを補正し、編集する。その工程が増えれば、当然
音のクリアさが失われます。さらに、電気的なサウンドの重ね録り、エフェクター
の多用も音をにごらせる要因となります。
勿論、例外もあります。
http://sumire.sakura.ne.jp/~outlaw/audio...
従って、アコースティックな楽器による伴奏、歌の一発録りが理想ですね。
もちろん、レコーディングに関わるエンジニア、音楽プロデューサーの意識にも、
音に対するこだわりが乏しいことも、反映されているのでは、と思います。
最近、聴いた中では、洋楽ですが、FAITH HILLの「CRY」(輸入盤)の
録音の優秀さが際立っていました。J-POPもこのくらいの録音なら、
うれしいのですが。
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8 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/25(Mon) 06:44
>明解です。歌の下手な歌手が多いからです。何回ものテイクを継ぎはぎし、
>音程やリズムの狂ったところを補正し、編集する。その工程が増えれば、当然
>音のクリアさが失われます。
歌は歌で録音・編集して最後に演奏とミックスするのでは?
歌が下手だからって演奏の音質にまで影響するとは思えませんが・・・
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9 名前:maidomaido 投稿日:2002/11/26(Tue) 03:23
http://sumire.sakura.ne.jp/~outlaw/audio...
上記のスレの37及び39でも指摘されております。
>新人になると、10回以上は録音しないとダメなケースも珍しくないとのことです。昔みたいな1回録りではないのも、音を悪くしている原因の一つだと思います。
>加工(エフェクト、マスタリング)などを施しすぎだからと聞きました。なぜそんなに加工するのかというと、歌や演奏が上手じゃないから補正が必要とのこと!!だそうです。
http://www.usen.com/music/dome_pickup.ht...
>ここでは“オリビアを聴きながら”“セレナーデ”“Walking In The Rain”を、一発録りに近い形での弾き語りでレコーディングをしたんですけど・・・
尾崎亜美さんは、音のよい教会とロスのスタジオを選び、ピアノの弾き語りで、しかも一発録りに近い形でされておられます。
そのような音にこだわるアーティストもいるのです。マイクも、曲ごとに使い分けておられます。これは、一例です。
http://www.mixerslab.com/diary/d003.html
尾崎亜美プロデュースによる新人歌手myu:のアルバムのレコーディング(マスタリング)は、何と、原田光晴さんが担当。
http://211.125.80.192/onairstudio/azabu/...
要は、ミュージシャン自身やその関係者がどこまで音にこだわるか、が大事なことです。
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10 名前:ひろみっく 投稿日:2002/11/26(Tue) 07:46
個人HPへの直リンクいいんでしたらはっておきますー。
http://www.calvadoshof.com/NewAudio/audi...
こちらが1つの参考になるかと。
だいたい私も同じように考えています。
優秀録音例に飯島真理があったのはうれしかったですね。
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11 名前:maidomaido 投稿日:2002/11/26(Tue) 21:38
優秀な録音というと、私などは60年代のマーキュリーの録音を想起してしまいます(笑)。
当時としてはまさに画期的、今なお、その新鮮なサウンドに驚かされます。
録音についての非常に興味深いインタビューです。こちらも、ご参考に。
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12 名前:匿名さん 投稿日:2002/11/26(Tue) 23:32
とうとうキングもCCCD導入を決定したそうです。
これでピュアオーディオの意味が半減したといえます。
もう録音の質は問われない時代なのかもしれません・・・
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